黒崎真のレビュー一覧

  • マーティン・ルーサー・キング 非暴力の闘士
    キング牧師の伝記は既に読んだことがある程度の知識量で読むのが望ましいと思う。少なくとも、モンゴメリ・バスボイコットとかワシントン大行進とかは、本文でももちろん説明されているが予備知識があった方がスムーズだろう。(一般的な伝記から読む場合は岩波ジュニア新書へGO!)
    この本は副題にあるとおり、非暴力の...続きを読む
  • マーティン・ルーサー・キング 非暴力の闘士
    戦略的に考えてたんだなぁと思った
    非暴力なら腕力いらないので大衆が動員できるし、相手が暴力ふるってきたら相手側に悪印象を植え付けることができる。
    第三者の目というのを意識している。
    しかし相手もバカではないから失敗を学習して対応を変えてくる。
    この攻防は見ていて面白い。
    最終的には諸悪の根源である経...続きを読む
  • マーティン・ルーサー・キング 非暴力の闘士
    非暴力による公民権運動を追求した善の人、キング牧師の伝記です。
    キング牧師の幼少期から始まり、暗殺、我々が生きる現代に至るまでが詳しく綴られています。
    他の活動家と趣を異にしていた彼の思想は、白人支配層を混乱させます。
    様々な苦しみを与えられてきた彼が求めるものは、暴力による淘汰ではなく非暴力による...続きを読む
  • マーティン・ルーサー・キング 非暴力の闘士
    南部黒人の迫害、バスボイコット、公民権運動、ワシントンD.C.でのl have a dream 演説と、ぼんやりとしかイメージ出来なかったキング牧師を生い立ちからその理想、運動の姿勢まで分かりやすく提示してくれています。また、その後のキングにもスポットをあててくれており、日本人として理解が出来ていな...続きを読む
  • マーティン・ルーサー・キング 非暴力の闘士
    2018年にでたキングのコンパクトな評伝。最近の研究なども踏まえたものになっており、偉人伝的なものではなくて、一人の人間として、現実のなかにおいて悩み、そして成長していく姿を描いている。

    キングは、学生時代から、非暴力について学んでいて、初期のモントゴメリーのバス・ボイコット運動の演説でも、すでに...続きを読む
  • マーティン・ルーサー・キング 非暴力の闘士
     アメリカ黒人解放運動の伝説的指導者マーティン・ルーサー・キングの評伝。一般に公民権運動のカリスマ、あるいはガンディー由来の非暴力思想の伝道者・実践者として語られがちだが、本書では晩年に尽力した反戦平和運動や反貧困運動への取り組みにも紙幅を割き、今日のアメリカ社会で流布する毒抜きされた「公式的な」キ...続きを読む
  • マーティン・ルーサー・キング 非暴力の闘士
    数ヶ月前、キング牧師の孫が演説してるのを見て興味を持ち手に取った本。
    キング牧師がガンジーにあれだけ感化されてたのは初めて知った。
    それにしても昭和40年代、東京オリンピック前後にあれだけ激しい人種差別がアメリカにあったとは・・・。
    歴史的に見ればついこないだよね。