安田佳澄のレビュー一覧

  • ビッグコミックスペリオール 2020年23号(2020年11月13日発売)
  • フールナイト 7
    こんなに絶望的で悲しい状況をオシャレに魅せる作者の演出力とセンスが大爆発。すごい。

    「知識と想像力が不幸を遠ざける。人生を豊かにする。」
  • フールナイト 7
    「知識と想像力が不幸を遠ざける。人生を豊かにする」。貧すれば鈍す…だけど、知識と想像力とは?というところまで格差が進んでしまうのか、と暗澹とした気持ちになります。
    トーシローが見たムクルの記憶と慟哭と、ラストの笑顔も胸に刺さりました。九大博士も白いお兄さん(トーシロー)も、ムクルにとっては妹の次に光...続きを読む
  • フールナイト 8
    ここで、序盤に出てきた「南極」が語られるのか…面白かったです。
    南極に籠もってる「セントラル」の理念で転花する人たちは全て礎に、というのは九大博士も怒る…と思ったらやっぱりちょっと方向性が違いました。人は進化できるかもしれにいのに、なんだな。。
    九大博士は生き延び方もマッド。そんなやり方したら3年以...続きを読む
  • 電波青年 1巻

    電波ってそっちか。

    ネットラジオをやっていた人が主人公。
    逃げる系のお話(逃亡者系とはあえて言わない)で、雰囲気が好きです。
  • フールナイト 2
    一巻から2巻にかけてのピアノの話に深みがあって…作品を検索してみたらまだ、2作目くらい?新人離れした実力のある方のようで驚いた。
  • フールナイト 1
    最近多い気がするポストアポカリプス系(壊滅的なダメージ受けた後の文明が舞台)。
    ゆらぎのある線が独特で、お話と合っていて魅力的。
  • フールナイト 1

    食わず嫌いだった

    最初の数ページだけ見て絵柄が少し苦手に感じて積読状態だったが、ちゃんと読んだら何これ面白い。苦手な絵柄も味に思えるくらい気に入った。主人公の特殊能力と人間らしいいい加減さ優しさが、今後どのようにストーリー展開に絡むのか楽しみ。
  • フールナイト 6

    ちょっと無理筋?

    ちょっと文書を巡る駆け引きと戦闘は無理筋な感じがしたので、星一つ減点。八束と西の因縁など別の人間関係が重要味を帯びてきて今後が楽しみ。
  • フールナイト 5
    トーシローが出会ったのがヨミコだっただけで、違う人と出会ってたらもしかしたらアイヴィーみたいな人生だったかもとなると他人事じゃなくって…というのも、トーシローがアイヴィーを完全に敵だとは思えない一因なのかもしれないとも思いました。這い出せない貧困は身に沁みてわかってるだろうから。
    叶野さんの、フラグ...続きを読む
  • フールナイト 6
    転花、植物としての生はあるけど人間としての生は無いと言いたいのか…西くん。。
    叶野さんたちと転花庁監察官たちの戦闘、公務員と傭兵とはいえ激しい殺し合い。
    叶野さんいつの間に?アキラのところに久しぶりに戻ってきて護衛してるのこのせいもあったのかな。残りの時間はアキラを護るために使う、と。トーシローより...続きを読む
  • フールナイト 1
    太陽の無い絶望の世界、遠く無い未来に本当にありそうな話。絶望的な展開なのに引き込まれていく、止められない疾走感と上手さ。うううこんなに苦しいのに。。
  • フールナイト 4
    アキラの、太陽の下にいる夢……夏だ。涙するのも頷ける。アキラもなんか抱えてるのかな、叶野さん何者だろう。
    アイヴィー出現から方向性変わってきたけど目が離せないのは変わらず。
    この世界で、人間のまま生きるか人間であることを捨てて生きるのか…という問いより、社会の暗部との闘いみたいになってしまったな。
    ...続きを読む
  • フールナイト 3
    3巻も様々な闇が深い。
    冬と夜だけの闇と、生活面での闇が濃いです。酸素税で呼吸するにもお金が必要。
    2巻だったか「囚人を麦にして作った密造酒」が出てきた時に薄っすら思った(野菜も転花した人から作るのかな…の描写も今後出てきたりするのか?)が現実味を帯びてきた、「人造家具」。この世界でも木造を求める謎...続きを読む
  • フールナイト 1
    分厚い雲に覆われ夜と冬しか無くなった世界で、人は人間を植物にする技術で作り出した酸素で生きている。
    こんな壮絶な社会でも人間として生きるか、植物となり苦しみ捨てて新しい生を送るか…“転花”したけど肉体もまだ残ってる身体からはグロテスクな美を感じます。
    ヤングケアラーな主人公は、大怪我とかによって転花...続きを読む
  • フールナイト 2
    2巻も面白かったです。だいたいのページに植物が描いてあるの好きです。夜だからずっと空は真っ暗だけれど。
    2巻から始まったアイヴィー事件、闇が深そうです。転花反対派とかやっぱり居るのかぁ…陰謀な気もします。「人間辞めても変わらず生きていけるなんて…!」みたいなのは凄い。それは人間ではない。
    ヨミコ心配...続きを読む
  • フールナイト 1
    後々通俗的なリベラルに毒されていく
     一巻は最後の、ピアニストが父をピアノにするといふ展開に驚いた。だから次巻以降も人情物として描けばよかったと思ふのだが、さうはならず、デモやら貧困やらが出てくると単純で通俗的なリベラルに陥ってしまった。
  • フールナイト 2
    父を探してたピアニストのスミ、呪縛から解放されてく場面が印象的だった…よかった。そしてトーシローの方は、苦難が続いてかわいそう…何者かになりたいとあせる姿が悲しい。ヨミコも親に確執あったみたいだけど、公務員になってまともな生活してるから、ある程度仕方ないのかな…。ヨミコとトーシローは家が近所なのかと...続きを読む
  • ビッグコミックスペリオール 2021年3号(2021年1月8日発売)
  • 電波青年 1巻

    謎が多く次が気になった

    作画は独特で個性的。話が飛んでいる感じがして繋がりが見えない部分が気になった。今後のどこかで回収されるのかも?
    謎がたくさんあるので今後の展開は気になった。