堀川哲のレビュー一覧
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哲学史の入門書としては素晴らしい。
人物一人一人について見ると、やや内容が薄く感じるが、まぁこの短かさだから歯切れよく読めたのだろう。
また読もうかな。Posted by ブクログ -
著名な哲学者の考え方を概観するには凄く良い本。近所の哲学好きなおじさんからざっくばらんに話を聞いているかのような書き口が魅力的。
『世界を動かした哲学者たち』と併せて読むと、およそのメジャーな哲学者をカバーできる。Posted by ブクログ -
ニューヨークは観光で訪れたいと思っている都市。生活するとなると様々人種で構成されている。中流家庭の白人は大半が郊外に住んでいる。マンハッタンは生活費が高すぎるからお金持ちしか住めない。生活費と治安は比例する。夜道や地下鉄は気をつけなければならない。安全なところを把握しておく必要がある。人種のコミュニ...続きを読むPosted by ブクログ
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それぞれの思想家の人物評が、ぶっちゃけたというか、身もふたもないというか、研究者としてはずいぶん思い切った物言いになっていて、ちょっとおどろいた。おかげで、おもしろくてわかりやすい。思想内容についても同様のことが言える。そして全体にシニカル。ラッセルの『西洋哲学史』をちょっと思い出した。Posted by ブクログ
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ウワサ話のようなエピソードを中心として、25人の哲学者の思想を簡単に披瀝してくれる秀逸な本。文章も上手い。このまま25コマの講座として使える。Posted by ブクログ
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哲学者についての概説本。
デカルト、ホッブズ、ロック、ヒューム、ルソー、スミス、カント、ヘーゲル、マルクス、ベンサム、ミルの11人について、その人となりから始められている。
「どのような性格」で「どのような生活」をしていたのかがわかり、彼らの思想についても理解が深まるように構成されている。
思想その...続きを読むPosted by ブクログ -
社会科とか倫理で習ったデカルト、ホッブズ、ロック、ニーチェ、フロイト、ウィトゲンシュタインなどの著名な哲学、倫理学、心理学の巨人を取り上げ、生い立ちや思想の背景にあるもの、思想自体の解説が書かれている。
高校の時は倫理が好きで、いろんな思想を知ることが面白かったからだが、結局はキーワードの暗記が...続きを読むPosted by ブクログ -
文体が面白かった、し、おおざっぱとはいえ、どなたがどんな考えを持っていたか、ということは把握できた。
ヒューム、アダム・スミス、マルクス、ニーチェあたりが特に印象に残った。
あと「読書紹介」みたいなコーナーは、とても助かるPosted by ブクログ -
デカルトから現代まで,後世に名を残した哲学者たちの人生と思想について,平易な文章でまとめている。人間とは何か,いかに生きるべきか,真理とは何か,そもそも認識とは?…,とかく思想・哲学というものは,不必要に高尚でとっつきにくいと感じてしまうが,それを生み出してきた人物の生涯や歴史の動きとあわせてみて...続きを読むPosted by ブクログ
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[ 内容 ]
ヘーゲルやマルクスは私生児の存在を暴かれ、ルソーは五人の子捨てを告発された。
ウィトゲンシュタインは同性愛が執拗に調査され、サルトルの不倫遍歴は、愛人ボーヴォワールに暴露される。
思想史を彩るスーパースターたちの私生活をのぞき見れば、意外な素顔が隠されていた!?彼らは、不条理な世界と人...続きを読むPosted by ブクログ -
ニーチェからサンデル・ローティーまで、かなり平易な言葉で時代背景に合わせた思想とその世間への影響を書いてくれる入門書。
章末に、より深く知りたい人用に成書の案内もしてくれる。
最近読んだ国分功一郎の「暇と退屈の倫理学」でハイデガーに関して興味が湧いたが、戦前の思想家の考えも、時代変われどまっ...続きを読むPosted by ブクログ -
さらっと読んだが面白かった。ニューヨークはエキサイティング!的観光本ばかりで食傷してたのでこの街で暮らすということ、の社会的意味(哲学・社会学のかたです)がリアルに伝わってきてナルホド。アイルランド系、イタリア系、ユダヤ系、ロシア系、韓国系etc、みなお互い「同じ人間」じゃないとどこかで思ってる(!...続きを読むPosted by ブクログ
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デカルト
人間機械論
思考も、何もかも物質
科学に大きく影響
泣くから悲しい、悲しいから泣くのではない。逃げるから怖いのであって、怖いから逃げるのではない。
人間は未来を想像するから、不安になり、動物はただ反応で生きているから自殺しない。
考えているからといっても、物体でない何かによるとは限らない...続きを読むPosted by ブクログ