ガブリエル=シュザンヌ・ド・ヴィルヌーヴのレビュー一覧
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ディズニーアニメや映画、ミュージカルなどで広く知られる「美女と野獣」の原作として、前にボーモン版の短編をよみましたが、こちらの方が「元祖」であるようで、ボーモン版は本作を「子供向けに要約したもの」だということが分かりました。
なるほど、大きなあらすじに変化はありませんが、本書の方がディテールまでこ...続きを読むPosted by ブクログ -
あれえ、こういう民話読んだ気がするけど、似たようなのがあったかな。
おとぎ話のようなのに、途中で、ディズニーランドのパレード並のものが出てきて面白かったです。
ベット、はじめっから紳士。Posted by ブクログ -
20170120
オリジナル版、面白かった。
一部の流れはほぼボーモン夫人と同じで、二部は結婚することになってからのその後が描かれてて、わりと長かった。
野獣がなんで野獣になったのか、野獣さんが説明してくれてスッキリ。でも読んでから気づいたけど、どこかの解説で読んだかもしれない。
文章も読みやすく、...続きを読むPosted by ブクログ -
ベルが高潔すぎて、俗っぽい人間の感情を持たないので、人造人間かよと思いながら読み進む。はあ、実は王女様だったらしく、納得。要するに美智子様みたいなもんで、そりゃ美人でたぐいまれない高潔さを持った設定になるわね。後半は今まで日本で普及している版でごっそりはしょられてる箇所で、妖精が力を持ち王国にかなり...続きを読むPosted by ブクログ
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原書タイトル『La Belle et la Bête』(la Bête:愚か者・獣)
1740年 ヴィルヌーヴ夫人によるオリジナル版。
一般的に広まっているのは子供用に書き直されたボーモン夫人版で、ディズニーアニメなどはボーモン夫人版をベースにしている。
オリジナル版の初の校訂版が2008年というか...続きを読むPosted by ブクログ -
昔、ボーモン夫人の「美女と野獣」は読んだ事があった。
でも、オリジナル版というものがあると知って、映画もある事だし読んでみようと思った。
なるほど、結構話が入り組んでるというか、登場人物も多く読み進めるのに苦労した。
ハッピーエンドだからいいけど、妖精がいろいろ絡んでいるのね。
もう1回ボーモン夫...続きを読むPosted by ブクログ -
こては童話と言うよりもハーレクインロマンス。ロマンチックではあるものの冗長で説教臭い。こちらが忘れ去られ簡潔で無駄のないボーモン版が残ったことは頷ける。Posted by ブクログ