志川節子のレビュー一覧
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「煌」が良かった志川節子。この作品も良いぞ。
吉原の花魁をめぐる7つの連作短編、女郎を仕立てる「上げゲ屋」、心身に疲れの見える花魁を整え治す「保チ屋」など、ちょっと大人な職業(架空の物です、念のため)の男たちが出てくる。「おぉ、これは官能系」と思いきや、そういうシーンはサラりと躱して吉原独特の世界...続きを読むPosted by ブクログ -
志川節子 著「芽吹長屋仕合わせ帖 ご縁の糸」、2016.10発行。この本は「結び屋おえん 糸を手繰れば」(2014.5)を改題、加筆修正、文庫化したものです。Posted by ブクログ
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志川節子さん、初読みです。「春はそこまで 風待ち小路の人々」、2015.2発行です。読み応えがあります。じっくり味わいました。武家であれ、商家であれ、いい人はいいですね(^-^) 絵草紙屋の瞬次郎と半襟屋のおちせ、鈴之進の幸多き人生に拍手です!Posted by ブクログ
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架空の職業もでてくる短編集
ちょっと今までの吉原ものとはちょっと違う。
最後の桜を咲かせる話は好きだな。。。
感想かくと色々ネタバレになりそうなのでやめるPosted by ブクログ -
中山晋平の物語というより彼から見た島村抱月である。妻と松井須磨子の間で揺れる心情と芝居への熱き想い、そして唐突な死。芸術は大衆の物であるという理念を中山晋平も抱月から受け継いで、曲作りをしたというのが肝かなぁ。Posted by ブクログ
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結び屋おえんシリーズ三弾、最終話。
縁結びをしているおえん、今回は元姑が亡くなったり、離縁した元夫に縁組を頼まれたり、また自身もお見合いをする事になったりと新しい道へと踏み出す。
人の縁を結びつけるおえん自身も新しい縁が生まれる。
読みやすくて楽しい一冊。Posted by ブクログ -
昔の家族はいつも助け合って生きてきた,現在は家族もいろいろな形があり、難しい時代です家族で会って家族でないよう家族って何? 昔には戻らない。今は令和だから。Posted by ブクログ
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【収録作品】「春雀二羽」 澤田瞳子/「藍の襷」 志川節子/「掌中ノ天」 奥山景布子/「姉妹茶屋」 西條奈加/「浮かれの蝶」 小松エメル/「おもみいたします」 あさのあつこ
「春雀二羽」 京都鷹ヶ峰御薬園の薬師・真葛シリーズ。 「藍の襷」 色酢の麹造り職人・沙奈。
「掌中ノ天」 根付職人に弟子入りする...続きを読むPosted by ブクログ -
夫と姑から、不貞を疑われ、責められ、一方的に、離縁状を叩きつけられた、おえん。実家「丸屋」で、かつて、番頭を務めていた丈右衛門の、世話で、芽吹長屋に、身を落ち着かせる。
ひょんな事で、長屋の住人の、縁を取り持った事が、きっかけで、男女の縁を取り持つ事を、生業とする。
元番頭は、大反対。早く、不貞...続きを読むPosted by ブクログ -
2018/8/7
途中退屈で何度も睡魔に襲われたけど最後はいい着地を決めはるんよね。
いい感じに終わる。
1人称で語られる印象と、別の人の目線で語られる印象の違いが面白い。
自分で思ってるほどいい男と思われてなかったり尊敬されてなかったり、ちょっと意地悪でいい。Posted by ブクログ -
2018/7/20
旦那捨ててくれてよかったー
はじめ旦那が仕込んだんかと思ったで。
ホントにただの間抜けな旦那だったとは。
フィクションに毒されすぎだw
おえんはイマイチやけど周りの人たちが素敵。Posted by ブクログ -
201610/面白かったけど、主人公のおえんのキャラがあんまり魅力的じゃなかった。周囲の登場人物達がいきいきと書かれてるのに、惜しい。おふさと量右衛門の話が切ない!Posted by ブクログ
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201502/面白かった。現代の商売アイディアを作中で違和感なくいかしたり(でも実際当時もそれに近いことをやってたってのもすごい)登場人物達も正しいだけじゃないのが人間味あっていい。でも、大人の都合で必要以上に早く大人にさせられてしまう子供の話は切なかった。Posted by ブクログ
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江戸吉原を舞台に連作七編からなる小説。
吉原が題材になっている作品って、惚れた腫れたの物語が多いと思うのですが
この小説は何だか一味違う!
遊女たちだけにスポットを当てずに、吉原で働く人たち、その家族目線などで話が進んでいくので飽きずに読めました。
連作なので、話が繋がっていくところも面白かった...続きを読むPosted by ブクログ -
吉原を取り巻く人々のお話。創作の職業を用いたお話もあります。
読み終わった感想は、因果応報。
鵜呑みにするばかりじゃなくてもっとちゃんと調べられたら。。。Posted by ブクログ