新井陽次郎のレビュー一覧

  • こんな日のきみには花が似合う
    イラストがかわいい!
    だけじゃなく蒼井ブルーさんの、日常系だけど小さな幸せが積み重なるような、エモい物語だった。
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない
    ネットで知って気にはなっていた本。書店で手に取りました。タイトルが独特ですね。
    ライトに書かれているので青春の青臭さもありながら、性的マイノリティーについて深く思うこともありで、なかなか読みごたえがありました。わたしは読みやすかったと思います。
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない  再会
    2019年にNHKで『腐女子、うっかりゲイに告る。』のタイトルでドラマ化された『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』
    その後の彼らを追った物語。

    大阪に転校した安藤純はいきなりクラスメイトの前でゲイである事をカムアウト。
    その堂々とした態度に彼の成長を感じ嬉しくなる。

    元カノ・紗枝との再会...続きを読む
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない  再会
    再会とタイトルにあるように前作の続き。
    前半は前作で出した結論が間違いじゃなかったと思えるような造りになっていて大阪に転校した主人公のその後が複数人の視点で描かれている。
    ひとりひとりの単純さと悪人ではない感じが救いを感じる。

    後半は前作での重要人物だったミスターファーレンハイトのお話。
    これは前...続きを読む
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない
    タイトルと表紙からイメージするよりも内容は重い。
    新宿の本屋さんでBL本を購入している同級生(女)に偶然会ったのはゲイの僕。というところから話は始まる。
    カクヨムで書かれていたものを書籍化したものらしく、ネット小説らしい文体で登場人物の中の幾人からの視点が変わりながら物語は進む。
    QUEENの曲をキ...続きを読む
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない  再会
    実写化もされた原作本。2冊続けて読破。

    ゲイであることを隠して生きる、高校生の純は、クラスメイトのBL好きの女子、紗枝に好意を寄せられ、告白をされる。
    純には妻帯者の中年の恋人がいるが、結婚して家庭を作るという「普通の幸せ」も諦められない。そして、思い切って、紗枝と付き合うことにするのだった。
    ...続きを読む
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない
    簡単には取り上げにくい題材。


    だけど、LGBTQに関して、そしてQUEENに関してとてもとても興味が湧いた作品でした。
    この本を見た後にちゃっかり、映画ボヘミアンラプソディ見ちゃった(笑)


    学生だったとき、もしかしたら自分のクラスにカミングアウトしてないだけで、主人公と同じような気持ちだった...続きを読む
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない  再会
    心の中のツッコミ?ボケ?が面白すぎてたくさん笑った。
    大阪弁なのでテンポが良い。
    同性愛をどう思うか?
    大きなテーマ。
    ファーレンハイトの話が壮絶で凄まじい。
    中学生なのに、考え方が大人。
    もう、番外編なのに、こっちがメインだった。
    苦しくて、想いが大きすぎて、涙が出る。
    「ただ人を好きになっただけ...続きを読む
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない
    学びの多い本だと感じた。
    中高生は、未体験の人が多いから、
    セックスについてとても興味があるけれど、
    わからないことがたくさんある。
    悩んでいる生徒もいる。
    「普通って何?」
    他人に言えない悩み。
    それがとてもよく書かれていて、共感できる。
    前半の純の心の声は、笑ってしまうくらい面白い。
    三浦さんは...続きを読む
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない
    作者のノリとか文章とかが苦手だなって思いつつ、内容はとっても良かった。最悪で破滅的な方向に進み続けるから、「え!?ほんとに大丈夫!?」って感じ。私は意地悪いからずっとにこにこだった。
    最後が最高に狂ってて最高……。
  • 私は存在が空気
    少年ジャンパー
    瀬名先輩のために、グランドキャニオンに自転車で行けるのは、すごいと思った。自殺と見せかけて、屋上から移動するのは、他人から見るとすごいびっくりするだろうなぁと思った。私も、こんな能力が使えたらなぁと思った。

    私は存在が空気
    まさか、本当に先輩が犯人だと思わなかった。先輩がベッドの...続きを読む
  • 私は存在が空気
    超能力×恋愛 がテーマの短編集。

    一作目の「少年ジャンパー」がとてもよかった。
    これぞ中田永一!という短編。
    引きこもりの少年が瞬間移動できるなんていう、
    突飛な設定を呑み込ませるのがさすが。
    しかもオチまで最高におもしろいです。
    この短編だけでも読んだ価値があったなと思うくらい。


    ただ、婦女...続きを読む
  • 2分の1成人式
    2分の1成人式の授業をきっかけに、過去を遡ったり未来を想像したり。
    11歳の娘は面白かった、っていうけど、赤ちゃんの頃の記憶を辿りに病院に行くか?と疑問だったし、幼稚園の頃から一緒の友達の誕生日(しかも同じ日!)を知らないとかあるかなー?って思ったり。10歳の女の子のリアルが中途半端な気がしたなー。...続きを読む
  • 5分後に癒されるラスト
    無理しなくていいんだよ、うちの父娘、
    幸せと切なさとが良かった。
    うっかり職場の昼休みに読んでしまって涙目。
  • 2分の1成人式
    10歳は成人式をする20歳の半分。
    二分の一成人式。最近きくようになった言葉だ。

    二分の一成人式をすることになり、宿題で自分の年表と将来の夢を書かなければならなくなったユメちゃんが、自分と向き合っていく様子を描いた作品。

    魔法少女になりたいというのが子供っぽいことを気にしていたユメちゃんが、同級...続きを読む
  • 2分の1成人式
    ちょっと少女マンガちっくなところがちらほら。
    でも最近の小学生は大人だから、こんな感じなのだろうか…
    自分が小4の時はどうだったかな?と思い出しながら読みました。