NHKラジオセンター「夏休み子ども科学電話相談」制作班のレビュー一覧
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タイトルからは想像されるものを遥かに上回る、知的好奇心の刺激、感動がこの本にはある。
夏休みの子どもから寄せられる「なぜ?」に専門家たちが回答していくが、子どもに分かるように伝えようとする専門家の苦心は、教える側の目線で面白いし、答えはそういうことだったのか!という純粋な驚きは教えられる側の目線で面...続きを読むPosted by ブクログ -
ラジオを今年初めて聴いて、欲しくなって買ってしまった。内容は今年と被るものもあるし、分かってるよと思うものもあるけれど、子供の視点に驚き、感動し、そして専門家の答え方にあっぱれと唸る、そんな時間を楽しめる。ペトリコールとゲオスミン、は雨が降るたび思い出したいなと思った。Posted by ブクログ
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「空は・・どの高さから空というのですか?」という質問いいですね!
どこから空と問われたら、どこまでが空かという疑問もわいてきます。
地面や海面はあっても空面て聞いたことがないですし。
星空という言葉はあるけれど、実際に星がある場所は誰も空だと思ってない。
科学的に定義のない概念の質問にどう答えるかで...続きを読むPosted by ブクログ -
質問と回答自体・追加解説記事はよいが、書籍の作りが大人向けで何とも言えない気持ちになる。質問するかわいい子どもの様子を大人がめでるための書籍(書籍がこうなのだから番組自体もそういう趣旨なのだろう)。高校野球の試合に青春のイメージを重ねているのと同じ感じ。真剣に質問している子どもたちに失礼だと私は思う...続きを読むPosted by ブクログ
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「空は、どの高さから空なのですか?」「人の心はどこにありますか?」「ダイオウイカはどうしてあんなに大きくなったの?」それは大人も知りたい!子どもたちの常識にしばられないさまざまな質問に、専門家の先生方がわかりやすくこたえるラジオ番組が本になりました。子どもと先生とのやりとりがそのまま再現されていて、...続きを読むPosted by ブクログ
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小さい頃、化学や理科を真面目に勉強してませんでした。
兄が生き物の不思議に夢中な理由も、理解できませんでした。
けれど、この本を読んだ今なら分かる気がするんです。
化学をとおしてみる世界は、不思議だけど、故に整っていて美しいって。化学や理科は、私たちが生きる世界のことを知ることだったんだなぁって。
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さらっと読むのにちょうど良い。
子供の視点が鋭くて驚く。
でも子供向けならもう少しやさしく書けば良いし、大人向けなら高度な解説があって良いのに、内容は中途半端な印象を受けた。毎年、夏休みの電話相談ごとに本におこして出版するのかどうか、気になる。Posted by ブクログ -
子供の方が大人よりも鋭い質問をするというのは、よく言われるが、正しくこの本にはそんな子供たちがわんさといる。
「雨の後と前とで匂いが違う」と質問した子の観察眼の鋭さに、驚いた。Posted by ブクログ -
なぜフクロウは真後ろを向ける?
⇒外からはわからないが首の骨は意外と長い。
鏡に映ると反対になるのはなぜ?
⇒左右が反対ではなく、前後が反対になっている。
セミの成虫はなぜ寿命が短い?
⇒セミにとっては短くない。
3週間くらいだがオスやメスに出会って子孫を残すには十分。
男の子にもおっぱい...続きを読むPosted by ブクログ