木曽崇のレビュー一覧

  • 「夜遊び」の経済学~世界が注目する「ナイトタイムエコノミー」~
    タイトルが興味深くてずっと「読みたい」状態であったのものをようやく買って読んだが、思った以上におもしろかった。まちづくりやマーケティングの観点からも、実になるほどという勉強になる話が盛りだくさん。具体的な事例も多く書かれており、読みやすかった。
    同じパイの客を奪い合うのではなく、「消費機会の創出」と...続きを読む
  • 「夜遊び」の経済学~世界が注目する「ナイトタイムエコノミー」~
    夜の経済は日本では新宿、すすき野、中洲。
    多くの観光地では夜は寝るためのものになっている。
    夜の経済で問題になるのは酔客、騒音などがある。
  • 「夜遊び」の経済学~世界が注目する「ナイトタイムエコノミー」~
    ・どこでお金を落としてもらうのか、どうやってお金を生み出すのかという仕組みづくりにもっと真剣に取り組むべき。(自然観光や文化財ではお金を落としてもらえない)。観光振興の目的が、地域創生なら尚更必要。
    ー観光消費総額=観光客数×平均消費額×平均滞在日数
    ・外国人観光客がどのように食事を取っているか、探...続きを読む
  • 「夜遊び」の経済学~世界が注目する「ナイトタイムエコノミー」~
    カジノを専門に研究する著者が夜遊べるスポットの効用について自身の研究やデータから解説した一冊。

    1日の中で夜暗くなってから朝が来るまでの時間を過ごせる場所として、ハロウィンなどのイベントとして近年定着はしてきましたが、本書を読んでニューヨーク、イギリス、シンガポールとさまざまな国のナイトタイムビジ...続きを読む
  • 「夜遊び」の経済学~世界が注目する「ナイトタイムエコノミー」~
    ナイトタイムエコノミーについて詳しく調べていて、本書に巡り合いました。

    訪日外国人の需要を取り込む目的で、政府が力を入れ始めていると思っていましたが、地域経済振興の狙いもあり、進行の先には税収増も見込めるという、創造よりも大きなマーケットになりそうだと感じました。

    夜の遊び=飲み会、だけではあり...続きを読む
  • 「夜遊び」の経済学~世界が注目する「ナイトタイムエコノミー」~
    日本では特に「夜は寝るものだ」という固定観念があるが...という話の展開で、主張としては分かるけれど、今まで読んだ睡眠についての本などを思い出すと、昼働いて夜は寝るという方が健康のためには良さそうに思えて、本書はそれとは別の「経済」という角度からの視点であり、そのあたりのバランスを上手く取る必要があ...続きを読む
  • 「夜遊び」の経済学~世界が注目する「ナイトタイムエコノミー」~
    新橋の夜の経済にはずいぶん貢献しているつもりだが、やはり、夜をどのように盛り上げるかは課題だと思う。この本には登場しないが、兵庫県の城崎温泉は、町を活性化するために、外湯を推奨し、内風呂の大きさを制限、外湯から、温泉街の活気(ビジネス)を伸ばし、町ぐるみで潤うようにしていると。夜の経済のための商業、...続きを読む
  • 「夜遊び」の経済学~世界が注目する「ナイトタイムエコノミー」~
    夜が早すぎる優等生観光国家、日本。観光客それ自体はコストであるという目からうろこの指摘。観光客の人数を増やしても、お金を使ってもらえなければ(平均消費額と滞在日数を増やさなければ)意味が無い。
    自分にとっては新鮮な情報がてんこ盛りであり、啓蒙書であった。ゴールデン街潰してしまえ、クラブは締めつけろ、...続きを読む
  • 「夜遊び」の経済学~世界が注目する「ナイトタイムエコノミー」~
    夜の観光資源というのがふわっとしててよくわからなかった(ドンキが開いてるくらいでよいのか…?)けど、総じて面白かった。
  • 「夜遊び」の経済学~世界が注目する「ナイトタイムエコノミー」~
    夜遊び、とあるが女遊びではない事を明記しておく。訪日客からら見て、夕食後のアイドルタイムの活用でチャンスあり!と説いている。日本の名物=温泉 は夜はただ旅館でテレビ。夜に散歩にも出ようものなら遭難してしまう。お金を使いに来ている客に場所と目的、理由を創れば、旅行単価は上がる。ついでの消費をどれだけ作...続きを読む
  • 「夜遊び」の経済学~世界が注目する「ナイトタイムエコノミー」~
    稼ぎを夜に求めることの是非は置いといて、なぜ観光で稼ぎが必要かを改めて考えさせられる。当たり前だが、観光客が来る=地域にとってはコスト。経済効果を生まない観光施策はリターンを生まないマイナス政策。反論の余地を与えないパーフェクトなインセンティブ。