誉田哲也のレビュー一覧

  • 武士道エイティーン
    やっぱり武士道シリーズは最高に面白い。
    面白いんだけど電車の中とかじゃ絶対読めない。
    最近歳のせいか涙腺が弱くなってすぐ感動して涙が出ちゃうもんで。エイティーンでも結構泣かされた。
    今回は桐谷先生とか緑子とか吉野先生とかいろんな人の過去とかも絡んできてそれぞれのストーリーが面白かったんだけどメインは...続きを読む
  • インデックス
    あの「刑事 姫川玲子」のシリーズで、本作は8篇の短篇が収められた一冊ということになる。
    作品の“時期”の設定としては長篇の『ブルーマーダー』の事件の頃の前に相当する篇と、後に相当する篇とが混じっている。『ストロベリーナイト』で、警視庁の本庁、捜査一課の捜査員として登場した「刑事 姫川玲子」だが、『ソ...続きを読む
  • 新装版 ジウIII 新世界秩序
    ジウ三部作が新装版で出たと知り、これを機に再読。

    その犯行の残酷さ、凄惨さと、ジウの無垢さや孤独などが矛盾しないということにまず驚いた。
    黒幕は別にいるということも関係しているとは思うが、やはりジウのバックグラウンドがあまりにも悲惨というか、何とも言えない哀しさがある。

    でも、決して犯罪を犯して...続きを読む
  • 新装版 ジウIII 新世界秩序
    日常が突然地獄に変わる、壮大なスケールの話でおもしろかった。場面描写も丁寧だからゲームの画面のように頭の中で再現できる
  • あなたが愛した記憶
    これはいい。
    久々に一撃で読み続けてしまった。

    誉田さんの作品は、テンポが良くキャラ映えが強いので、頭にすんなりと入って読みやすいイメージがあり、やや漫画を読んでる感覚に近いと感じる。そのせいか、読後感は「うん、面白かったな」くらいのさらりとした印象しかなかった。

    本作品もそういう意味では同様だ...続きを読む
  • 警官の目

    今回も👍

    「警官の貌」に続くアンソロジー集。
    前作がとても良かったので、早速こちらも読んでみましたが、さすが期待を裏切りませんでした。

    今野敏氏:好きなシリーズの短編
         萩尾警部補もの、特に短篇は人情味アッ
         プで◎

    五十嵐貴久氏:私にとってはお初の作家さん。
           途中、あまりに...続きを読む
  • 警官の貌

    GOOD👍

    もともとは、今野敏さんの「常習犯」が読みたくて購入したのですが、他まったくタイプの違う3作品も一度に読めて、すごく得した気分です。

    1作目:今野敏氏の萩尾警部補作品、人情話です
    2作目:誉田哲也氏作品、私的にイヤミスです
    3作目:福田和代氏作品、最近の世相を反映した話で外国人犯罪を取り上げています...続きを読む
  • 武士道セブンティーン
    2013年11月3日
    「武士道シックスティーン」に続く第2弾。

    ああー、おもしろかったです!個人的には、シックスティーンよりもずっとおもしろかった。
  • 武士道エイティーン
    2013年11月24日
    ますますおもしろくなる武士道シリーズ。
    シックスティーンもおもしろかったけど、それよりセブンティーン、それよりエイティーンとおもしろくなる。
  • インビジブルレイン
    引き込まれるように一気読みした。

    玲子や牧田が心を動かす描写がとても良い。
    二人とも過去の傷を抱えていてどこかが狂っていて、その傷も含めて惹かれ合う存在だったのだと思う。

    玲子が誤解したままではなくて本当に良かった。

    また組織とは何か、考えさせられた。
    和田の組織についての発言が刺さった。
    ...続きを読む
  • インデックス
    やっぱりシリーズ化されてるのって面白い!!
    殺人の描写とか仲間が死ぬとか内容エグいなぁって思いつつも続きが気になってついつい読んじゃう。
    作者の好き嫌いはホントに個人差があるけど私は好きな作者だなって思った。
  • 増山超能力師大戦争
     いよいよ本題に切り込み始めた感のある2作目。

     「一般社会と超能力者の共存」を実現させるために越えなければいけないハードル。正面から取り組もうとする増山と裏で動く高鍋。2人のスタンスが明示された。(高鍋との力量差は歴然。対峙すべき時は必ず来ようが、増山はそれをどう克服するのか)

     さらに勢力拡...続きを読む
  • ボーダレス
    面白かったです! あっという間に読み終わってしまいました!
    誉田さんの作品は初めてだったので、他の作品も読んでみます!
    作品にストロベリーナイト?が出てきたから、それから読んでみようかな〜
  • 武士道ジェネレーション
    p.104
    磯山さん、あの夜はほんと、道場で一人で、吐くまで飲んでたもんな。
    p.315
    「……香織。それでよい。今は、分からなくてよい」
    なんだよ。正解なしが正解かよ。
    p.354
    「……戦いってのは、そもそも理不尽なもんだろ。その理不尽に打ち勝つ『理』を、あたしたちならどうするんだ、って話でさ」...続きを読む
  • 歌舞伎町セブン
    同じ小説を繰り返し読む事ってあまりないのですが、この本はずいぶん前に読み、続編の「歌舞伎町ダムド」を読む前にもう一度「セブン」を読んでみようと思って読み返してみました。
    一度読んであるのにほぼ忘れていて、と言うか、読み始めれば思い出すのだけど、飛ばし読みしようなんて思えないほど、おもしろい。
    あー、...続きを読む
  • 武士道エイティーン
    p.226
    「……武運、長久を、祈る」
    p.242
    「ああ……頂きで、待つ」
    p.406
    『田原……十八歳、誕生日、おめでとう』

    いやー、おもしろかったです。香織最高です。
    シリーズ一気読み中です。止まらないです。
  • 武士道セブンティーン
    p.106
    「エエーッ、ペア木刀?素敵ィーッ」
    p.124
    そんなふうに「好き」をいっぱい数える方が、私は幸せだと思う。
    p.179
    すべてが丸く収まるということは、誰も、誰かを恨んではいけないということでもある。それはそれで、苦しいものだ。憎まれっ子は、一人くらいいた方がいい。
    p.274
    カバン...続きを読む
  • ハング
    416ページで書ける濃さの話では無いってくらい
    詰め込まれているけど読むのはしんどくならない、気づいたら読み終わってる一冊。
    刑事も人なんだって
  • 武士道エイティーン
    磯山さんはもう一匹オオカミではない。チーム全体、剣道部全体のことを考えられる。でも、試合になると違う。

    そうだ。あたしは怖いぞ。お前が半歩出たら、その手首を叩き落すぞ。脳天をかち割るぞ。腹を真っ二つに掻っ捌くぞ。喉を貫くぞ。

    って、変わっていません。でも、どんどん成長します。剣道だけでなく、人と...続きを読む
  • 武士道セブンティーン
    前作「武士道シックスティーン」の最後、早苗は福岡へ引っ越し、磯山さんと離れ離れになる。そして、インターハイで再会。本作は、その間のお話が中心。

    早苗は、福岡で剣道の強豪校・福岡南に転入する。福岡南の剣道は、これまでとは違い、競技としての勝ち負けにとことんまでこだわった剣道だった。それを最もよく現わ...続きを読む