鈴木信平のレビュー一覧
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あー…なんかもう感無量とはこのことですよ。
自分が何者で今どういう思いなのかをなんとかして持てる言葉で正確に紡ごうとしたらこういう表現になりました、という文章。
たぶん事実の描写としては冗長というか回りくどいような表現もあるんだけど、これがそのまま実感をリアルタイムで言葉に置き換えようとした跡な...続きを読むPosted by ブクログ -
帯に「小学館ノンフィクション大賞選考会を紛糾させた問題作」とある。そうだろうなと思う。これがノンフィクションか?と言われれば、違うような気がする。でも、選考委員の三浦しをん・高野秀行両氏絶賛!というのもまた、すごくよくわかる。これほどまで切実に自分を綴ったものに、そうそうお目にかかれるものではない。...続きを読むPosted by ブクログ
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マイノリティであるがゆえの苦しみ。
定義を知識として知っていて、わかった気になっていましたが、そんな自分が恥ずかしくなりました。
当事者にならないと本当の理解は絶対にできないこと、でも理解しようとする姿勢は失ってはいけないこと、知れてよかったです。
自分にはうっすらと想像するしか出来なかったことが、...続きを読むPosted by ブクログ