ニール ドグラース タイソンのレビュー一覧

  • 人生が変わる宇宙講座
    これは読みやすい。「人生が変わる」のタイトルも伊達じゃない。ページ数がそれほど多くないのも読みやすさに貢献している。第1章で宇宙の誕生の物語が語られるけど、宇宙誕生から1兆分の1秒後、100万分の1秒後などに何が起きたか書かれており、2秒後あと、38万年たいしたことが起こらない、という記述に、ビッグ...続きを読む
  • 人生が変わる宇宙講座
    宇宙に関するベーシックなことから、先端のトピックや課題をとても平易な言葉でメタファーを用いながらとても分かりやすく説明している。各所にウイットに富んだ表現が散りばめられ、何か物語でも読んでいるように楽しく読み進められ、これまでの自分の知見を体系的に整理もできた。更に、宇宙的視野を持つことの意味も教え...続きを読む
  • ブラックホールで死んでみる タイソン博士の説き語り宇宙論(下)
    作品紹介・あらすじ
    宇宙で最も華々しく死ぬ方法は、ブラックホールに落ちること――
    恐ろしく強い重力が人間の体に及ぼす想像を絶する影響とは?
    人間が発した電波は宇宙のどこまで届いている?
    地球外生命体が発見される可能性とは?
    映画『タイタニック』と『コンタクト』の科学的な誤りとは?
    『ナチュラル・ヒス...続きを読む
  • ブラックホールで死んでみる タイソン博士の説き語り宇宙論(上)
    作品紹介・あらすじ
    ブラックホールに落ちたら人間の体はどうなる? 惑星の色、宇宙全体の本当の色とは?天文学・宇宙科学の面白さと奥深さを綴る

    適度なユーモアをもって、宇宙の謎を解説してくれる本、ってところだろうか。
    面白くてスラスラと読めてしまうのだけれど、肝心の「宇宙の謎」について理解できたかどう...続きを読む
  • ブラックホールで死んでみる タイソン博士の説き語り宇宙論(上)
    天体物理学のアレコレをユーモア踏まえて楽しく読める一冊だと思います。
    ラグランジュ点、8の字三体軌道、ロボット時代、惑星/恒星の成り立ちあたりが特に面白い。
  • ブラックホールで死んでみる タイソン博士の説き語り宇宙論(下)
    天体物理学のアレコレをユーモア踏まえて楽しく読める一冊だと思います。
    ラグランジュ点、8の字三体軌道、ロボット時代、惑星/恒星の成り立ちあたりが特に面白い。
  • 人生が変わる宇宙講座
    訳者後書きにあるように、薄い小冊子ながら知識の細切れというよりは著者のユーモアも交えながら天文学の歴史を感じることができた。

    一貫して著者の念頭にあったのは
    「地球でのふつうは宇宙でのふつうではない」
    という言葉に集約できるだろう。

    ただ、最終章には著者の想いが強く出てしまったのだろう。読んでい...続きを読む
  • 人生が変わる宇宙講座
    単行本『忙しすぎる人のための宇宙講座』から改題されたそうだけど、元のタイトルの方が良かったんじゃないか?しつこくつっこむなら「忙しい人のための」が。
    確かに最後の部分は、価値観というか近視眼的なものの見方の変革を迫る感はあるけど、そこに辿り着くまでは、どうにもタイトルへの違和感がつきまとう。
    このレ...続きを読む
  • ブラックホールで死んでみる タイソン博士の説き語り宇宙論(上)
    さらっと読める宇宙モノでした。

    光の速度についての説明がわかりやすい。
    イラストで説明されるよりも、
    文書力のある人がさらっと説明した方がわかりやすいのに驚いた。
  • ブラックホールで死んでみる タイソン博士の説き語り宇宙論(上)
    天体物理学者の著者が素人にも判るように、わかりやすく、ユーモアを交えて宇宙と言うのを語る。

    ただし元々雑誌に寄稿した記事の寄せ集めであるため、全体的な繋がりがない。

    よって、統合して理解しにくい上に内容が難しかったり、同じ内容が繰り返し出たりでちょっといまひとつだった。

    体系的にまとめられて...続きを読む