春見朔子のレビュー一覧
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言葉にできない関係でも当人たちが納得しているならそれでいいのだと。
2人があのまま温かく暮らせますように。
真夜中のニャーゴで紹介されていて読みたくなった。春見さんはもう新作書いてないのかな?Posted by ブクログ -
タイトルが良いと思いました。内容にぴったり。
二人の視点で一人称で書かれていますが、個性の違いと一人称の使い方で読みにくさは感じません。
淡々とした感じの文章で読みやすかったし、読んでる途中でちょっとづつ発見や笑顔があっておもしろかったです。Posted by ブクログ -
過去に〝ちょっと〟あった二人の女子が一緒に住むことに。
知り合いの子供も上がり込んできて物語を動かしていく。
自分が自分であることを拒否し続ける二人が見つける確かなもの。なるほどだからこのタイトルかと膝を打つ。
読む事でもやもやと考えることが出来た。
温かなラスト1行がイイ。Posted by ブクログ -
表紙が一番良かった。
二人の女性?のそれぞれの語りで進められる物語。
徐々に二人の関係が明かされていくんだけど
小学生や老教授や
もうちょっと掘り下げてほしい感じもあった。
すばる賞って感じ。
二人が穏やかに暮らせればいいなと思う。
そういう社会でありたい。Posted by ブクログ