バリー・ワッツのレビュー一覧

  • 帝国の参謀 アンドリュー・マーシャルと米国の軍事戦略
    [その思考,星条旗を支えて]40年以上にわたって米国防総省のネットアセスメント室長を務めたアンドリュー・マーシャルの働きと,その期間における米国の国防戦略をまとめた作品。「ペンタゴンのヨーダ」とも称された人物の頭の中に深く入り込む話題作です。著者は,自身もマーシャルの下で働いた経験を有するアンドリュ...続きを読む
  • 帝国の参謀 アンドリュー・マーシャルと米国の軍事戦略
    『暗流』>『乱流』からの流れで読んだ。
    「ペンタゴンのヨーダ」「冷戦のラストウォリアー」
    確かに、『ゲームチェンジャー』『概念を生み出すもの』『指針を提供するもの』だな。
    勿論、彼のシンの功績は『機密保護の壁』で全貌がわからんのだが(何処まで、彼の提供した者が実際の製作に繁栄されたのかいまいちわから...続きを読む
  • 帝国の参謀 アンドリュー・マーシャルと米国の軍事戦略
    機密に触れるのでかけないという面はあるのだろうが、結局ネットアセスメントとは何で何がすごいのかわかりにくい。彼は真実をわかっていたが政治で負けて通らなかったなどという記述が多いのも気になる。しかし本筋に関係ない部分を含め、興味深い未知の世界はいくつかあった。
  • 帝国の参謀 アンドリュー・マーシャルと米国の軍事戦略
    すごいんだろうなと思うが、よくわからなかった。コアな部分は書かれていないのか? ソ連と戦う戦力を得る方向性は必要だが、どのような戦力を準備すればソ連が防衛費過多に陥るかを分析した視点は面白い。
  • 帝国の参謀 アンドリュー・マーシャルと米国の軍事戦略
    加藤陽子先生の本に引用してあったので気になって読んだ。

    印象深い箇所は以下。(自分の会社ならではの問題かと思ってたけど、最も効率的な組織と言われる軍関係でもそうなのかと意外だった。)

    p133-134
    あらゆる大組織に顕著であるのは、その規模の大きさゆえに、すべての重要な決断を行うだけの時間や情...続きを読む
  • 帝国の参謀 アンドリュー・マーシャルと米国の軍事戦略
    コスト強要戦略で旧ソ連を崩壊に導き、「ペンタゴンのヨーダ」と呼ばれた男、アンドリュー・マーシャル。1940年代以降のマーシャルの知の軌跡を辿り、国家安全保障と国防戦略に対する考え方の中核となる発想や構想に迫る。
    ONA(Office of Net Assessment
    軍事に限らず、より総合的な視点...続きを読む
  • 帝国の参謀 アンドリュー・マーシャルと米国の軍事戦略
    本書は、アメリカ国防総省のネットアセスメント室長として長年アメリカの軍事戦略の根本を担い続け、そのキラ星が如くの弟子?を生み出してきたことから、「ペンタゴンのヨーダ」と呼ばれた男の生涯の実績を綴ったものである。
    著者も長年「ヨーダ」とともに仕事をしてきた弟子?である。
    原題は"THE LAST WA...続きを読む
  • 帝国の参謀 アンドリュー・マーシャルと米国の軍事戦略
    長くアメリカの戦略分析を担ってきたアンドリュー・マーシャルの評伝。とはいえ具体的な分析レポートは機密文書なので、ちょっと凄さが分かりにくい。
    冷戦時代から、ソ連とアメリカの軍事力の正確な比較、アメリカは何を目指していくべきなのかを訴え、ソ連崩壊と中国の台頭、テロ国家の出現などを誰よりも先に予見してい...続きを読む
  • 帝国の参謀 アンドリュー・マーシャルと米国の軍事戦略
    米国がいかに戦争を勝ってきたか、その影の立役者の人物について語られる。戦争に勝つための多大な調査や分析、技術開発などを紹介している。人類というのは、生き残ることにかけては必死で、戦争を通じてさまざまな技術を産んできた。核技術だけではなく、組織の運営、オペレーション・リサーチ、統計学の発展など、昨今の...続きを読む