結城浩のレビュー一覧

  • 数学ガールの秘密ノート/式とグラフ
    本書は中学生に最適な内容だと思った。
    やや回りくどいと感じた部分もあったが、こういった部分でつまづく人が多いのかもしれない、と考えさせられた。
    最後の「もっと考えたいあなたのために」の問題に、多少の指南なり一つの回答なりを加えておいて欲しかった。
  • 暗号技術入門 第3版 秘密の国のアリス
    読んだのは第3版ではなく初版のほう.暗号の歴史から始まり、現代でメジャーな暗号の仕組みや用途などを体系的に知るにはオススメの本(かなり初学者向け).ただ、中身はざっくりこんな仕組みですという内容のため、理論的にしっかり学ぶには物足りないかも.
  • 数学ガールの秘密ノート/複素数の広がり
    36年前は複素数平面は高校数学の範囲外だったので、複素数を平面上にプロットし、極形式で表現する辺りからとても興味深く読み進めることができた。後半の三元数、四元数への展開も面白かった。
  • 数学ガールの秘密ノート/積分を見つめて
    面白かった。積分って区分求積法使うんだ。
    はさみうちを使って円の面積求めるとか楽しかった。
    物理好きだから微分積分はそれなりにわかってるつもりだったけど、まだまだ新しい視点が得られた。
  • 数学ガールの秘密ノート/整数で遊ぼう
    秘密ノートは簡単だからいいかなと思ってたけど
    読むと楽しいよね
    だって著者がさお金のためのとかどや顔したいとかじゃなくて数学を楽しんでるんだもん
  • 数学ガールの秘密ノート/やさしい統計
    これを読めば高校で学習する統計についてはかなり理解が深まる。(もちろん受験を考えれば別で問題演習等しなければならないが)解法の暗記ではなくなり、公式の意味がきちんとわかるようになる。
    嫌でも標準偏差という言葉が頭に残るので、統計データを見るときに「平均」だけを見てしまうというやりがちな誤りはなくなる...続きを読む
  • 数学ガールの秘密ノート/式とグラフ
    わかりやすくてエウレカな瞬間もある。テトラちゃん派。素直な心で数学に向き合うって楽しいな。数式と図形が交わる事例(反比例と長方形面積)、シビれる〜美しい。秘密ノートシリーズ、次も読みたい
  • 数学ガールの秘密ノート/場合の数
    全く違う事象について数を数えているようで、数学的に同じ事象や考え方に帰着させられる。この辺のやりとりが面白く、高校時代に僕の理解が追いつかず無味乾燥に思えていたこの単元が少し面白く思えた。
  • 再発見の発想法
    結城さんの本には苦手意識があるのだけど、この本は読みやすいと思った。題名からは分かりにくいけど、情報系の知識を生活に転用できるよ、という本。自分もそれなりにやってるので、目新しさはなかったけど、学生さんとか気付く前の人にはキッカケになる本かも。
  • 数学ガール
    難しくて理解が追いつかない所も何箇所かあったが、数学という言葉の面白さを今までより少し知ることができた。
    相加相乗平均や二項定理、sinxのテイラー展開の話などは理解もできたし面白かった。
    等比数列の和の公式など、今まで公式を知っていただけのものが、武器とガンガン使われている様子には感動を覚えた。
    ...続きを読む
  • 数学ガール/ゲーデルの不完全性定理
    論理式や形式的記号については未知の言語を扱う感覚で、繰り返し勉強しないとなかなか吸収できず、置いてけぼりをくらってしまう。テーマがテーマだけに難易度は高く、また再読したい本
  • 数学ガールの秘密ノート/学ぶための対話
    当たり前だと思ってたことが、人によっては違う。数学苦手だった自分にとっては、基本的なことをあらためて理解できた。
  • 再発見の発想法
    やさしい内容だと感じたが、意外とこういうテキストは無いものだ。応用や眼前の問題解決一辺倒のご時世であり、ごりごりの情報科学という専攻が消滅しつつある時代なので、こういう総合的な視点のやさしい読み物を、ITの現場にこれから参入しようとする若い世代の人はもっと読むべきかもしれない。
  • 数学ガールの秘密ノート/複素数の広がり
    本編より易しめに扱った「秘密ノート」でも、後ろ半分くらいはたいていついて行けなくなりますが、はじめのユーリのあたりで、「普通にわかる範囲の算数・数学」から、各巻のテーマの世界へ緩やかにつないでくれるのがありがたいです。
  • 数学ガールの秘密ノート/確率の冒険
    確率。
    この時代、誤解されやすいPCR検査のことも暗に取り上げている。これを読めば、無差別なPCR検査にあまり意味がないこともわかる。無尽蔵の資金と人員があれば別なんだろうが。
    条件付き確率にも触れている。

    確率は身近でありながら、それだけ誤解しやすい分野なのだと改めて思う。
  • 数学ガール 下
    ぶっちゃけ数学部分は殆ど分かりませんでした。
    フィボナッチ数列に0は含まれるんだな。
    あとXの0乗って何か不思議だ……。
    明確に名前は出てこなかったけど、ルイス・キャロルが出てきました。
    母数の国と数列の国。
    ルイス・キャロルも数学者だった。
    母数の国へ渡り通り抜けて数列の国に戻ってくる。
    アリスの...続きを読む
  • 数学ガール 上
    夫氏の推し分野を少しでも分かると良いなと思い、中古で購入。
    高校までの数学をすっかり忘れてました。
    覚えてたらもう少し数学部分分かったかも?
  • 数学ガールの秘密ノート/確率の冒険
    統計学ぶために確立の勉強開始。
    数学をサボっていたためストーリーの中で確立をわかりやすく学ぶことができた。
    レベルに合わせて登場人物も異なり、読み進めやすい。最後の未完のゲームのみ理解できなかったため再読予定。
  • 数学ガールの秘密ノート/微分を追いかけて
    高校数学で突如現れる微分や行列の日常に対する意味を捉えきれず興味を失ってしまった自分。
    数学の授業がこんな風に意味を中心に展開されていたならば自分の歩む道も違っていただろうに。

    日常に対する意味ばかりでなく、数学の定理の使いどころというか、関係性を興味深く伝えてくれる本シリーズの説明手法は素晴らし...続きを読む
  • 数学ガールの秘密ノート/積分を見つめて
    積分の基本的なところから入って、最終的には、極限を使って円の面積がきれいに求められるようになります。