会川いちのレビュー一覧
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表題作は江藤家三男の話、別にもう一編、次男の話。江藤家兄弟、いいな~。長男の話もあったらよかったのに。自分に対して誠実であること、真面目に生きていくことは難しい。でもそうやって生きていくことは悪くないと思えるお話でした。激しい何かがないぶん心にじんわりきました。大きめな字と広い行間もこのお話にあって...続きを読むPosted by ブクログ
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1巻では想像出来なかった設定もあったり、初っ端から何となく分かってしまう設定もあったり。
消化不良のところもある気がするんだけど、続きは出ないのかなぁ。Posted by ブクログ -
妖怪とかあやかしとか、正直多すぎて手に取る気にすらならないのだが、これは表紙の雰囲気でずっと気になってた。
湯屋で妖怪でこの雰囲気ったらねぇ……かの「千と千尋」のような物を期待していたのだが、だいぶ違った。
重要なのは「カラクリ」で、その設定に不可欠な妖怪(怪異)と、必然的に付随せざるを得なかった「...続きを読むPosted by ブクログ -
妻との何気ない日々を、緩やかに書いているのはいいのだが、老いを迎える前に、妻が事故で死に主人公も病気で死んでしまうのは感動しない。帯の文句はダメですね。Posted by ブクログ
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内容は少な目だが心に残る良作。互いに尊敬しあう仲であれば言葉は不要なのかもしれない。素敵な夫婦でした。
あらすじ(背表紙より)
真面目で融通がきかない検地方小役人、江藤仁三郎。小役人の家の出で、容姿も平凡な小夜。見合いで出会った二人の日常は、淡々としていて、けれど確かな夫婦の絆がそこにある―ただただ...続きを読むPosted by ブクログ -
妖怪、お湯屋、江戸カラクリと好きなものがつまっていそうだったので購入。結果キャラクターはいいけど情景描写がとぼしくて、せっかくの世界観設定があまり伝わって来ませんでした。わたしの読解力のなさがりゆうかもしれませんが。
あと急に語り手か変わるのは慣れませんでした、、、、
お嬢の「詰まらないことにつ...続きを読む