朝日新聞大阪本社編集局のレビュー一覧

  • ルポ 児童虐待
    虐待の事例が豊富で読んでいて泣きそうだった。児童虐待を虐待者、被虐待児、児童相談所、児童養護施設、里親、教師の視点から考察し、社会が虐待問題にどう向き合うべきかを考えさせられた。知らなかったことがたくさんあって驚くと同時に知った以上、自分にできることを考えなければいけない。
  • ルポ 児童虐待
    2021/4/29

    辛い。
    児童相談所で、誕生日に5本の蝋燭を立てたプリンを大事に持つ女の子の写真に苦しくなった。

    虐待親と離して終わり、ではない。
  • ルポ 児童虐待
     「一週間に一人の割合で、日本のどこかで子どもが虐待されて死んでいます。児童相談所に寄せられる虐待相談は、この20年足らずで実に30倍超に脹れ上がりました」という、 悲しい現状を伝える一文からこの本は始まっている。

     生後四年までは、大変ながらも幸せな育児の日々を送っていた事、周りの子と比べて小さ...続きを読む
  • ルポ 児童虐待
    加害者も少なくとも部分的には被害者←児童虐待が社会的な問題のひとつの現れ方である限り。そこの根っこを絶つ為の取り組みにも触れられていた。それでも、生きられる子どもは生きてほしいとは相変わらず感じているので、スタッフ・施設の拡充を願ってしまいます。
  • ルポ 児童虐待
    児童虐待を止めるには。法律、児童相談所、社会、学校が、もっともっと連携しなきゃいけない。
    親子を離せば済む問題じゃない。離す時も、離してる間も、戻ったあとも、ずっとケアしなきゃいけない。
    この問題を改善していくのは、本当に難しいことなんだと思った。うまくいえないけど、子供たちみんなが幸せになってほし...続きを読む
  • ルポ 児童虐待
    渾身の取材と言える。様々な当事者から吸い上げた声に、悲痛さと希望、そして絶望を感じた。涙なくして読めなかった。

    では、どうすればいいのか?
    本書では最期に専門家による簡単なてい談が組まれているが、その明確な答えを出すにはいたっていない。
    なぜ、暴力、虐待がなくならないのか。その心の闇にメスを...続きを読む
  • ルポ 児童虐待
    [ 内容 ]
    1週間に1人の割合で、子どもが虐待死している現実。
    どうすれば、虐待は防げるのか?
    児童相談所、児童養護施設、里親、教育現場、医療機関…様々な「現場」から虐待問題の本質に迫る、渾身のルポ。

    [ 目次 ]
    第1章 「鬼父母」と呼ばれた夫婦
    第2章 虐待をやめられない
    第3章 児童相談所...続きを読む
  • ルポ 児童虐待
    想像を遥かに越える重たい内容。でも、向き合わなければならない現実。

    「虐待があれば即保護でいいのか」って問いかけが作中にある。オレはそれは違うと思ってるけど、現場職員の方々の葛藤はすごい伝わってきた。ほんで、ホンマに悩ませてるんやなー・・・・と同時に、この人たち(職員の方々)はホンマに充実した毎日...続きを読む
  • ルポ 児童虐待
    1週間に1人の割合で、子どもが虐待死している現実。どうすれば、虐待は防げるのか?児童相談所、児童養護施設、里親、教育現場、医療機関…様々な「現場」から虐待問題の本質に迫る、渾身のルポ。(帯)
  • ルポ 児童虐待
    児童虐待の現実です。
    むごい話もあって、可哀想でした。
    でも親にも親なりの苦労があるんですね。
    難しいです。。。
  • ルポ 児童虐待
    2008/8
    朝日新聞で掲載された実際の事件をさらに深く取材したルポ。現実に起きている事件が、特殊な事例ではなく、いつ自分の身近でおきてもおかしくないように感じる。ただ、データで社会の傾向を印象付けようとしている記述法はあまり好ましく思えない。
  • ルポ 児童虐待
     以前読んだ「実は悲惨な公務員」同様、物事を一面的に捉えるのは良くないと反省させられた一冊。児童虐待に直面する、被虐待児、虐待する親、教師、児童相談所、児童養護施設、里親の現状を取材した本。
     虐待する親には当然厳罰を、それを未然に防げなかった児童相談所はもっと叩かれるべきのような論調があり、僕も若...続きを読む