15歳の時にレイプ被害にあい、PTSDを発症。
様々な思いからAV女優としてデビュー。
その後、写真家や画家などの活動を続ける大塚咲さんの自叙伝。
レイプされたことを「お母さんの精神状態が悪くなるから言わない」とたった一人で抱え込んでしまった話がなんかもう辛すぎて…。
咲さんは全然悪くない!
悪
...続きを読むいのはその男だ!
って誰かが言ってあげられれば…。
レイプにあった女性の服装が煽情的だったからとか
自分で誘ってたんじゃないかとか
叫んだらよかったのに助けを求めないからとか
そんなヒドイことを被害者に言える人って何なんだろね。
読んでいると「なぜそっちにいく?」とか思う部分も多々あるけど、それはきっと彼女にとって現実だからなんだろな。
ダメな自分や弱い自分も含めて
どん底を見て、もがき苦しんだ著者だからこそ語れる言葉がこの本にはあります。