入江謙三のレビュー一覧

  • 他人の弁護は蜜の味 1
     有能だが変わり種の弁護士を主人公にした、よくあるけれど間違いなく面白いタイプの作品。
     タイトル的には『しょせん他人事ですから』を意識しているようだが、内容はどちらかというと『リーガルハイ』よりな印象。
     離婚絡みの裁判を得意とする弁事が、常識破りの戦術で不利な状況を覆して勝ち続けていく流れ。
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  • 最上の明医~ザ・キング・オブ・ニート~ 17

    アカデミック義明

    医師としての能力の高さを最大限活用し指導医や看護師の信頼を得ていく意外な政治力?に感心しました。
    考えてみればケニアや北極、帆船でも全員に気に入られていたわけで、同僚との関係についてはむしろ得意分野かもしれませんね。
    苦手分野の恋愛の行方が多少心配ですが意外と帝王大でも上手くやっていてあんしんで...続きを読む
  • 最上の明医~ザ・キング・オブ・ニート~ 16

    卒業

    明智との対決に院内感染、事件を立て続けに解決し偏教大から卒業です。三流大学を買えるなんて命のような天才では逆に手が回らなさそうな大きな功績を残したのでは?これも無限の樹形図の一つの形ですね。
    ついに義明が医者になり帝王大へ!命のようにスマートには悪人とやりあえなさそうですが楽しみです。
  • 最上の明医~ザ・キング・オブ・ニート~ 18

    変える覚悟

    エキノコックスや偽膜性腸炎の治療のため世界初や最新の治療を模索し、保守派の上役を説得するお話です。
    組織の中に入ると、新しいことや正しいことを選ぶための覚悟が必要だと言う教訓になります。果たして帝王大を「治療」することはできるのか?義明の真価が問われる最終巻になりそうです。
  • 最上の明医~ザ・キング・オブ・ニート~ 19

    最上の明医

    医者として大切なもの、病気を見抜く力、人の心に寄り添える優しさ、目に見えない大事な要素を兼ね備えた最上の明医への成長課程を楽しめる最上の作品でした。
    足利の本質も見抜き最後までタイトルに恥じない真っ直ぐな人物で読んでいて気持ちが良かったです。
  • 最上の明医~ザ・キング・オブ・ニート~ 15

    釈の爆発力

    出産騒ぎでヒーローとなった義明の病気を救うべく、釈が底力を爆発させます。
    さすが中学の頃から義明と相思相愛なだけあってここぞという場面での振り切れ具合は良い意味で変人ですね。
    そして、命の狙いがずっと謎でしたが最後は予想外の急展開でしたね。
  • 最上の明医~ザ・キング・オブ・ニート~ 14

    腹部大動脈瘤

    上杉と知り合ったオスキーのときと同じ、腹部大動脈瘤の手術がメインです。
    病院で、他の症状のない手術だった前回と違い、様々なハードルのある船上での手術ですが、「バカ」の本領を発揮し船員一丸となって命を救う様はお見事です。
  • 最上の明医~ザ・キング・オブ・ニート~ 12

    義明モテモテ

    患者を救いまくり班のメンバーからも認められ、義明のモテモテモードが止まりません。
    個人的には竹中を治療するときに見せた西條命を彷彿とさせる殺す覚悟が一番魅力的でした。
  • 最上の明医~ザ・キング・オブ・ニート~ 11

    北極

    ケニアの次は北極での実地試験です。
    上杉にはめられぎみだった前回と違い医学生として正当に課題に向き合います。
    新キャラたちと同じ班となりなかなか癖が強く面白いです。
  • 最上の明医~ザ・キング・オブ・ニート~ 8

    経験

    ケニア留学でとんでもないスピードで経験を積み、義明たちが急速に成長していきます。
    医療設備の整った状態で今まで治せなかった病気を治すのではなく、ケニアの過酷な環境でいかに日本に近い医療を施すかが課題ですが技術はもたろん心も留学前より格段に強くなっているのがわかります。
  • 最上の明医~ザ・キング・オブ・ニート~ 9

    大物

    作中最も大物かもしれない手術になりました。
    大統領の息子を助けるため、昔は行っていたとはいえ驚きの手段を駆使して救命します。
    ケニアで学んだお陰もあってか相手が大物なくらいでは動じなくなっていますね。
  • 最上の明医~ザ・キング・オブ・ニート~ 5

    大谷先生

    優しいハゲ、大谷先生を発端としたvs今川と採用試験の巻です。
    悪役とのやり合いに関しては命とは違うベクトルで楽しませてくれそうですね。ラスボスっぽい人物の名前も出てきており先は長そうです。
    採用試験の話は、優柔不断と言いつつ非常に大胆な決断をしており個人的には感心させらました。スターがいない中で...続きを読む
  • 最上の明医~ザ・キング・オブ・ニート~ 6

    オスキー

    模擬診療の試験とでもいうのでしょうか、義明が患者の診察を行う巻です。
    試験とは関係なく真剣に診察を行い不謹慎ですが都合よく病気を見つけるという展開はなるほどと唸らされます。
    上杉の助手としてとはいえここまで本格的に手術を行ったのはもしかして初めてでは?
  • 最上の明医~ザ・キング・オブ・ニート~ 4

    法医学

    刑事ドラマでよく見る法医学の現場を見学する巻です。
    義明と伊達、釈と三人で知恵を出し合い解決へ向かいますが、今回はストーリー的には伊達がメイン寄りです。普段から真面目な伊達の覚悟も見た目に似合い魅力的です。
  • 最上の明医~ザ・キング・オブ・ニート~ 3

    信念

    試験会場での救命行為とバイト先でのお話です。
    命を見つめているときの義明の真っ直ぐさはいつ見ても格好良いですね。
    バイト先での話は医療エピソードというより人生論が主に感じます。色々な考え方があり面白いですね。
  • 最上の明医~ザ・キング・オブ・ニート~ 2

    ふざけてるようで丁寧

    命医と比べて一つ一つのエピソードで時間と段階をかけて掘り下げていく感じがあります。
    周囲の人間の描写もしっかりしつつ、義明の成長や心情を描いておりこれから本物の医者になっていく過程が楽しめそうです。
  • 最上の明医~ザ・キング・オブ・ニート~ 7

    ナイロビ

    スラム街への医師派遣としてナイロビへ向かいます。
    日本と比べると厳しい環境でどれだけ人命を救えるのか、学生の身でありながら早くも医者としての使命に立ち向かう、今後の試練に期待です。
  • 最上の明医~ザ・キング・オブ・ニート~ 1

    ギャグの中にも真面目さ

    命医の比べると温度差で熱中症になるかと思うギャグ要素の強さです。
    ふざけた主人公が医療に対して見せる熱意のギャップが魅力的です。
    医学部受験から時間をかけて書く医療漫画ってなかなかない気がします。
  • 最上の命医 11

    最上の命医

    自らの命を燃やして全力で医療の高みを目指し続ける、西條命作中最後の挑戦にて第一部完結です。
    無限の樹系図の影響を受けた小児外科チームや最上先生の息子の今後の成長や命の病状に思いを馳せつつ余韻の残る良いラストでした。
  • 最上の命医 8

    決着?

    総長の想定を遥かに超えた術式と作戦で今回の手術も無事終了です。終わった後の様子を見るに医局絡みのゴタゴタは決着した様子ですかね?
    むきになって相手の土俵に上がったりせずにいつも通り自分の仕事に集中しつつ勝つあたり、命が「医者」であることがうかがえて良いですね。