関容子のレビュー一覧

  • 名優が語る 演技と人生
    演じることと生きることががっちりと結びついている役者たちの対談の中にきらめく言葉が散りばめられていて、単なる芸能人たちじゃないなと思わされた。
  • 銀座で逢ったひと
    タウン誌「銀座百点」に連載のコラム。今は亡き心優しい人たちのスケッチ。

    文学者、歌舞伎役者、女優、俳優、落語家など。インタビューの名手が語る故人との思い出。番外編、51歳で亡くなった筆者の兄との思い出が特に良い。
  • 勘三郎伝説
    伝説になる前にもっともっと観ていたかった。自分が観た勘三郎さんがフワッとよみがえってくるようだった。
  • 勘三郎伝説
    芸人というのは最終的には「芸を見せる」ということより「人間を見せる」もの、歌舞伎や落語は媒体にすぎず、その魅力ある人間に観客は会いにいく。伝説になる人たちはその一挙手一投足で惚れさせてしまう。だから後世に語り継がれる。
  • 客席から見染めたひと
    中森貫太師の項で、拍手いや〜んの会が出てて、ビックリ。◆萬斎の母方の血筋は、荷風や高見順と遠縁なのか。知らなかった。◆◆仲代の項と岸辺一徳の項が面白い。
  • 舞台の神に愛される男たち
    柄本と笹野は渥美清と懇意だったのか。◆◆いろいろ。。。。。◆◆みんないろんな師を持っている。◆◆昔の名優は、覚悟が違うのか。
  • 舞台の神に愛される男たち
    芝居好きにはたまらない
    きちんと 芝居を観てきた筆者が
    きちんと 芝居を演じてきた男達に
    きちんと 芝居話を聞き取っていくのだから
    面白くないわけがない

    巻末の主要人物の索引が
    また 楽しい
  • 銀座で逢ったひと
    銀座のクラブのママさんが書いた本につけられるような題名だが、関容子さんというエッセイストが書いた本。
    この方の作品を読むのは初めてだが、実にいい文章を書かれる。
    逢った方を、文学者・歌舞伎役者・女優・俳優・落語家・画家・音楽家別にまとめられているので、興味をひかれる方から読めるのもいい。
    再読したい...続きを読む