武田将明のレビュー一覧
-
本屋で見つけて、編者が都甲幸治ってこともあり、是非読みたいと思って入手。最近特に、洋邦問わず文学賞が気になるってこともあり、これもとても楽しく読ませてもらいました。方々で言われていることだけど、ノーベル賞より注目すべき文学賞は、あれもこれもあるってことですね。実際には”8大”文学賞では決してないけど...続きを読むPosted by ブクログ
-
青年ロビンソン・クルーソーが、地元から出て、旅をする中で無人島に漂流し、生きる中での、自省的な小説。人の強さと弱さが感じられる。
解説に書かれている通り、これは大きく省略して読まれるのはもったいない話だと思う。名訳。Posted by ブクログ -
1665年にロンドンを襲ったペストについて、ルポルタージュ半分、フィクション半分に記したもの。ニセ医者や呪術者の混乱に乗じた商売、貧困層を直撃する経済危機、死の恐怖のなかでくり返し訪れる絶望とユーフォリアなど、17世紀ロンドン市民とイングランド人の心理と社会状況が読む者に迫る。Posted by ブクログ
-
作家別に紹介した読書ガイド。とても良心的だと思う。自分としては「コナンドイル」の章でピンチョンの新訳が出ているのを知ったのがよかった。希望としては、取り上げた作家が限らているのが残念なので、シリーズ化してくれるとうれしい。Posted by ブクログ
-
村上春樹/ルイス・キャロル/大島弓子/谷崎潤一郎/コナン・ドイル/J・R・R・トールキン/伊坂幸太郎/太宰治
どれかの名前にピンときたら読んでみてもいいかもしれない。
書評家、作家、翻訳家が10人。
ブコウスキーの訳者として知られる都甲幸治さんをホスト役にして1作家3人ずつの鼎談方式のブックガイド...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトル通り各文学賞について複数の方たちが好き勝手(?)話をしたものが1っ冊の本にまとめられている。面白かったのは文学賞の背景であったり、審査の仕方であったり文学賞の周辺まで考察したり説明があったりで、なかなか読み越えのある本だった。世の中にはまだまだ知らない本がたくさんあるのでとても勉強になった。Posted by ブクログ
-
芥川賞や直木賞なんて世界の文学賞のうちに入るのだろうか?日本の作家が書いた日本語の小説しか対象になっていないのに。なんてことを思ったけれども、読んでみました。今年も話題になっているのは、もちろんノーベル文学賞。村上春樹さんがとるかどうか、メディアで騒がれました。この本を読むとわかるのですが、その根拠...続きを読むPosted by ブクログ
-
最近全然小説を読んでいないので、なんか読んでみたいなとまず軽くジャブぐらいの気持ちで読んでみたら、実際の本を読まなくても良いんじゃないかな?と思うぐらいに面白かった。中ではとりあえずカズオ・イシグロが気になる。それと『痴人の愛』の猛プッシュぶりに、これは読まなくてはならないのかもなと思った。Posted by ブクログ
-
鼎談してる方々が楽しんじゃってる感じでw
それがいいんだろうけど、こちらとしては置いてかれてる感があったりw
でも、なかなか面白い読み方もご教授いただけたりww
固そうな文学作品も、つっこみどころ満載のようでwww
やっぱり、エロってつっこみながら読むとヘンなツボにハマりやすいらしいww
有名な文...続きを読むPosted by ブクログ -
こういうのとても好きなので面白かったけど、結構ネタバレも激しいし、話の雰囲気的にも「あるものを好きな人にテーマからその人に本を薦める」というよりは、「あるテーマのそれも、関連するものも大体読んでる人が読書仲間とグルーピングしてたのしむ」本かな。もうすこしブックガイド的な雰囲気が欲しかった。大学で、部...続きを読むPosted by ブクログ
-
作家や翻訳家、文学研究者など文学に携わる方々の鼎談。国内や海外、様々な作家の作品が紹介され、話は尽きない。
自分が抱いていた固定イメージがひっくり返されるような見方もあり、とても新鮮だった。
読みたい本は尽きないけど、時間は無限じゃないのが切ない。。Posted by ブクログ -
「伊坂幸太郎が気になる人に」が気になって借りた本。
伊坂さんの分析部分がおもしろかった!
他に吉本ばななさんや川上弘美さんの本が積読になったことも◎Posted by ブクログ -
所々表現が旧い(全方位への配慮が足りない)ので、2016年の作家の感性なんだなと思う。
三島由紀夫の本にとても興味を持ちました。Posted by ブクログ -
忙しい時は読んではだめ。読みたい本が山のように増えてしまうのです。知既知の本も未知の本も、こんな読み方あるのだと、今すぐ手に入れたくなりました。本で世界を巡りたいならガイドブック代わりにぴったり。Posted by ブクログ
-
知らない作家読んでない本が沢山、そして読みたい本も沢山。
まずはやはりブッカー賞あたりから制覇すべきか、それともエルサレム賞あたりか。Posted by ブクログ