中川李枝子のレビュー一覧
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子供ほど不可解でそれでいて可愛くて面白い存在はないなと日々感じながら、時には、どうしようもないくらい家族皆でドツボにハマり、抜け出せないこともある。
そんな僕らに勇気と希望をたくさんくれる一冊。
微笑ましいイラストと共に、核心をつき納得させられる言葉の数々。
全ての親に読んでほしい。
子供と今一度全...続きを読むPosted by ブクログ -
保育士さんから見た子供との関わりがとっても楽しく書かれていました。中川さんの挿絵にとても癒されました。仕事をしている時、どんな保育園生活を送っているのかな。普段見ることのできない我が子を見てみたいな。先生羨ましいな。
そう思える本でした。
一緒にずっといる時は疲れて保育園に行ってくれ〜と思ってしまう...続きを読むPosted by ブクログ -
子育てに悩んでいるお母さんが多いと聞いて、この本を書くことを引き受けられたとのこと。
さらにもう一歩ふみこんで、両親で、さらに周りの人たちも協力しあって子育てをしていけたら肩の力が抜けて楽になるのじゃないてしょうか。Posted by ブクログ -
絵本や本、大切
子どもを儲けの対象にしないで!
っていうところに激しく共感します
子どもをターゲットにした商売が多すぎて
売り手側ももう少し節度を持ってほしい
賢い親でいたいけど、子どもが欲しがるようにしてあるのがまたまたやっかいで。Posted by ブクログ -
野ウサギのヘア、リスのスキレル、そして灰色ウサギのグレイ・ラビット。序盤こそ、ヘアとスキレルが我がまますぎて、なぜ生活力の高そうなグレイ・ラビットが、わざわざ彼らと同居を?と不思議に思った。しかし話が進むにつれ、グレイ・ラビットの気質が見えてくる。優しくて勇敢で世話好き。これは「頼りになるお姉ちゃん...続きを読むPosted by ブクログ
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名作絵本『ぐりとぐら』の生みの親であり、保母さんでもあった中川李枝子さんがお母さんに伝えたい子でもの本質、育児の基本を書いた子育てバイブル!
育児をするうえで大切にしたい言葉や姿勢が本当に沢山!
子どもと関わる全ての人に読んでもらいたいです。
■メモ:
(めっちゃ書いたけど途中で消えました・・・...続きを読むPosted by ブクログ -
絵本を読んであげるんじゃなくって、一緒に読む。
早期教育って、家庭で自然とやっていること。
いま、家で実践したいというよりも、保育園で働く者としての心構えを説いてもらっている気がした。
子どもたちの可愛いところ、もっとあるはずだと感じた。Posted by ブクログ -
「うちの子は大人しくなくて…」「何回言ってもわかってないんです!」「食べ物の好き嫌いとムラが激しくて全然ご飯食べません」etc...
保育士をしていると保護者からの子どもの悩みが絶えない絶えない。それでも大丈夫。子どもはみんな問題児。問題がない子どもの方が逆に問題です。
保育士はもちろん、子育てに...続きを読むPosted by ブクログ -
肩の荷が降りたような気持ち。
なーんだ、明日からもっと子育て楽しもうって思えた。もっと甘やかしちゃおう。どうせそのうちもっと甘やかしてあげればよかったとか思うんだから。
子供のつく嘘への向き合い方や、今の当たり前が有限であることなど、心に残った言葉がたくさん。
膝の上に乗せて絵本を読める、抱っこ...続きを読むPosted by ブクログ -
・子どもは常に全力。だからこちらも真剣に。
・抱いて、おろして、ほうっておいて
・悪い絵本は子どもが飽きる。
・絵本の「もう一回」には終わりがくる。たくさん読んであげて。
・無視しない。相槌でもいいから受け止める。
・子どもはお母さんが大好き。「お母さんが喜ぶね」「お母さんが悲しむよ」Posted by ブクログ -
お母さんは社会の一番先端に立っている。
我が子の将来がかかってくるから、社会の先端に立っているのはお母さんたちです。まぶしいほど輝いている。
結婚して子供が生まれても働くことをずっと想像していた私が専業主婦をするなんて、ちょっと想像していなくて。
子供たちは可愛いんだけど、空虚な気持ちにもよくなっ...続きを読むPosted by ブクログ -
自分の子どもはまだ0歳だけど、今読めてよかったと思った本。
読むとますます愛しくなります。
中川さんが出会った子どもたちのエピソードには思わず涙がぽろり。Posted by ブクログ -
子どもの頃から「ぐりとぐら」が大好きな自分にとって、作者の中川さんがどんな思いで絵本を作ったのか、興味がありました。保育士経験が存分に生かされた、温かい眼差しのある絵本の数々、納得しました。Posted by ブクログ
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「つらいとき、悩んだとき、困ったとき……、人生の節目節目で、本が寄り添い、支えてくれる。皆さんにも、本を読んで、そんな体験をしてもらいたいです。」
そう、著者は締めくくっています。その彼女の言葉の通り、この本を読むといろんな本を読みたくなるのではないかと思います。
また親が備える、読書環境というも...続きを読むPosted by ブクログ -
ありがたい
肩の力を抜いて いろんな情報が溢れているけど 子供はみんな違う 子供をよくみて 子供が興味を引くものを ユーモアを使って
1、2歳じゃなくて5歳 ちょっと小難しくなってきた子供に対して 自分がどうしていたらいいのか 自分の好きでいいのよと
とってもいい本Posted by ブクログ -
幼年向けの動物物語だけど、子どもに遠慮してない。
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「やつら、まとめて、むし焼きとしよう。」と、イタチはつぶやきました。というのは、ひとりぐらしの者がよくそうするように、イタチは、いつもひとりごとをいっていたからです。
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なんて、するどい描写がちょいちょいあって、にやりとさせられる。
...続きを読むPosted by ブクログ -
「ぐりとぐら」の作者中川さんの保育園創設のお話から、創作エピソード、子育ての悩みに対するQ&Aなど…本と子供、子育てについて、優しくエールを届けてくれる。
中川さんの言葉はまっすぐで、はっきりしているにも関わらず、厳しさや押し付けがましさがなく、読んでいて心地よく、温かい。
私にとってお母さんと...続きを読むPosted by ブクログ -
グレイラビットと、その仲間の動物たちの生活をちょっと覗かせてもらった気分です。
個性豊かなキャラクターが揃い、とても愛らしいお話。森での生活が情景豊かで、特に植物が魅力的です。昔話にあるような、ちょっと残忍なシーンもあるけれど、そんなスリルも楽しみの一つ。Posted by ブクログ