鈴木敦秋のレビュー一覧

  • 小児救急
    3つの家族の物語。
    1つめは激務のより自殺した小児科医の妻と娘。
    2つめは夜間に小児科医がいる病院が見つからず息子を亡くした若い夫婦。
    3つ目は深夜の救急病院で、誤診と引き継ぎミスから5歳の息子を亡くした母とその家族。

    そしてその三家族と対面した日本小児学会理事。

    途中何度か泣きそうになりながら...続きを読む
  • 小児救急
    店頭で見つけて手に取った本

    主として書かれている小児科医の自殺について、2010年の7月(6月?)に裁判が和解したという記事を読みました

    医療と生活は切っていも切れないものだと思います


    少しでも興味のある方はぜひ


    できることは必ずあると思います
  • 小児救急
    現場や当時の状況をリアルに綴ったノンフィクション。何度も涙を誘う...。関係性は不明だが2009年には小児救命救急センターが設置された。のちの検討会でも家庭看護力の醸成と社会環境を考慮した医療体制の構築が答申されたけれど、まだまだ課題は多いんだろうな...。
  • 明香ちゃんの心臓 東京女子医大病院事件
    生れつきの心臓疾患を抱えた少女は、心臓外科として世界的な
    名声を獲得していた東京女子医大病院で手術を受けることに
    なった。

    午前中から始められる手術は簡単に終わる予定だった。午後2時
    か2時半ごろには術後の少女と面会が出来る。担当医は断言した。

    しかし、家族に告げられていた予定時間を過...続きを読む
  • 明香ちゃんの心臓 東京女子医大病院事件
    なんと言ったらいいかわからない。ただし、一部の医師に全責任を負わせるのは間違っていると思う。同時に医師の傲慢さにも納得はいかない。
  • 明香ちゃんの心臓 東京女子医大病院事件
    裁判の中でも、医療過誤裁判は特に難しいといわれます。これは「裁判」を「ノンフィクション」に置き換えても同じです。どちらも、専門的な領域を、専門知識を持たないものが裁かなければいけない、伝えなければいけない、その難しさだと思います。
    本書は、その難しい作業に挑戦しました。私は、その挑戦はかなり成功した...続きを読む
  • 小児救急
    分かったつもりになっていたが、実際の事例をここまで詳しく知らされると、何も分かっていなかったことに気づく。
    本書の最後にもあったが、地方都市では市民運動が大成功をおさめたとしても、同じことが他に無関心な人が多い都市部でできるかはかなり疑問に感じる。
    これから、都市部でもできる方法を模索していかなくて...続きを読む
  • 小児救急
    現在叫ばれている医療崩壊、特に小児医療について書かれています。県立柏原病院の話は地元で何回もテレビでも取り上げられましたし、3つのスローガンを守っていきたいと思います。
  • 明香ちゃんの心臓 東京女子医大病院事件
    隠蔽すればするほど、自分が追い込まれていくのにどうして本当のことを隠してしまうんでしょうか。
    「ミスを犯した者」だけにレッテルを貼り、バッシングを浴びせる社会が隠蔽体質を助長する。と書いてありました。そういう性質が無くならない限り、こういう事件はなくならないのかなぁ…と感じました。