大山康晴のレビュー一覧
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羽生さんにも言えることですが、言語化能力が非常に高いため、高みに達した人の考え方や心構えをわかりやすく書かれています。得るところがとても多くおすすめです。Posted by ブクログ
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情熱を持ち続けた勝負の人。純粋さに感嘆せざるを得ない。
防衛戦ではなく、一旦タイトルを返上して「取りっこをする」と。どんどん若い人が来るから、防衛するという自意識過剰では持たないと判断。
対局時は一日百本たばこ。風邪で吸わなかった時に新聞に「大山康晴はタバコをやめた」書かれた。吸うと馬鹿にされると...続きを読むPosted by ブクログ -
勝負に勝つための心がけを書いた本である。その心がけに(当然)奇抜なものはない。著者のいうように、「平凡のもののなかに真理がある」のだ。しかし、その心がけを実践するのは容易くない。自分に打ち克つ強い精神力がものをいう。著者は、おのれに克つことを「プロ棋士の初歩であり最終目標である」とこの本で述べている...続きを読むPosted by ブクログ
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将棋界の巨人、大山康晴15世名人が勝負の極意について書かれた本。
全体的に、将棋の強さと人間性の強さを結び付け、人間としての成長が将棋の強さにつながることが書かれていることが多い。
読んでいた中で一番感銘を受けたのは、一日タバコを100本吸っていたのを止めたエピソードである。
将棋になかなか勝て...続きを読むPosted by ブクログ