七沢またりのレビュー一覧

  • みつばものがたり 1 呪いの少女と死の輪舞(ロンド)
     近代に突入しかけている異世界にて、転生した災厄の少女が世界を混迷に巻き込んでいく物語シリーズの1巻である。

     ヤバい女(※色々な意味で)を描かせた一級の七沢またりさんが、今回はナチュラルにクレイジーな少女を主人公に据えて近代戦争物を描いてくれている。
     子供のように純粋に、純然たる悪意で命を刈り...続きを読む
  • 勇者、或いは化け物と呼ばれた少女(上)
    文章:非常に読みやすい。会話もうまく噛み合っていて、不自然でない。語彙が豊かで心情や、情景、人物の描写力も高い。ライトノベルの中ではトップクラス。

    ストーリー:主人公最強物。しかし、なろう小説の9割以上を占める程度の低い文章によるご都合主義的展開は一切なく、仲間に裏切られ、化け物と恐れられ、心...続きを読む
  • 勇者、或いは化け物と呼ばれた少女(上)
    きゃ~~~~
    大好きでダイスキなお話です
    こゆ系統のお話は 
    ほんっとうにダイスキでたまりません

    神に選ばれし少女
    勇者にならなければいけなかった少女
    世界を救うために勇者になった少女

    勇者は 魔物を倒す使命 それだけの使命
    師たちに鍛えられながら勇者としての素質を高める
    それは 魔物を殺す素質...続きを読む
  • 勇者、或いは化け物と呼ばれた少女(下)
    よかったです!!!
    文句なしにおもしろかったです
    読み応え抜群でした

    すべてをかけて 戦う勇者
    それは勇者だから
    魔物を殺さない勇者に存在価値はないというように
    自分の生きる意味は勇者であり続けること
    戦って命を落とす そんな終焉を望むが
    新しい仲間たちは許さない

    生きてと

    ラストに勇者ではな...続きを読む
  • 死神を食べた少女 (下)
     下巻です。読み終えた後は、しばらく、余韻に浸っていました。
     それだけ読み応えがあり、とても面白い内容であったと思います。単なる戦記、立身出世ものではなく、様々なメッセージを投げかけてくる内容だったと思います。
     無常な世の中、伝播しめぐる悪意、戦争という狂気が生み出してしまった化け物のお話でした...続きを読む
  • 死神を食べた少女 (上)
     『七沢またり』氏によるハイファンタジー小説です。
     多分、戦争でのサクセスストーリー……立身出世ものになるのかな? 上下巻に分かれていまして、読み応えは十分ありました。今回の上巻では、まだまだ前半戦というところですが、どこか病んでしまった主人公と、世界の残酷さが描かれていました。残酷な世界の中で、...続きを読む
  • 勇者、或いは化け物と呼ばれた少女(上)
    面白かった!この作者の作品はハリウッドのアクションを思い出す。強い主人公とはでなアクション、読んでいてスッキリします。
  • 死神を食べた少女 (下)
    上巻に引き続き面白い。ただ主人公の陣営は負け続きなので、ストレスがたまる。主人公に肩入れしたいのにイマイチ。でも面白かった。
  • 死神を食べた少女 (上)
    面白かった!強い主人公にわかりやすい構図。アクションも派手で読んでいて楽しかった。三国史が好きな人に読んでもらいたい。
  • みつばものがたり 2 呪いの少女と死の輪舞《ロンド》

    ネタバレ有り

    ミツバの中身が明らかになる巻。
    多重人格による異常性も浮き彫りになり、これからどういった話の流れになって行くのかが楽しみな漫画です。
  • 死神を食べた少女 (下)

    最後が見たかった

    面白かったです。ただ自分としては主人公の死に様が見たかったなと思いますね。主人公の国が滅ぶ事は(上)で早々に解ったので、墜ちた少女がどう生きて、どう死ぬのか。彼女の最後が本当に気になります。
  • 死神を食べた少女 (下)
     主人公であるシェーラの内面ほとんと焦点が当たらず、全く共感できない行動を取り、かつ悪役側であり(しかもどうしようもない)、という……ここまで書き出してみても小説として成り立つのかよく分からない設定なのに面白く読ませる一冊。
     では、なんで面白いんだろうか。
     シェーラ本人に魅力がある事はもちろんだ...続きを読む
  • 死神を食べた少女 (上)
    死神を物理的に食べた少女が、敗戦濃厚な国王軍に所属し反乱軍を鎌で刻むお話。タイトルはファンタジーっぽいですが、中身は戦記物。ゲーム内ですら迷子になる方向音痴な私(のような人)のために、地図が付いてます。「なろう」で読んだ小説の中では、一番心惹かれたお話です。
  • 死神を食べた少女 (上)
    おもしろかった。戦場となった貧村の少女シェラが飢死に寸前に兵士に襲われる、そのときに死神を食べることによって、ミューテーション的な劇的変化を起こす。死神の能力をアダプトした感じか。大きな鎌を自在に操る、死神少女無双。”食べること”をプライオリティにした、善悪の区別の無い主観だけで動く少女という設定が...続きを読む
  • 死神を食べた少女 (下)
    終盤、戦闘シーンが減ってちょっとだるんだが、最後までそれなりにエンジョイした。
    死にかけたら死神が出て、食うて復活して、と不死なのでは?
    なかなか久しぶりにどこまでもダークな話だが、気が滅入る系ではない。
    最後にナン(nun)になるのが、ちょっとエグすぎるのではと、思った。
    宗教に中指的なやつか?!
  • 死神を食べた少女 (上)
     だが、嘲りを受けた当の本人は、やはり気にしていなかった。名誉や誇りが傷つけられようが大したことはない。死にはしない。
     もしも、ここが食事の場だったらこの参謀達の首は既になかっただろう。食事中に騒ぐ屑共は死ぬべきだから。
    (P.203)
  • 死神を食べた少女 (下)
    「部下を捨ててまで助かりたいとは思わない。どうせなら貴方達と一緒が良いわ。長い間食事を共にした仲だもの。私も混ぜてくれないと。仲間外れは絶対に許さないわ」
    (P.325)
  • 勇者、或いは化け物と呼ばれた少女(下)
    上巻の勢いはなくなった感じ。話があちこち行ったのは残念だった。勇者の強さもあまり伝わってこなかったし消化不良。
  • 勇者、或いは化け物と呼ばれた少女(上)
    ずーーーーーーっと喉に魚の骨が突き刺さってるような、歯に物が刺さっているような

    ゴクドーくんとか伝勇伝とかまおゆうとか
    つえー主人公の話

    なろうにて読破。どうも書籍版とは随分違うようですある。
    まずパーティの人数が違う(下巻は読んでないけどなろうの後日談で書籍版の設定が出てくる)

    結局あまりハ...続きを読む
  • 勇者、或いは化け物と呼ばれた少女(上)
    買って実際読むまで昔読んだドラクエSSのドラクエ要素を抽出して書籍化したやつだって気がつかなかった。不覚。
    でも中身はSSの時から名作だったのでそのまんま面白かったです。下もすぐ読もう。
    (追記)
    小説家になろうのサイトで見てみたら普通にオリジナルとしてもSSになっていたんですね。知らなんだ。