黒狐尾花のレビュー一覧
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感情が高ぶると、無意識に妖怪を召喚してしまう体質のため、自分
の殻にこもっている美少女・柴榊銘と有髪僧の姿をした対妖怪用呪
術戦闘機“社人形”の弁慶との出会いの物語。
柴榊銘のいじいじ、めそめそぶりにイラっとするものの、制御でき
ない妖怪から身を守るために契約を交わした、その容姿に似合わず
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安倍晴明が女性だったということより、彼女の実年齢の方に驚いてみたり。
実際の年齢は出てこないのですが、想定より年食ってそう。
それでいて、無意識・無自覚に男性・女性問わず魅了していくという。
恐るべし。
割と恋愛フラグが立つのですが、彼女が無自覚ゆえ全く靡かないので男性陣が不憫で仕方がなかったです。...続きを読むPosted by ブクログ -
突如としていなくなった母親。
入れ替わりに、突如としてやってきた祖父と若い男性。
そして、気が付けば祖父の家。
確かにそんな状態に陥れば、己の殻に閉じこもります。
悲劇のヒロインか!? と言われても、さすがにこれは無理からぬ事に。
家族が完全味方でよかったね、という話でもありますが。
祖父のツン...続きを読むPosted by ブクログ -
世界観やバトル展開など一巻で終わらせるには少し設定が大掛かり過ぎたという印象。
ヒロインが薄幸の美少女という感じでかわいかった。Posted by ブクログ -
一気に読んでしまった。
内容は読みやすかったし、嫌いなタイプの登場人物では無かったし、面白かったけど、続きが出ても買わないと思う。
何か一冊で十分。これ以上無いくらい盛り沢山。全て解決っ!と言うような終わり方だし、引っ張るような疑問も伏線も特に無かったし、次巻が気にならない、自分には随分スッキリした...続きを読むPosted by ブクログ -
晴明が女性で母と呼ばれる作品ははじめて。
登場人物が多い。
続けば各キャラクタについて深く掘り下げるだろうが未だ続刊なし。Posted by ブクログ -
陰陽師とかあやかし絡みの平安ファンタジー。すっごいファンタジー。
元が卒論ということで、下敷きにしている平安時代の基礎知識については丁寧に描写されている印象です。
ただ、「下敷きとして利用した範囲では」ということで、時代考証や文化的なことに突っ込みを入れ始めればキリがなさそうです。歴史に疎いわ...続きを読むPosted by ブクログ -
晴明が実は○○だったり、主人公が○の血を引いていたりと、『平安風ファンタジー』として読む分には面白いです。
ただ、登場人物の関係を把握するのがちょっと大変でした。
それにしても、これを卒論で書くとは……。
すごいなぁ。Posted by ブクログ -
何故こうなった、清明…!(マジで第一声)
ちょっとばかし、平安のおいしいとこ取りしすぎじゃない?って感じがしないでもないです。…いやしかし何故こうなったんだろう、清明のキャラ…。Posted by ブクログ -
久々に電撃文庫っぽくない感じ、どっちかって言うと女性向けっぽい?
周りの人達が主人公(女)の事好きすぎて、そういう部分をニヤニヤしながら読みました。
陰陽師ネタが好きなので読んでみたけど、そんなに陰陽師色は強くないと思う。
鬼や天狗の血が混じっている異形の子孫というキャラが多いのでかなりファンタジー...続きを読むPosted by ブクログ