仙名紀のレビュー一覧

  • マネーの進化史
    数ある経済史や経済人類学の本は多数あったが、これはとても読みやすい本である。最新の「リーマンショック」にも触れつつ、古代の貨幣社会までもを論じている。利子の起源や債券の起源など、保険の起源など具体例を挙げつつ解説する。
    我々はマネーを憎みつつも、マネーから離れられない状況に来ていることを痛感した。マ...続きを読む
  • The Blue Zones 2nd Edition 世界の100歳人に学ぶ健康と長寿9つのルール
    ウェルネスについてより深く知ってみたいと思う中で読書。

    めも
    ・ブルーゾーン5つ
     イタリアサルデーニャ島のバラバギア地方
     日本の沖縄
     アメリカロマリンダ
     中米コスタリカ ニコジャ半島
     ギリシャのイカリア島

    ・サルデーニャから学ぶ健康と長寿のルール
     植物性食品を主体にした粗食にする
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  • The Blue Zones 2nd Edition 世界の100歳人に学ぶ健康と長寿9つのルール
    100歳以上の長寿が多い地域=ブルーゾーン
    イタリア・サルディーニャ島
    沖縄
    アメリカ・ロマリンダ
    中米コスタリカ・ニコジャ島
    ギリシャ・イカリア島

    それらの地域の老人を取材して、共通する生活習慣を見つけ出している。
    運動、食事(腹八分目、植物性食品を多く摂る等)、家族や友人との良好な人間関係、低...続きを読む
  • マネーの進化史
    金融学の学び始めに読むには少々難易度が高い本だった。

    終章にて進化の過程を金融と生物の間で共通点を見出していた部分が、一番感覚的にスっと理解できた。
  • マネーの進化史
    結構なボリュームですが、金融の世界の幅広さ、面白さを感じ取ることができます。
    まぁ(解説で野口悠紀雄さんもおっしゃってましたが)正直ちょっと難しいので、ちゃんと理解するなら複数回読んだ方が良いのかなという感じ。

    株式には第3章が割かれていますが、その黎明期(なぜ生まれたのか?)や初期のバブルについ...続きを読む
  • マネーの進化史
    マネーの進化史。公債、株、保険、デリバティブ、不動産etc.それぞれの金融商品がどのように生まれたのかを面白く分かりやすく書いてある良書。入門には丁度良い難易度だと思います。金融の世界は奥が深いですね。
  • マネーの進化史
    専門知識がない人間でも理解しやすい本。
    入門書には最適。
    リーマンショックの詳細な記述があれば、と感じる。
  • マネーの進化史
    500頁超の大部だが、マネーにまつわる4000年の歴史を紐解くには、それでもまったく紙幅が足りないだろう。その証拠に、本書には数式がひとつしかでてこない(ブラック・ショールズによるオプションの価格決定式 p.439)。

    さすがにこれだけ分量があると、ざっと一回読んだだけではぼんやりとアウトラインが...続きを読む
  • マネーの進化史
    人類の進化の裏側にはマネーの進化があったのだ.

    という本.

    面白いけど,話の難しさと史実に忠実に沿うことで発生する話の展開や重要性の感じずらさが辛い...
    似た本としてはこの本を解説してくれている野口悠紀雄の「マネーの魔術師」がおすすめ

    金融は経済を円滑に回すための手段だったのに.いつのまにか...続きを読む
  • マネーの進化史
    ユダヤ人はなぜ金融業に多いのか?なるほどそう言うことかと答えてくれます。マネーといってもキャッシュ(現金)の歴史ではなく、金融全般の歴史となっている。キャッシュはもちろん、債券、株、不動産証券化商品などの金融商品の歴史や貨幣そのものの歴史にも触れることができます。