芝村裕吏のレビュー一覧

  • ガンパレード・マーチ5121小隊 九州撤退戦〈上〉
    ゲームでは体験してない撤退戦の前編。別時系列のあんたがたどこさを読んでないので、壬生屋と瀬戸口がなんでこんなに進展しているのか疑問が残る。原と善行がいないだけでグラグラになる5121小隊。兵の士気って重要なんだなと良く分かる一巻。
  • ガンパレード・マーチ 5121小隊 熊本城決戦
    熊本攻防戦。滝川がこんなにモテモテになるなんて。整備班は最後まで大変だったのでドキドキした。第四話の帰還シーンは良かった。ゲームでも海に行くのは楽しかった記憶
  • ガンパレード・マーチ 5121小隊 決戦前夜
    時系列的に五巻目。熊本城攻防戦直前からさわりまで。整備班の戦闘シーンは緊迫感があってあつかった。加藤さんの60カウントシーンは最高に良かった。
  • ガンパレード・マーチ episode TWO
    時系列的に2巻目。戦闘シーンが面白い。ゲームをやっていた時の緊迫感を思い出す。機体を赤く塗ると性能が良くなるのはどこの世界も同じなのかと思わせるような別部隊のエピソードも面白かった。速水が青くもなくぽややんでもないのが新鮮。
  • ガンパレード・マーチ 5121小隊の日常
    時系列的に3巻目。3つの中編と小編1つと原日記で構成。
    2番目の田代の話が良かった。ゲーム中はグローブ取ったらほぼ無視だったので申し訳ない気持ちになった。
  • 富士学校まめたん研究分室
     ガンパレで有名な芝村裕吏の小説。ガンパレの解説書その他ではかなり堅い文体だったので、本書もそうかと思ってページをめくると…普通にポップな文体だった。1つのセンテンスが短くてテンポも良いし、いい意味で裏切られた。

     内容はというと、自衛隊勤務の30歳処女の工学系女子である主人公がロボット戦車の研究...続きを読む
  • 富士学校まめたん研究分室
    30才独身。対人恐怖症気味。理系じゃなくて工学系女子。もう、相当に煤けてる彼女がセクハラに巻き込まれ暇職に追いやられ、どうにかして鬱憤を晴らし職場を去るか。その職場が自衛隊で彼女がロボット工学を進んでいた才女だったら。
    自衛隊と戦争と言う日本人が考えておかねばならない事と日本だからできるロボット開発...続きを読む
  • 富士学校まめたん研究分室
    口べたで意固地そして僻みっぽい性格のため、ちょっと残念な感じのする陸上自衛隊の女性技官によるロボット戦車・二〇式自動歩兵、通称「まめたん」の開発史。物語前半、同僚の自衛官に対する恋心ゆえの彼女の過剰反応の数々にはやや辟易し、この物語はどこに向かうのかと心配になりましたが、後半のまめたん開発過程の描写...続きを読む
  • マージナル・オペレーション(1)
    兵士ができあがっていく過程は面白いことは面白いけど、フルメタルジャケットやらスターシップ・トゥルーパーズとか前例は腐るほど有るわけで、ある意味こっからのツイストが一番面白いところであるはずで、そこが楽しみと言えば楽しみだけど、どうなんですかね。
  • 富士学校まめたん研究分室
    綾乃と信士くんがちょっとずつ恋人らしくなっていくので、読んでてニヤニヤしていた。イラストのまめたんがかわいい。そして強い。でもそのまめたんが実践の戦いに使われるのが嬉しいのかと言われると微妙なところなんだと思う。やっぱり平和な状況でまめたんが動き回っている姿を見てみたい。
  • マージナル・オペレーション(1)
     モアイの試し読みを読んで面白かったので購入。熱すぎない現代人の象徴のような主人公が直面する世界の現実が機械的に面白く描かれていました。

     ただのゲームだ。職もなく金もなく夢もない、趣味はアニメ、漫画を消費するだけの存在の主人公。そんな主人公が次なる職場に選んだのは未経験でデスクワークを募集する民...続きを読む
  • 富士学校まめたん研究分室
    読み始めのつかみはよかった。中盤、主人公の面倒くささと進展しないストーリーに少し疲れた。まめたんの開発がある程度軌道に乗って、主人公たちが落ち着くころ辺りから俄然面白くなってくる。
    終盤の東アジア情勢は、ありえないと笑い飛ばせない内容なだけに、うすら寒いものを感じずにはいられない。
  • ガンパレード・マーチ アナザー・プリンセス(4)
    5121の面々が登場。
    そして…………。

    「でも誰かは闘っているんです」


    で、ここで「文庫へ続く」くううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう
  • ガンパレード・マーチ アナザー・プリンセス(1)
    胸の内で燻る中二の魂が求める。

    ガンパレードマーチ外伝。舞の姉「神楽」、”本物の速水厚志”の友人「秋草」、演算部隊「二度寝天国小隊」の視点で書かれるもう一つの1999年春。

    電撃小説版はヌルい、公式SS版は芝村節が強すぎて人に勧められない。そんなあなたに朗報の程よい一作・・だったのだけど4巻で打...続きを読む
  • この空のまもり
     拡張現実とタグが発展しまくった世界でのSF。彼女のために世界を守ろうとする男の子が、淡々と活躍して行く。醒めている今時の若者が、こなすように世界を救う姿はとても現代的で、悪くない印象だった。
  • この空のまもり
    ARタグから連想して、少子化問題とか諸外国との軋轢とか織り交ぜると、あり得る話だし妥当なところだと思う。
    物語としてはやや盛り上がりに欠けていて、だらだらずるずると事態が進行していくのがちょっとアレかな。
  • ガンパレード・マーチ 2K 5121小隊の日常III
    最近は戦争物であり群像劇物に成りつつあり、日常的な描写が少なくなっていましたが、今回は5121小隊の面々が全面に描写され彼等の生き生きとした日常風景が描かれています。

    しかし、未だにアメリカにいると言う事はまた何かしか波乱が待ち受けてるんだろうな
  • この空のまもり
    ダビンチでお勧めされていたので購入。
    AR(拡張現実)がより強力に、一般的になった近未来を舞台にしたSF。
    拡張現実への落書きを日本政府が取り締まらないところなど、なんかリアリティがある。
    終盤はサマーウォーズ的なものを感じた。
  • この空のまもり
    近未来、こうなるだろうなっていう予測を忠実にたどっていて面白いです。
    一番の魅力は、主人公です。ニートな主人公は、自分がニートであることを隠そうとせずに堂々としています。ありのままの自分を恥ずかしがることなく、けれど冷静に自分を見つめることができる…そこが、ニートであることを忘れるくらい格好いい。
    ...続きを読む
  • キュビズム・ラブ 2巻
    表紙の彼は誰?って思ってたら、なんかスーパーマンっていうのが出て来ましたけど、彼らはいったい何だろ。人工的な感じがするんだけど、こういうのを踏まえて、ノリコの身体ができるって話になるのかなぁ。

    新キャラHAYATEとヲタポンが歌っているのも、なんか笑えました。

    それにしても、なんでこんなに黒い箱...続きを読む