三石巌のレビュー一覧

  • ロウソクの科学
    ロウソクの燃焼から生命活動の呼吸に到るまでのミクロ的な普遍性を、多数の実験を交えてで示しながら語る。基本的ながら奥の深すぎる、酸素、炭素、水素の不思議な役割を改めて認識させられる一冊。
  • ロウソクの科学
    自分は、中1のくせに化学の単語などは案外知っている方なので子供でも楽しく読めたが、塾に通っていて、6年の範囲の途中ぐらいのところから読めるようになるのではないかと思います。(毛細管現象が毛細引力となっていたが、そこは翻訳の問題なので楽しく読ませていてだきました。)
  • ロウソクの科学
    ロウソクの科学。ファラデー先生の著書。ノーベル化学賞を受賞した吉野彰博士が読んでいたことで話題になった一冊。ノーベル化学賞を目指す将来の科学者や研究者の卵である子供たちはもちろん、もうこれからノーベル賞受賞を目指すには難しいかもしれない大人でも科学の楽しさを感じられる良書です。
  • 医学常識はウソだらけ
    現在注目されている、糖質制限、そしてケトン体へと続く理論の嚆矢のようだ。これが書かれた時期にはまだ糖質制限もケトン体についての議論も起きてはいなかったと思うけど。
  • 医学常識はウソだらけ
    薬漬け・検査漬け・特定の食品を良しとする風潮・データの操作、なんとなく不信感を抱いていたことが「栄養」という面から、また著者の現実から明らかにされてすっきりした。
    少々肥っていようが、持病があろうが、ハードな運動をしなくても、気にせずきちんと暮らすことが大事なのだと納得した。
  • ロウソクの科学
    もし、小さな子どもに次の質問をされたら、どう答えますか?
    -「ねえ、どうしてロウソクは燃え続けられるの?」あなたならどうします?
    ロウソクなんだから燃えるのは当たり前、と適当に言いくるめますか? 無視しますか? それとも真剣に「ロウソクのなかの炭素に空気中の酸素が結びついて…」と、きちんと答えようと...続きを読む
  • ロウソクの科学
    「ロウソクが燃える」という現象から、基礎的な理科について解説する良書。
    通して読むと、ロウソクってよく出来ているんだなぁと感心する。
    欲を言えば、もう少し挿絵が欲しい。
    また、科学の知識が現代とは異なっている点も要注意。
  • 医学常識はウソだらけ
    90歳間近でスポーツジム2ヶ所に通われている美肌のお爺さんに、「その美肌の秘訣は何ですか?」と聞いたら、栄養学の話が始まり、三石さんの本をおすすめされたので購入した。

    夜にたんぱく質をしっかり摂ることで成長ホルモンが出る、と書いてあったので早速試したところ、翌日の身体の軽さが驚くほど全然違った。
    ...続きを読む
  • ロウソクの科学
    6つの化学実験講座です。

    どこかのこども科学教室のメモかと思いきや、大科学者であるファラデーが英国王立研究所で行ったクリスマス講演実験をまとめたものだったのでちょっと驚きました。19世紀後半は、日本の高校程度のレベルだったとおもわれます。
    本文は、文庫で200頁ほどなのでさくさく読めます。

    です...続きを読む
  • ロウソクの科学
    「この宇宙をまんべんなく支配するもろもろの法則のうちで、ロウソクが見せてくれる現象にかかわりをもたないものは一つもないといってよいくらいです」。これは貧しい鍛冶屋の家に生まれたファラデーの言葉である。「本当に!?」と思ったら、是非この本を読んでみてほしい。
    (ほり)
  • ロウソクの科学
    1本のロウソクから次々と紡ぎ出される科学の物語に、知的好奇心がくすぐられました。ロウソク1つからこれほど多様なことが分かると一旦知れば、身の周りの様々な事象にも、違った見方が出来ることに気づかされます。さすが、歴史の風雪に耐えた名著といったところです。

    実験の講義録のため、文章ではイメージし難い部...続きを読む
  • ロウソクの科学
    158年前の丁度今頃(クリスマス休暇)。
    ロンドン王立研究所で催された講演を本によって追体験。
    講演の記録が本にされたことで慣れるまで読みにくかったものの、内容はとても興味深い。
    小中学校で理科の実験として実際に扱われるような内容も多く、面白く読んだ。
    個人的に長年疑問に感じていたことも本書によって...続きを読む
  • ロウソクの科学
    【本の内容】
    「この宇宙をまんべんなく支配するもろもろの法則のうちで、ロウソクが見せてくれる現象にかかわりをもたないものは一つもないといってよいくらいです」

    ロンドンの貧しい鍛冶屋の家に生まれたファラデーは、1本のロウソクを用いて科学と自然、人間との深い交わりを伝えようとする。

    子供たちへの慈愛...続きを読む
  • ロウソクの科学
    内容的にはすでに知識として知っていることばかりだったが、実際に実演を見られたら、すごかっただろうな。最後の締めの言葉がかっこいい。ファラデーの生涯も素敵。

    ・窒素があるおかげで、燃焼速度が抑えられている。
    ・二酸化炭素は空気より重い。
  • ロウソクの科学
    面白い!でも読みにくくて分かりにくい!文章じゃなく実際に講演を聞いてみたい!と思わされた。かの有名なファラデーが晩年に行った一般向けの演示実験付き講演の記録。
    翻訳の問題も少しはあるけど、そもそも、ファラデーが助手を使いながら演示実験をしながら行った講演をほぼそのまま口述筆記した内容なので、簡単な実...続きを読む
  • ロウソクの科学
    飛行機の中で2回読みました。だから内容はばっちり頭に残っています。きっとファラデー先生の授業(授業という呼び方も少し違う気がします。)を受けた子供たちは大きくなって本格的に「科学」(科学という呼び方も少し違う気がします。)を学ぶ時期なっても、科学にすんなり溶け込めていけたと思います。
    この本を読んで...続きを読む
  • 医学常識はウソだらけ
    きちんとした仕組みを知らずして美容に力をいれたり(皮膚のしくみや頭皮の構造など)やたらと医者まかせで本来の生理機能を無視して薬に頼っている人が多過ぎるようにおもう。小さい頃身体が弱く、医者にかかったが「これ飲めば胃は治るが薬というからにも副作用があるからあまり飲ませたくない」という医者に当たった私は...続きを読む
  • 医学常識はウソだらけ
    現代の医療は疑問に思うことが多い。医者は治すために薬を出すわけではない。症状を和らげて自己治癒力で治してもらう。果たしてそれは治療と言えるのか?こういったことの疑問にズバズバとツッコミを入れたのがこの本である。

    著者は良質なタンパク質とメガビタミン、スカベンジャーで大抵の病気は治るような事が書かれ...続きを読む
  • ロウソクの科学
    古典のようなのでオーディブルで選んでみた。
    若者への講義形式の割に内容が結構難しく、語り口調も持って回った言い方なので全然頭に入らなかった。「これわかるよね」の一言を、「こうした点を皆さんにもご理解頂けるであろうということを期待したいと考えているのでありますが」みたいな。
  • ロウソクの科学
     ロウソク一本からも、科学を通し、その奥に潜む真実へとつながるものかと考えさせられたが、何より文系の自分には、実験が理解に詰まるところがあったのが正直な感想である。
     またこういった実験講義が行われるまでに、数え切れない失敗と検証を行なっており、あくまでそれを見せずに、当然のこととして行なっている科...続きを読む