蒼山螢のレビュー一覧
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襲撃をうけ、一夜にして祖国を失ったヒロイン。
一時的に閉ざされた視界の中で膨れ上がる絶望と復讐心。
気丈で誇り高いヒロインが好ましい。
固く閉ざされたその心に真摯に寄り添うヒーローも苦しかっただろう。
それでも、ヒロインを守り抜くと誓った大きな愛に感動せずにいられない。 -
おっとりした天然系の皇子と宝石しか興味の無さそうな変な女子の組み合わせにどこかお人好しな周囲の人達。そんなふわふわほっこりした雰囲気が心地よいと思っていたら、あれよあれよと事が進んでしまいました。晶華にはまだ秘密がありそうです。続くのか、そうしたらもう今までみたいには行動できない立場だよね。二人の関...続きを読む
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タイトル買いでした。
一生懸命で健気なヒロインと、感情不器用な国王のほのぼのラブな感じが読みやすかったです。
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最初の辺り、何がどうなっているのかよく分からなかったのですが、読んでいくうちに色々とわかりました。ヒーロー、もうちょっとちゃんと守ってあげなよ…いや、そうじゃなく…というのが感想でした…。大変だったかもしれないけどさ…。
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後手後手に回っていたヒーローは、そんなに才覚ないような感じがした。それよりも叔父が気持ち悪くて気持ち悪くて…こんなやつにヒロインが食われなくて良かった。
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タイトルに「才覚」を使うなら、もう少しヒーローに才覚的なものを持たせてほしかった。最終的には元鞘だけど、才覚があるならもう少し頭を絞ってヒロインが叔父に借金のかたに結婚を迫られる前に助けて欲しかったなぁと思う。叔父を成敗するときも婦人の手を借りたり、もう少しヒーロー自身に頑張って欲しかった。