「トリスタンとイズー」を読んで、サトクリフでアーサー王伝説シリーズ読もうかなと思ってはいるのですが、
ちょうど仕事でこの、金原瑞人先生訳に出会ってしまい、ぐいぐいお話が進んでいくんで、あっという間に読み終えました。
あの、有名なシーン、アーサー王が名剣エクスカバリーを岩から抜いて後、ブリテン
...続きを読む全土の王となり、
その後サクソン人やアイルランド、ノルウェー、フランスと近隣の国をどんどん征服していく。
そこには、騎士たちのめくるめく戦いがあり、馬も騎士もざくざく殺される。
最初は恐ろしかったけど…
いやあ、騎士道って素晴らしい✨
女、子ども、丸腰の相手、倒れた相手を殺すようなことは絶対にしない!
また、王妃や王、友たちのために、忠誠をたてたら、いかなる時でもその人のために戦う。
そしてキリスト教徒としての、深い信仰心。
神の思し召しのままに戦い、死にゆく様も、美しく気高く、かっこいいんだよなぁ。。
アーサー王とその妃、グウィネビア王妃、そして王の円卓の騎士の中の最高峰、ラーンスロット卿、この人たちのもどかしい愛がたまらないですわー。