エクトール・マロのレビュー一覧

  • 家なき娘(下)
    これは違う翻訳者、出版社でも読んでみたい。思慮深く、忍耐強く、そして分からない事は聞く。私には全てにおいてもっていない性格で、母親と孫娘を批判し会う必要もないと言われた時も辛抱強く、全否定するのではなくもしかしたらいい人かも。会えば考え方が変わるかもと周りの大人のへりくだる態度ではなくもしかしたら出...続きを読む
  • 小学館ジュニア文庫 世界名作シリーズ フランダースの犬
    なぜ今になってこの本を読みたいと思ったかというと、

    ①フランダースはベルギー(大陸ヨーロッパ)のお話なのに、作者ウィーダはイギリス人だったという衝撃

    ②主人公ネロはルーベンスの絵を見て死んだという事実を聞き、美術好きの自分としてはその経緯を見ておきたいと思ったから。

    結末はなんとなく知っている...続きを読む
  • 家なき娘(下)
    途中まで岩波文庫の旧字体で読んでいましたが断念し現代語訳で読み直し。現代語の方が文章がすいすい入ってきて純粋に物語を楽しめました。
  • 家なき子(上)(新潮文庫)
    さまざまな出会いと別れを繰り返して逞しく成長するレミの姿に元気づけられます。下巻ではどんな旅が繰り広げられエピローグが待っているのか楽しみです。
  • 家なき娘(下)
    (上巻感想の続き、ほとんどアニメ版との比較)
    下巻はほとんどアニメと同じなのだけど原作はロザリーの父親がいなかったりファブリの役目が違ったり女性の家庭教師がかなり重要で、どれも本筋やテーマは変えてないけれどベローム先生はアニメにも出してほしかった。あとヴュルフランの誕生日のやって欲しかったなあ。
    ...続きを読む
  • 家なき娘(上)
    (ほとんどアニメ版との比較)
    アニメ世界名作劇場「ペリーヌ物語」を先月初見で見始めて54話全部観た。ものすごく面白かったので原作が気になり読み始めたのだけれど、いきなりパリに着いたところからで、アニメ版前半のロードムービーはオリジナル要素だと知った。
    アニメではボスニアからパリまで約1,500kmを...続きを読む
  • 家なき娘(上)

    絶対にぶれない主人公

    とにかく励まされます❗️過酷な状況下でもぶれない主人公。おじいさんと希望に満ちたほのぼのとした終わり方も大好きです。何度でも読んで人生の糧にします。

    この間顧客先で昼食ほぼ抜きで頑張った時も、ペリーヌだって食べたないで頑張った、と自然に考えてました。
  • 家なき子(上)(新潮文庫)
     エクトール・マロによるフランス児童文学の傑作。発表されてから150年近く経つという古典作品だが、どんどん読み進めたくなる魅力であふれている。
     大好きな母が実の母ではなく、自分は捨て子だったという事実を知り、年老いた旅芸人ヴィターリスに貸し出されるということで、家を追われレミの旅が始まる。その描写...続きを読む
  • 家なき娘(上)
    世界名作劇場の中で一番大好きなペリーヌ物語の原作。全然知らなかったけど、この間声優の鶴ひろみさんの訃報がニュースになった時に、このペリーヌ物語が鶴さんデビューの作品だと知ってなおさら心に残る作品になった。
    アニメは原作にはないパリに着くまでの様子も補完してあるしオリジナルキャラクターも出てくるが、ア...続きを読む
  • 家なき娘(上)
    教育の名著。改めて読み直してみても、社会人である現在の自分自身にもたくさんの気付きがあった。今後、何度も読み返したいと思う。
  • 家なき娘(上)
    以前何かで読んだのだが、そのとき記憶よりもペリーヌが過酷な目に遭っていた……ちょっとびっくり。やっぱり小屋で暮らし始めていろいろ知恵を絞るくだりが秀逸。あの部分が読みたくて読んだようなものだ。
  • 家なき娘(下)
    おじいさんが息子の葬儀に会社の人間が誰も来てくれなかったことに腹を立てて、自分も会社の人に病院なりきれいな集合住宅を作りたくないと主人公にもらしたら、主人公は他人が自分にしてくれなくても自分が人と同じことをしなくてもいい、自分が人に何かをしてほしかったら、まず自分が人に与えないといけないと諭したとこ...続きを読む
  • 家なき娘(上)
    両親を亡くし、パリから必死に歩いたり白樺を食べようとしたりして実の祖父を訪ねるけなげな少女ペリーヌの話。ペリーヌは最初自分のとても好きなロバを売った。ロバを売るときも友だちを売るような感覚だったと思う。実の祖父は父を勘当していることから、オーレリーと名を変えて祖父が経営する工場の英語の通訳として働い...続きを読む
  • 家なき娘(下)
    10歳未満のお子さんなら、アニメから入るのが自然かもしれません。
    10歳くらいになるまで、アニメの家なき娘を見ていないのなら、文庫を先に読むのがお勧めです。
    文庫を読んだ上で、なぜ、アニメでは、まとめてしまったかを考えるのもよいかもしれません。
  • 小学館ジュニア文庫 世界名作シリーズ 小公女セーラ
    小学生ぶりに読みました。登場人物の描写であるセリフや仕草が細かく設定されており、引き込まれる大好きな作品です。

    財産がなくなったとたんに態度を変えるミンチン先生はどんなことを考えているのか考えながら読みました。
    大学生になってから小学生時代に読んだ本を読み返すととても面白いです。
  • 家なき娘(下)
    1978年のアニメ『ペリーヌ物語』原作の完訳版。フランス人を父に、インド人を母に持つ、聡明で強い意志を持つ少女が、苦難と悲運を乗り越えながら父の故郷を目指し、幸せをつかむまでの物語。

    序盤のペリーヌに降りかかる不幸(母の死・貧困)は、『レ・ミゼラブル』のコゼットの境遇を彷彿とさせる。しかし、作者は...続きを読む
  • 家なき娘(上)
    詳しくは下巻に書きましたが、全世界の経営者必読の書、といっても過言ではない。特に、経団連の偉い人たちはこの本を読んで顔を洗って出直すことをお勧めする。
  • 家なき子(下)(新潮文庫)
    マティアと親友になり、フランス国内を旅する。九死に一生を得る経験や心温まる出会いを経て、イギリスにも渡る。勇気と努力と人への思いやりがハッピーエンドにつながる。抄訳でなく全文で読む楽しさを堪能した。2020.1.1
  • 家なき子(上)(新潮文庫)
    子どもの頃に読んだはずだが、内容はすっかり忘れてしまった。フランス中を旅しながら愛する人たちと別れ離れになり、孤独な旅が始まろうとするが、これまでの体験が心身共にたくましくなっていて生きる意欲にあふれている。この作品に限らず、貧しい子の童話は多かったが、今の子にも読みつがれ共感されているのだろうか。...続きを読む
  • 家なき子〈中〉
    だいたいストーリーを知っているつもりだったのですが、炭鉱!?そんな話あったか・・?
    このエピソードだけで一つの小説にできそう。