塚本勝巳のレビュー一覧
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他の方と重複するかもですが、小学生向けの本ですが、大人が読んでもとても勉強になります。研究者としての心得や大変さなど、冒険小説を読んでいるような感覚でした。また鰻の生態についてとてもわかりやすく説明されていて、最後には考えさせられる内容になっている非常に良い本でした。Posted by ブクログ
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日本人にとって夏を乗り切る食材として欠かせないウナギ。そのウナギ研究の第一人者が、子ども向けにウナギ研究について著した本。
これまでに分かったこと、解明していくことが分かりやすく述べられており、大人が読んでも参考になります。
将来研究者を目指す子ども達に読んでほしい1冊です。Posted by ブクログ -
小・中学生向けに書かれたうなぎ産卵場調査、40年間の軌跡。人類の祖先は5百万年前に誕生と言われるが、うなぎの祖先はおよそ1億年前に存在。
2013年2月環境省が、2014年6月国際自然保護連合がニホンウナギを絶滅危惧種に指定。
「研究は楽しくやらなくちゃならない」
「自分が好きなことを、力いっぱいや...続きを読むPosted by ブクログ -
小学生向けでしたが大人が読んでも面白かったです。表面部分しか知らなかったウナギ研究の苦労を知る事ができて良かった。
そしてエピローグの塚本先生の学ぶマインドにも大変感銘を受けた。
そして個人的な意見だが土用の丑の日は無くなれば良いと思う笑Posted by ブクログ -
てっきり一般向けかと思って手にとったら、実は小学生向けだった。でも、科学的であることに対して記載の手が抜かれてないし、確かに生物学的にも面白い。
著者の一般向けの方を読みたくなった。Posted by ブクログ -
どこかでうなぎ研究者の塚本さんの存在を知って、読んでみようと思った1冊。子ども向けに書かれた本ということで、読みやすさを意識しながら、研究のおもしろさを伝えようとした想いが伝わってくる1冊でした。ごほうびとして食べることの多いうなぎの生態、特に海で生まれた直後の話は知らなかったことばかりで、知的好奇...続きを読むPosted by ブクログ
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土用の丑の日に欠かせないうなぎ。
しかしその生態は長い間なぞに包まれていました。
…ということは知っていました。
うなぎ博士こと塚本勝巳先生が、世界で初めてうなぎの卵を発見したことはニュースで知っていましたが、この本はその記録であるだけではなく、好きなもの、興味のあるものを追い求める楽しさが溢れて...続きを読むPosted by ブクログ -
うなぎ研究者が卵を発見するはなし。やはり研究者本は面白い。日本人がうなぎを食べ尽くしてしまう前に卵が見つかってよかった。そこからわかる発生過程は完全養殖までのハードルの高さ。絶滅させる前に興味深い生態を知ることができてよかった。Posted by ブクログ
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生き物の「旅」への興味から、魚類の回遊現象、ウナギの産卵場所の探索へと研究を進めていった著者によるウナギ研究の解説。
一貫して、自身の好奇心からの研究態度を貫きつつ、ウナギの研究を続けてきた人間として、保全への具体策を提言している。Posted by ブクログ -
塚本勝己先生は面白いことを研究していると思ってすごい発見だとは思っていたけど、すごい時間とすごい苦労して発見したとゆうことが良くわかった
さらにウナギの生態など色々なことがわかったPosted by ブクログ