前坂俊之のレビュー一覧
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なぜ積ん読にしてたのかと思うほど良書でした。
外交は個人同士の関係が良好に導く事があるけど、国家戦略は個人を凌駕しない事をあらためて鑑みるべき。
ウィッテの述懐を読むと、小村の評価は下げざるを得ないかな。準備が足らなかったよね。
それにしてもウィッテと決まってすぐに電報送った伊藤のその勘の鋭さとき...続きを読むPosted by ブクログ -
日露戦争では、対ヨーロッパの「明石工作」も有名だが、本書は対米国の「金子工作」を取り上げる
明治天皇も伊藤博文も当初はナポレオンを絶賛崇拝していた。ナポレオンのような一人天才に指揮される一方、ドイツはモルトケが凡人集団でも三人寄ればなんとやらでしたのが参謀本部である。
川上操六こそ日本陸軍参謀本部...続きを読むPosted by ブクログ -
この男も大したヤツです
「ポーツマスの旗」を読んで、日露戦争の終結に尽力した小村寿太郎に感銘を受けたわけですが、同時に、開戦直後に米国に渡ってルーズベルト大統領のバックアップを得ることに大活躍した金子堅太郎の存在を知って、とても興味を持っていました。そんな折にちょうどこの本を見つけ、さっそく手にしま...続きを読むPosted by ブクログ -
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[ 目次 ]
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☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時...続きを読むPosted by ブクログ -
稲垣足穂がめっちゃ気になる。
ネコと『聖書』と『広辞苑』を片時も離さなかったって・・
「十年あまりフトンなしで暮らしていた・・タオルの代わりに飼っていたネコで体をふき、ネコをしぼった・・」
思わず『一千一秒物語』を買ってしまった。
そのほか、大好きな高橋是清はますます気になり、泉鏡花も読んでみたく...続きを読むPosted by ブクログ -
「果報は練って待て」と「運は はこぶ と書く。運を待つんじゃなく自分を運の方へ運んでいくために、寝て待つんじゃなく練ろ」って感じの話がちょっと使えるなぁと思った。
全体的に、リーダーとしての言葉ってより、
イチ商売人としての言葉って感じのが多い。
名選手は名監督になれないってわけでもないんだなぁ...続きを読むPosted by ブクログ