岳真也のレビュー一覧

  • 悪女たちの残酷史
    どうやら日刊ゲンダイだったかで連載したコラムの記事だそうなんだけど、かなり面白い。

    冷酷、非道、淫乱ぶりが半端じゃない。普通引く。
    なぜなら私もドン引きしたから。

    まあ楽しく読んでるけどね。しかもかなり高評価出してるけどね。
  • 行基 菩薩とよばれた僧
    やっと知れた!かの隠れた有名人の行基さん。
    小説で読みやすい!!!

    ・日本最古の飛鳥寺で修行。15で出家。導師は入唐経験のある道昭(日本初の火葬の人)
    ・生駒や葛城などの山中でも修行
    ・役小角にも師事し、山中で一緒に修行 ←作り話の可能性有り。金剛蔵王(金峯山寺の蔵王権現)を役小角が生み出す
    ・病...続きを読む
  • 秘帖 托鉢剣 一 虚無僧胡空 闇仕置き
    岳真也 著「虚無僧胡空 闇仕置き」、秘帖托鉢剣シリーズ№1、2014.6発行。虚無僧が「半武半僧」で「手形無用、諸国の往来が自由」とは知らなかったです。通常の尺八と脇差を仕込んだ笛をたずさえて、越後から江戸に流れてきた虚無僧、胡空。無外流の達人。心は純粋、滅法強く、男前。江戸にあって、女性は勿論のこ...続きを読む
  • 江戸のご隠居意見番 小春びより
    岳真也 著「小春びより」、江戸のご隠居意見番シリーズ№1、2012.2発行。全旗本中、最高位の役職を歴任したる後、隠居した伝兵衛58歳が、「ためし斬り」などの辻斬りをはたらく大身旗本の息子を、密かに闇にほうむる物語。解決まで間延びして、長すぎるきらいはあるが、まずまずの面白さでしょうか。伝兵衛の世話...続きを読む
  • 江戸のご隠居意見番 恋しぐれ
    岳真也 著「恋しぐれ」、江戸のご隠居意見番シリーズ№2、2012.11発行。「小春びより」に続き、いよいよ佳境か! 奉行を息子に持つ隠居の伝兵衛58歳、控えめながら、出る時は出る、小気味よいです。シリーズを期待して次をと・・・。あれっ、これで完結ですかw。岳真也さん、1947年のお生まれ、このシリー...続きを読む
  • 秘帖 托鉢剣 三 桜花爛漫仕舞い舟
    岳真也 著「桜花爛漫仕舞い舟」、秘帖托鉢剣シリーズ№3、2015.3発行。シリーズ№④がないということは、本作で完結ということでしょう!笛の名手で剣の達人、虚無僧の胡空と三味線抱えた辰巳芸者の沙耶吉姐さん、絵になる二人でしたが~(^-^)
  • 秘帖 托鉢剣 二 しぐれ秋月抜荷始末
    岳真也 著「しぐれ秋月抜荷始末」、秘帖托鉢剣シリーズ№2、2014.8発行。やや盛り上がりに欠ける第2巻でした。
  • 秘帖 托鉢剣 三 桜花爛漫仕舞い舟
    第三弾
    旧藩を背後で操る悪者を藩主とその側近達とやっつける。
    藩への復帰を辞退し再び江戸へ
    これで終わりか、新たな展開か?
  • 秘帖 托鉢剣 一 虚無僧胡空 闇仕置き
    シリーズ第一弾
    佐渡金山で不正を働く藩の重役と幕府役人、告発しようとした友人を殺され、家族も惨殺され、虚無僧に姿を変え江戸へ
    江戸で世話になった人々と共に、影の仕置人に
    最初は若い娘を自殺に追いやった悪人を
  • 秘帖 托鉢剣 二 しぐれ秋月抜荷始末
    第二弾
    抜荷を企み、利用した船頭を皆殺しに、
    旧藩の仇と手を組む幕府旗本と商人を始末、
    新たに同心見習いと、旧藩の助っ人が、しかし仇は藩に戻られる
  • 悪女たちの残酷史
    [ 内容 ]
    淫蕩、凶暴、冷血、女は誰でも突然、変身する。
    古今東西の悪女ベスト20、4タイプの悪女を知れ。

    [ 目次 ]
    第1章 凄惨きわまる悪女たち―The violence 西洋篇(アグリッピナ;エリザベート・バートリ;ジンガ;メアリ・チューダー;ベラ・レンツィ)
    第2章 凄惨きわまる悪女た...続きを読む
  • 悪女たちの残酷史
    数々の悪女シリーズを読んで来たせいか
    内容はそれらとほぼ変わらず・・・

    やっぱり悪女シリーズで一番のお気に入りは
    澁澤龍彦さんの悪女物語だなぁ・・・
  • 悪女たちの残酷史
    学生の頃の渋澤龍彦かぶれに始まり、異端や毒薬、悪女の系譜には、一方ならぬ思い入れがある。
    高校の頃収集した知識を思い起こさせるために、久々に読んでみた一冊。
    王道のエリザベスや、メアリ・スチュアート、則天武后なんかに加えて、そんな人いるの?って人も何人かいて、面白かった。
  • 山内一豊
    他の一豊小説と異とするのは秀次の肩を持つ姿が描かれているところだと思います(刀根坂や小山評定など細かいところを見ればもっとあると思いますが)。一豊の秀次に関する資料は極端に少ないので真実のほどはわからないようですが、こう言った実直な姿も素敵だなと思ったり。