榎本ナリコのレビュー一覧
-
作者の榎本ナリコさんといえばエヴァンゲリオンの評論でご存知の方も多いと思う。思春期にゆれる繊細な“心の描写”を“性”に絡めて見事に表現している本シリーズ(全8巻)。エロがメインなわけですが、それ以上に深い、ただ劣情の対象にするだけではもったいない作品だと思う。Posted by ブクログ
-
かなりのエロ漫画ですが、ただのエロ漫画ではなく切なく苦しい、時には泣けてしまう作品です。エロが苦手な方で、でも興味あるって方はお薦めです。いくつもの話が入っており読みやすいです。Posted by ブクログ
-
完結。『センチメントの季節』からずっと続く「こころとからだ」のストーリー群は、相変わらず心をチクチク刺します。求めるからだと認められないこころ、求めるこころと触れられないからだ…。からだを合わせることは、いつから「けがれ」になってしまったのでしょうか。その想いゆえに傷つき続ける人の心が切なく哀しいで...続きを読むPosted by ブクログ
-
面白いやんけ…
変人だらけの生物部と、主人公と、
鉱石から造られたゴーレム。
もっと読みたいが単巻でござった。
------------------------------
オカルトオタクに石マニア、ゴーレムの美少女、学園の人気者でありたい主人公。幽霊に吸血鬼にとなんでもありで盛り盛り...続きを読むPosted by ブクログ -
10~15年前、俺はセンチメントの季節でこの巻が一番好きだった。
当時なら★5あっただろう。
今読み返してみると…やっぱり面白い。
だが、★5は無いかもなあ。
何か、★5になるための何かが足りない。
特にこの年になって立ちの悪さを実感してくると、
19かそこらで老人はあり得ないってw...続きを読むPosted by ブクログ -
これを読んだ2000年くらいの時は、すげーハマったなー。
読んだ事ない世界、体験したことのない読後感。
「深い」と感じさせた。
今になって、10~15年ぶりくらいに読んでみると。
妙に空々しい。
「浅い」とすら感じる。
単純に年のせいないのか、性欲が衰えたのか、
色恋沙汰やセックス...続きを読むPosted by ブクログ -
新年、1発目の本がこれかよというのはあるのですが……。
秋からはじまったこのマンガ、2回目の秋のお話です。
今までは短編集だったのですが、ここからは、1巻完結のお話になるみたいです。
心と体、両方大切。多分、そういうお話です。Posted by ブクログ -
色々読んでみて思ったのは、この人は、余白を描くのはへたなんだろうなぁ、ということ。
あとがきが一番好きかな。作家たるもの、こうでなくちゃいかんと思う。Posted by ブクログ