坂口玲子のレビュー一覧

  • おしどり探偵
    トミー&タペンスシリーズはシリーズ通して初めて読んでいるが面白い。今作もやっと手に入り、読めずにとっておいた二作品も近々読むことにしよう。
    今作は秘密機関の後、夫婦となった二人の物語どであり、アルバートも彼等に従事してシリーズの登場人物として成長していく。クリスティはスパイスリラーの様な小説も多く、...続きを読む
  • おしどり探偵
    クリスティー読み直しはまたまた変化球かよ!というね
    この前、次あたりは王道『オリエント急行』あたりをなんて言ってたのにね!

    それにしても面白かったです
    普段から評価ゆるゆるの私も短編集となると評価が低くなりがち、でもこのトミーとタペンスのおしどり探偵の短編集はどれもこれも面白くての高評価

    クリス...続きを読む
  • おしどり探偵
    シャーロックやブラウン神父など名探偵達の手法を真似ながら謎を解いていくミステリー短編集。
    トミー&タペンスの中で一番好き。
  • おしどり探偵
    トミーとタペンスの会話が小気味良くて楽しい!あらためてクリスティーの多彩ぶりにも感動。
    この作品と「火曜クラブ」はalltime Bestだが、そう考えると、クリスティーは短編集もハイレベル。
    特にトミーとタペンス物は全5冊で、毎回趣きが異なる。この作品のような思いきり遊んで楽しい雰囲気はこの二人に...続きを読む
  • おしどり探偵
    他のトミーとタペンス作品同様、派手なアクションなんかは無く、
    ややもすると淡々と話が進む感じもするんだけど、
    相変わらずな二人の会話とキャラクターに味があって独特な面白さ。
    また読みたくなる面白さ。クセになる。

    解説(?)にもあるように、中には「そりゃないよ」
    っていうトリック(と呼べるのか)もあ...続きを読む
  • おしどり探偵
    自信家で慎重だがやるときはやる漢トミーと、好奇心の塊でアグレッシブすぎる行動派タペンス夫妻が、ミステリー小説で培ったノウハウを活かして様々な事件を解決するシリーズ第2弾。

    さすが夫婦揃ってミステリーマニアだけあって、要所要所にリスペクトキャラが登場します。
    誰もが知ってるベイカー街のコカイン探偵か...続きを読む
  • おしどり探偵
    タペンス&トミーが活躍します。
    特に、タペンスは、とても溌剌として、前向きで、困難に立ち向かう姿がすばらしい。
    アガサクリスティがこうなりたかったという性格の女性を描いているようだ。

    都市をとってからの2人もすごいが、若い時代もすごい。

    もっとたくさん2人の物語があるとうれしかった。
    ...続きを読む
  • おしどり探偵
    トミーとタペンスが初々しい。
    いろんな探偵もののパロディを面白おかしく短編にまとめる。
    クリスティーどんだけ芸風広いんですか。
    は~楽しかった、と思える一冊。
    (トミーとタペンスはドラマ化もされてたんですね。
    ドタバタ風味で面白そうでした。こちらブルームーン探偵社っぽかった)
  • おしどり探偵
    トミーとタッペンス2作目
    アタシが持ってるのは創元文庫で書名も違います
    「二人で探偵を」
    アタシはこっちの表題のほうが好きですが・・・
    秘密機関で登場した二人が結婚してトミーがブラント氏として探偵事務所を開きます。(もちろん成りすましてってことですが(笑))
    二人は探偵のノウハウを求めて古今東西の名...続きを読む
  • おしどり探偵
    トミー&タペンスが活躍するシリーズ第2弾です。
    短編集ですが、「ビック4」と同じ感じで、大きな流れはあります。なるほど、こういう短編にヒキを増やして書いたのが「ビック4」だったわけだと理解できました。

    読んでみて、わたし、やっはりこの2人、大好きです。
    もう、むゃくちゃ生き生きしています!!
    短編...続きを読む
  • おしどり探偵
    トミーとタペンスのコンビがいろんな探偵の物真似をしつつ事件を解決してしまう短編集。これを読んで、思わず「隅の老人」を買ってしまった。(元を知らなくてもじゅうぶん面白いです)
  • おしどり探偵
    クリスティの作品でも特に好きな本作は、好奇心旺盛な若夫婦が素人ながら探偵事務所を開いて"探偵ごっこ"を楽しむ姿がとても楽しい。ウィットに富んだ掛け合いも大好き。同タイトルでドラマ化もされていて、これがまた素晴らしい出来栄え!
  • おしどり探偵

    面白かった

    短編集で、隙間時間に読み進めるのにちょうどいいと思います。
    鮮やかな推理とは言えないケースもあるけれど
    かえってそれが良いところだと思います。
    慎重な男と言いながら
    結構危ない橋をわたってるぞトミー。
  • おしどり探偵
    2人が可愛い。
    新訳だそうだけど、ところどころ変な表現があった。だめじゃん。
    昔読んだ時も感じたけど、古さがないな〜
    面白かった‼︎
  • おしどり探偵
    トミー&タペンスシリーズ、第2作目。
    短篇集。

    ふたりの何気ない一言がひらめきを生み出し、事件を解決していく。
    “探偵ごっこ”。
    様々な文学上の有名探偵を模倣してみたりしているので、海外のミステリ好きはそういう面でも楽しめるかも。
    勿論、ずーっと仲良くああだこうだ言って終わりの物語ばかりではなく、...続きを読む
  • おしどり探偵
    トミーとタペンスが魅力的で、とても楽しめた。
    おふざけ話も本格推理もいけるなんて、アガサ・クリスティー恐るべし。
  • おしどり探偵
    前作「秘密機関」で結婚したトミー&タペンスが短編で登場。
    独自の探偵方法はないものの、たくさんの探偵小説を読破していることから本の中の探偵達を模倣することで様々な事件を解決する。

    …と、あらすじ的なものはこんな感じになるが、とにかく2人(+忠実なるアルバート)の掛け合いがおもしろい。
    クリスティの...続きを読む
  • おしどり探偵
    アガサクリスティは良い~。短編ばかりだから気軽にサクサク読めて、読みごたえもあり、この間見たのとは偉い差だわ…あんまり、本屋推薦とかに踊らされないようにしよう~。ともあれ、これはさすが。夫婦のコミカルな掛け合いや、その時代の雰囲気等、すべて楽しかった♪
  • おしどり探偵
    冒険心があふれる元気一杯な女性と、普段は紳士だけどやるときゃやる男性という組み合わせは、安定感があって、読んでいて楽しい。パートナーシップによって結ばれているトミーとタペンスだけど、この作品では随所でラブラブな感じが伝わってきます。
  • おしどり探偵
    クリスティによるミステリ界のパロディ小説。
    若き日のトミーとタペンスがいろんな探偵と助手になりきって冒険する話。
    クイーンみたいに、クリスティはアンソロジー編集とかやらなかったのかなぁ。