田村和紀夫のレビュー一覧
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それはむかーしのことですが、私が高校生だった頃、一向に成績のよくならなかった教科の一つ数学の授業の時、先生がこんなことを言いました。
「日本では、高校の主要教科は理系文系と分かれていて数学は理系の教科だと言われているが、ヨーロッパなどでは、数学はほぼ哲学の隣あたりに位置している」云々……。
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そもそものところ,音楽とは何物なのだろうか。本書は,7つのキーワード(魔法,システム,表現,リズム,旋律,ハーモニー,コミュニケーション)をもとに,音楽学のみならず多様な視点から音楽を語る。音楽についてあまり知らない人でも,自分の気になる音楽について考えながら読むだけでも面白いと思う。
メモ
・音...続きを読むPosted by ブクログ -
楽しかった。ものすごーく楽しかった。
専門でもないし、演奏する趣味とか持ってないので、この本の内容を何かに直接役立てられることはないんだろうな。
そでも、喉越しのいい上質の蕎麦をちゅるんちゅるんすするような爽快感をもって読むことができて、私は幸せです。Posted by ブクログ -
音楽の本質について、七つの視点に沿って著者自身の考えが展開されている本です。
本書の冒頭で著者は、音楽の起源をさぐる方法には「考古学的方法」「文化人類学的方法」「現象学的方法」の三つがあると述べています。これにつづいて、「音楽は魔法である」にはじまり、「システム」「表現」「リズム」「旋律」「ハーモ...続きを読むPosted by ブクログ -
その起源から鑑みることで、音楽とは何か、ということを考える。
考古学的手法、文化人類学的手法、現象学的手法の3つの手法で。
原始時代から、魔法、システム、表現、リズム、旋律、ハーモニー、コミュニケーションという切り口で。
ところどころ譜面の分析なんかも交えつつ、音楽とどうかかわってきたか、考えられ...続きを読むPosted by ブクログ -
演習の発表のために読んだ本。
音楽とは何かについて、とても詳しく書かれていたと思う。音楽には感情の喚起力があって、普段は言葉によって認知してる事が多くても、やはりそれを超えた力を持つ場面も多くある。
音楽はすごいと論理的に教えてくれた本だった。Posted by ブクログ