戸神重明のレビュー一覧

  • いきもの怪談 呪鳴

    たとえ人間じゃなくても

    生きとし生けるもの、全てに魂があり、念がある。飼い主を守ると言うプラスに働けば良いが、人間に取り憑き滅ぼそうとしたら!言葉が通じない分、理不尽な目に遭うのは怖い。たかが小動物と侮るなかれ。人間と変わらぬ悪意を秘めている。
  • ホラーコミックレザレクション 1巻

    お値段は高いが高品質

    作家さん一人一人がそれぞれ自分が1番面白いと思う話を描いてみましたという感じで、個々の作品の質はやたら高いです。漫画のボリュームもありますしイラストも多いですしこれでこのお値段なら2巻も読みたいですね、本来ならレビュー読む人の為に不満点も述べるのですが、これに関してはちょっと不満点が出てこないです。
  • いきもの怪談 呪鳴
    短い怖い・不思議なお話がつまっています。動物好きな方にオススメかな。
    ただし、基本的に死んでいたり、ちょっと怖い存在として登場します。
  • いきもの怪談 呪鳴
    人じゃない生き物を扱っている実話怪談。
    生き物も魂があるなら霊魂になっても、おかしくないとは思うし、実際犬とか猫はありそうだと思う。
    『樹海踏破プラン』『ヒヒヒ鳥』『午後の漂流』『名前を呼ぶモノ』『白い犬の夢』『死んでしまった動物たち』『犬を写すと、』『ばらきさんには近づくな』が心惹かれました。
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  • 恐怖箱 深怪
    虫に纏わる怪談がこんなに沢山あるんだと驚いた。山とか森とか大雑把な括りの話の一部として語られる事が多いと思うので、虫に焦点を当てたのは、面白いと思った。虫は苦手だけど(特にタガメの話はキツかった)、楽しめる作品だった。ただ1つ、雨の登校班のその後が気になって仕方がない。
  • 怪談標本箱 死霊ノ土地
    数冊目の竹書房の怪談文庫。民間人から採取した実話怪談なので、おどろおどろしいという話はほとんどない。系統としては「死を知らせるモノ」と「死へと誘うモノ」「この世のならざる存在」「人の念」の4つに別れるようだ。「ブラックピラミッド」「軽井沢で死のう」は死へと誘っているし、「大鴉」「仮面の女神」「来訪者...続きを読む
  • 恐怖箱 深怪
    先日読んだ恐怖箱シリーズの別の作者のもの。序章にて虫の話に触れているためか、虫が関わる話が多い。 怖いというよりは不可解で不気味な話だった。 虫の知識がないのでよく分からない話しが多かったのも事実です。これは私の知識不足。