ジェームズ・J・ヘックマンのレビュー一覧
-
色々な育児書で引用されている本書。
やっと読んでみた。
翻訳された文章のため、少し分かりにくい。
最後に日本人の経済学者による解説があり、そちらは身近な日本の社会問題と関連させて書かれているので入ってきやすい。Posted by ブクログ -
教育を経済学の観点から考えたことが全くなかったので、教育を利益を生み出すものして捉える視点が面白い。幼児教育への介入が重要であり、非認知能力を伸ばすことの重要性も分かった。じゃあどうすればよいんだ?←考えてみよう!Posted by ブクログ
-
面白かった!幼少期の教育プログラムに財源を割くことは、幼い頃の貧困を後から矯正しようとするプログラムに投資するよりも効果が得られるとする主張。反論にもきっちりページが割かれていて、勉強になった。ヘックマンは母親による子育ての質ばかり注目しているのは奇妙という反論は面白かった。Posted by ブクログ
-
就学前の教育が、忍耐力や協調性、頑張る力などの非認知能力を高める。ゆえに社会課題である子どもや社会的貧困を解決する一助となると主張する。
著者の主張への反論、またそれに対する反論も書かれている。著者の主張だけに偏らず、多様な意見を見ることができるのも好感が持てる。Posted by ブクログ -
期待していただけに、がっかり感がある。
幼児教育の重要性や非認知スキルの重要性はわかったがでは、どういった方法でというところが弱い。
幼児教育の必要性が訴えられているのも、この考えに起因することが多いだろう。Posted by ブクログ