高貫布士のレビュー一覧
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日本政府が(米政府もかませて)退役護衛艦を中国と南沙で対峙しているASEANに『貸与』して・・・という話なのだが読み切りでは無くて次巻に続くで終わっていたのは意外だった。あと、前提として尖閣で日中が衝突した前提になっているのだが、それはどの本だ?(そして、高貫氏の現代物なので、情勢分析からありえる/...続きを読むPosted by ブクログ
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最後は攻殻機動隊になってたw(友情出演:ドクター伊東)
意外だったのは、習近平が南部戦域軍区幹部粛正のために南海艦隊の敗北を望んでいたという点か。Posted by ブクログ -
中国に対抗するためASEAN諸国を援助するという設定はありだよなぁと思わせる。
まぁ、日本の軍事援助の方法がかなり裏ワザ的なので少し考えてしまうが面白いからいいかなと。
あとがきに生死の境を彷徨ったと書いてあって驚いた。好きな作家の一人なので今後も元気でいて欲しいなPosted by ブクログ -
上海特務上がりの艦隊将校で、上海租界の紅幇幹部、青幇暗殺者として擬装身分を持つ山口羅門少佐が哨戒艇(旧2等駆逐艦)艇長として活躍。
作者の作品群のあちこちに名(迷)脇役として現れる駆逐艦艦長がついに主役になってしまった。
特務機関員時代にあちこちの有力政治家や高級官僚に貸しを作り、海軍にも誰にも...続きを読むPosted by ブクログ -
参謀総長に前田利為公爵、軍令部総長に山本五十六。
東条英機首相を抑え込める政治環境で日中間で休戦成立。
日ソ間の紛争を有利に進める状況がこの巻。
しかも対ソといことで、バチカンと英独が日本寄り。
この状況で次巻から対米戦が始まるわけで非常に楽しみ。Posted by ブクログ -
日米の終戦のきっかけはなかなか良かったのだが、やはり出来事の羅列といった感じが拭えなかった。良く言えば記録映像のような作品とも言えるが、臨場感にかけていて報告書を読んでいるような気分になった。また兵器のスペックの説明がだらだらと続いているのも良くない。シリーズ全体を通して淡々としすぎている。特に本...続きを読むPosted by ブクログ
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第1巻に続き戦闘描写はほとんどなく、兵器開発の系譜が中心となっている。ただ、米国アジア艦隊をいかにして殲滅するか、そのためには航空部隊、水雷戦隊による反復攻撃をいかにして成り立たせるかという点に腐心している聯合艦隊の苦心の様子は伝わってくる。どうもこのシリーズは戦場ではなく戦略の側を描こうとしてい...続きを読むPosted by ブクログ
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あちらの国の政治家はほぼ実名
こちらの国の政治屋(!)も容易に想像できる名前で
妙なリアル感があって面白かったですね
ただ、個人的には政治家のやり取りの場面
特に中国の政治指導者の部分が
長いなぁ・・・って思いながら読んでいたんですよね
(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
なので、三ツ星。Posted by ブクログ -
上巻に続いて、同じ評価。
近未来の兵器としてF35とかが
航空自衛隊に配備されているものとしては
楽しめましたけど、巻数の関係からか
あっさり終わったな・・・という印象。
長く続けていくのであれば、また違ったかな・・・
(⌒^⌒)b うんPosted by ブクログ -
最近ポツポツと増えてきた対ソ物。東条英機が御輿に過ぎず、山本五十六、石原莞爾らが政治的手腕を発揮して対米開戦の回避に努めつつ現在の脅威となっているソ連にいかに対抗するかを描いている。そして御上やバチカン、ユダヤ教なども登場し、バチカンがナチス、ファシストとも手を結びソ連包囲網を構築するために動いて...続きを読むPosted by ブクログ