村山美雪のレビュー一覧

  • 新しい時代への歌
    解説込みで600ページちょいあるんだけど面白くて一気に読んでしまった!
    不運にも現実とリンクするような世界観で読んでて頭がぐらぐらしたが、現実に重なるからこそ今絶対に必要な物語だった。
    ルースの言葉が真っ直ぐで格好良くて私はこの言葉を待っていたんだなあと涙ながらに読んでいた。

    感染症とテロによって...続きを読む
  • メイドの秘密とホテルの死体
    人が話す言葉のウラを理解できない、ホテルの清掃係(メイド)が主人公。祖母を亡くし、ひとりぼっちの彼女は、言動も周りに理解されず、思いこみも手伝って危なっかしい。でも一人称で語られる彼女にも、読み手からすればどこか信じきれないところもあり不安にさせる。最終的にはハッピーエンドかもしれないが、それも彼女...続きを読む
  • ブリジャートン家1 恋のたくらみは公爵と
    ドラマの方は3話で脱落してしまった。原作を読んでからドラマを観るべきだったな。
    でも、原作の方がダフネは気取ってないし、三兄弟は面白いし、お母さんは個性的だし...で読んでいてジェイン・オースティンの小説を読んでいるみたいだった!!
  • メイドの秘密とホテルの死体
    とても面白くてどんどん読み進めることができた。前半はモーリーの個性的な性格に魅了されつつもその危うさを不安に思いながら読み進め、後半はモーリーが成長して行く姿が素敵だった!要所要所で出てくるおばあちゃんの言葉が素敵だった!
  • ブリジャートン家1 恋のたくらみは公爵と
    これは、ドラマから見た作品です。もともと、海外ミステリーが好きですが、ドラマが面白かったので読もうと思いました。本もさくさくと読めて良かったです。
  • ブリジャートン家1 恋のたくらみは公爵と
    先にNetflixのドラマで見てしまっていたので登場人物のイメージが固まってしまっていたけれど、それでも細かく書かれたそれぞれのシーンで、主にサイモンの側からの描写にドキドキされられた。女性目線だとキュンとするけど、男性目線だとドキドキするのね。初体験でしたw
    ドラマとは違って王妃様やエロイーズ、フ...続きを読む
  • メイドの秘密とホテルの死体
    202209/期待以上に楽しませてもらった!序盤はモーリーの周囲の心無い言動がつらかったけど、モーリーのしたたかさ含め色々な面も描かれていて人物像に奥行が感じられたのもとてもよかった。
  • ブリジャートン家6 青い瞳にひそやかに恋を
    【覚書 子沢山なので】

    Bridgertons

    Edmund 1764-1803
    Violet 1766-

    Francesca 1797- / father33 mother31 /
    John Stirling, 8th Earl of Kilmartin 1792-1820
    Michael...続きを読む
  • 血の葬送曲
     「1951年、レニングラード」「線路に並べられた5つの死体」という帯の言葉が眼を引く。大戦後、スターリン支配下の共産国家の恐怖政治下の警察小説ということで、かなりの変わり玉だと思いつつ読んだのだが、期待通りの突然変異的な作品。どこにもないこの個性的作品に出会えたことはまさに収穫だった。

     物語に...続きを読む
  • ブリジャートン家1 恋のたくらみは公爵と

    家族愛

    自然に笑顔になったり、心配になったり、いつの間にかストーリーに入りこんでしまいました。
    公爵の歪んだ心を満たしていくダフネの愛情がブリジャートン家の家族の愛に包まれているからで、3人の兄たちと母の愛の行動を読むのを読むのが楽しみでした。
    深刻な場面の主人公2人の会話のウィット感は最高です。
  • 血の葬送曲
    小説から歴史に興味を持つことはよくあるし、それが無いとこういう作品をよむのはしんどいかもしれない

    ストーリーやサスペンスの内容は面白いが、和訳の情景描写が入って来づらかった事だけが星を一つ減らした要因です



  • 血の葬送曲
    1951年、スターリンの恐怖政治のレニングラードが舞台。秘密警察によって警官も逮捕されるようななかで殺人事件の捜査。粛清に怯えつつ事件を追うロッセル。何かを話すことすら憚れるような空気で捜査も進展しない。暴力と権力によって支配されている国の怖さが物語にずっと流れている。ロッセルの過去と事件とのつなが...続きを読む
  • ブリジャートン家3 もう一度だけ円舞曲を
    ブリジャードン家 次男 ベネディクトと伯爵の庶子 ソフィの物語です。

    童話のシンデレラをモチーフにしていますが、魔女のような継母の執拗なイジメがだんだんエスカレートし、童話のように簡単にはハッピーエンドを迎えそうもない。

    後半は、これからどうなるのだろうとハラハラドキドキで目が離せず一気...続きを読む
  • ブリジャートン家1 恋のたくらみは公爵と

    ドラマから…

    Netflixのドラマを観て、原作を読みたくなりました。ドラマを観ているので、時代背景やダフネの家族構成などを描くのが容易くスピード感を持って読むことが出来ました。
  • レディ・オリヴィアの秘密の恋
    美貌の伯爵令嬢オリヴィアの隣家に引っ越して来た陸軍省に勤める準男爵ハリーには婚約者殺しの噂がある。興味が湧いたオリヴィアが窓越しに観察を始める。そこへ現れた恋のライバルは、反逆の疑いがあるロシアの皇子。ちょっと意地の悪いハリーの言葉と堂々やり合うオリヴィアや、ハリーと皇子の火花バチバチの会話が面白い...続きを読む
  • レディ・オリヴィアの秘密の恋

    我慢して読み進めましょう

    はじめは、この作者らしからぬ駄作のようなストーリー展開。途中で読むのをやめようかと思うくらいでした。登場人物もあまり魅力的ではなく。でも、大使館のパーティーの場面辺りから、ぐっとジュリアらしい面白さが。我慢して読み進める価値はあります!
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇
     時は2010年代。トランスジェンダー、性自認が肉体の性と異なる感覚を抱いていると主張する人が、特に欧米の、未成年の少女の間で急増していることがわかった。理解が広まった結果なのであれば喜ばしいことだが、調査を始めると、全く別の、社会全体に関わる重大な問題が顕になってきた――。
     少女たちが自ら望む ...続きを読む
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇
    ジェンダーについて関心があったのと、話題になったので読んでみた。
    今アメリカで起こっていることを全く知らなかったため驚いたし、怖くなった。この本が出版取りやめになったままだったら、知ることがなかっただろう。日本だって他人事じゃない話。正直読んだとて、難しいことはわからないままだが、読んでよかった。
  • 血の葬送曲
    「線路に5人の死体」のインパクトが大きくて手に取った作品。
    歴史や音楽の教養があれば、100%楽しめたのかもと思う。知らない言葉や人物がたくさんでそのあたりは流して読んでしまったけれど、そこもこの作品の味なんだろうなぁ。

    元バイオリニストの警察官って…わくわくするw
    終盤は疾走感があるから映像化し...続きを読む
  • メイドの秘密とホテルの死体
    興味本位で読んでみたけどがっつり女性の味方で嬉しかった。
    途中、いや終盤、いや全編かな?ややメロドラマ展開なところがあり、そこには閉口した。あと伏線がいくつかあったけれど、ハッキリ書かれてないかったこともあり、忘れてしまって回収されたのか微妙なまま・・・。