牧村朝子のレビュー一覧

  • ゲイカップルに萌えたら迷惑ですか? ──聞きたい!けど聞けない!LGBTsのこと──
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    牧村朝子
    タレント、文筆家。株式会社オフィス彩所属。2010年度ミス日本ファイナリスト。


    同性愛者=異性嫌い」っていう誤解がまだまだあるのかもね。私も「女が好き」なだけであって、別に「男が嫌い」ってわけじゃないです。

    世の中には、ゲイとして「ヤング・ゲイ・アメリカ」って雑誌を立ち上げ...続きを読む
  • 同居人の美少女がレズビアンだった件。
    すごく自然にレズビアンのことが書かれていてよかった。人を好きになるのは自然なこと、好きにならないのも自然なこと。良き本。
  • ゲイカップルに萌えたら迷惑ですか? ──聞きたい!けど聞けない!LGBTsのこと──
    対話形式でLGBTsについてのQ&Aに回答する形になっていて、身近に感じられ、大変わかりやすく書かれています。読んでいて「あくまで一個人として誠実につきあうこと」「LGBTsに対して、というのではなく、集団全体に対して配慮すること」が重要だな、ということを改めて認識できた気がします。

    歴史がマンガ...続きを読む
  • 同居人の美少女がレズビアンだった件。
     「百合のリアル」を読んでから読むか、これを読んでから「百合のリアル」を読むべきか悩む。たぶん「百合のリアル」を読んで、これを読み、再度「百合のリアル」を読むとより一層面白いのではないか。

     牧村朝子さんというレズビアンを公言している方が「百合のリアル」という本を書いた。それはレズビアンという枠で...続きを読む
  • 同居人の美少女がレズビアンだった件。
    『百合のリアル』がおもしろかったので、著者の牧村朝子さんがメインで出る漫画ときいて。……と思ったら、漫画の作者さんがまさしく『百合のリアル』の企画や作画をやっていた方だったんですね。なるほど。このコンビはなかなかいい相性です。
    漫画は決して重くなく面白い。35人の大所帯シェアハウスの同居人(且つ、特...続きを読む
  • 同居人の美少女がレズビアンだった件。

    素晴らしい本

    なるべく公平に物事を見ようとする著者の姿勢が素晴らしい。読んでいて違和感ない。
  • ユリイカ 2014年12月号 特集=百合文化の現在
    たかが「ゆり」されど「ゆり」。奥が深いな~。面白いな~。これまで知ることのなかった「ゆり」小説の数々を知ることが出来た。
  • 同居人の美少女がレズビアンだった件。
    「だった」は意図的な過去形なんですね。

    「言葉は世界を切り分けてしまう」「そこには必ずはみ出るものが出る」。ケーキのたとえは本やその他のメディアに変換すると、切り分けなければ人に伝えられないということなのでしょうか。

    自分もそのジレンマを感じることがよくあって、どうしたら「うまく」切ることが出来...続きを読む
  • ふつうにふつうのふりしたあとで、「普通」をめぐる35の対話
    牧村さんを存じ上げないまま、たまたま手に取った本でした。「そのままのあなたでいいのですよ…なんて、私は書きません。」というの、厳しいなとおもったけど、読み終わった今はいままで見てきたなかで一番優しい人生相談かも、と思いました。
    なぜ自分をふつうではないと思ってしまったのか、そもそもふつうとはどのよう...続きを読む
  • 同居人の美少女がレズビアンだった件。
    牧村朝子さんのことを知って、その美しさに惹かれて、彼女のことをもっと知りたいとこの本を買いました。
    ありのままの恋を応援するって、いい言葉ですね。

    作者の小池みきさんのTwitterもおもしろい。
  • 同居人の美少女がレズビアンだった件。
    思い悩むのは誰しもだけど、行動に移せてしまえるのはすごいなーと思いました。行動に起こせないからこそ、それもまた悩むのです。
  • 同居人の美少女がレズビアンだった件。
    絵柄が可愛い。読みやすい。面白い!。
    レズビアンをもっと自然体で見ることができそう。どうしても色眼鏡でみてしまうその色眼鏡が少し薄まったと思う。
  • 同居人の美少女がレズビアンだった件。
    タイトルからして刺激的と思われるかもしれませんが、ポップな感じで書かれている本です。シェアハウスで出会った作者と監修のタレント牧村朝子さんの話です。

    自分が気になったのは、牧村さんと森ガさんの二人よりも、漫画を描いた小池みきさんの考え方でした。

    タイトルからしてセクシャルマイノリティについて扱っ...続きを読む
  • ユリイカ 2014年12月号 特集=百合文化の現在
    百合について、時に文学史的に、時にクィア理論的に、或いはもっと娯楽的に、と様々な観点から語られる。本文も数多のポップカルチャーを絡めて書かれており、百合入門(?)のためのメディアガイドもついていたため、気楽に読めた。百合とされるアニメについて理論的に分析した文も多いので、考察厨も楽しめると思う。
    ...続きを読む
  • ユリイカ 2014年12月号 特集=百合文化の現在
     今日、女性同士の親密な絆を示す言葉として「百合」というキーワードがある程度の市民権を得ている。
     また、いわゆるLGBTの事柄についても、良かれ悪かれ話題になりつつある。

     しかしながら、否、だからこそ、改めて百合とは何なのか?ということを、あるいは、文芸作品が人と人との絆(もちろん、そこには百...続きを読む
  • 同居人の美少女がレズビアンだった件。
    この中に出てくる「美少女」、どこかで見たことがある名前だと思ったら、最近ニュースサイトで見かけたことがあったのだった。
    書籍の編集者さんも、自分が注目していた方だったので何か円でもあるのかなと感じながら読んだ。

    異性愛とか同性愛とか、そういう部分に着目するのではなく、「その人」が何を考えて、どう生...続きを読む
  • ことばの向こうに旅をして
    「人生、トラブルが素敵な偶然に繋がることはいくらでもある。

    学生時代、中国の天津に行ったとき、まさにその言葉のような出来事が身に降ってきたことがありました。

    友達が道でコンタクトを落とし、必死に探しているときに、探すのを手伝ってくれた女性が偶然、日本語を勉強している方で、意気投合。お宅にお邪魔す...続きを読む
  • ふつうにふつうのふりしたあとで、「普通」をめぐる35の対話
    人を好きになる普通ことで幸せだけど辛くもある。
    同性愛の恋愛で『愛しかあげられない』って言葉があった。愛するっていいことなのに、世間が認める幸せはあげられないと。
    2人がいいならそれが一番なのに
  • ゲイカップルに萌えたら迷惑ですか? ──聞きたい!けど聞けない!LGBTsのこと──
     バランスをとることは本当にむつかしいのだなぁと思った。
     LGBTsという言葉に至るまでの歴史やそれに関わるさまざな言葉がきちんと説明されているのだが、情報量が多い。
     また、序盤は軽い読み物に見えるので、なおさらその情報量に驚いてしまう。
  • 同居人の美少女がレズビアンだった件。
    妻が購入してリビングにおいてあったものを呼んでみた。エッセー風の漫画で1時間もかからずにさらっと読める。

    タイトルは2チャンネル風だが、内容はオドロオドロしいものではなく、淡々と同性を好きな女性がパートナーと出会い、フランスで結婚生活をするまでを描いている。
    人によっては敬遠しそうなネタもさらっと...続きを読む