鈴村尚久のレビュー一覧
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トヨタ生産方式というと、よく「在庫を持たない」と曲解されることがあります。
長年トヨタ生産方式の指導に携わってきたコンサルタントが、本書の中でその真髄を披露してくれます。
欠品による機会損失や在庫過多に悩む会社は多いと思いますが、そのメカニズムを解析して課題の本質に迫って構造改革していくことがトヨ...続きを読むPosted by ブクログ -
強い現場があるにも関わらず、その足を引っ張っているホワイトカラーの人々という構図は、製造業のみならず、サービス業にも十分適用可能な内容でした。
これまで意識的に表舞台には出てこなかったとされる著者(鈴村尚久さん)ですが、昨今、自称トヨタ方式の伝道師と称するインチキコンサルタントが幅を利かせていること...続きを読むPosted by ブクログ -
富士通の和Dさんが勧めていたので読みました。
これまでもTPS(トヨタ生産方式:Toyota Production System)の本は大野さんの原点を含め、何冊も読んできました。
でも、どうにも納得がいかなかったのですが、この本を読んで、納得しました。ああ、そういうことだよなと。
特にカンバ...続きを読むPosted by ブクログ -
著書は、トヨタ社内で実際に生産方式の指導をしてきたという鈴村尚久氏(1976トヨタ入社→経理、購買、生産調査部等→1999エフ・ビー・エム研究所設立で独立)。鈴村尚久氏の父である鈴村喜久男氏は、トヨタ生産方式の生みの親とされる大野社長の片腕だったらしい方。
感想。
面白かった。世の中に広まっている...続きを読むPosted by ブクログ -
トヨタ生産方式の基礎がよく理解できました。
一番興味を惹かれた部分は、社内組織間のコンフリクトの部分です。
大変共感できる内容でした。
何事も、精緻な分析と必用なPDCAの繰り返しが大事だとあらためて再認識しました。Posted by ブクログ -
表題の逆襲って本書の内容と関係なく、意味不明である。本書は、トヨタ生産方式と言われている方法が、単に製造現場や生産工場にのみ適用されるものではなく、企画や調達、営業、販売などあらゆる職種にわたって取り組むべき課題であると指摘している本である。
したがって、トヨタ生産方式が変わったわけでもなく、新...続きを読むPosted by ブクログ -
筆者自らの経験論に基づく内容で説得力があり、また平易な言葉なので分かり易い。商品価値を上げることが主流の考え方の中で短納期こそ最大の顧客志向という原点回帰的な内容は有りかも。Posted by ブクログ