高乗正行のレビュー一覧

  • ビジネス教養としての半導体

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    1980年代からパソコンを触ってきて、ICについてはそれなりの知識を持ってきたつもりでしたが、本書を読んで、あいまいだったり感覚的に捉えたりしてきた言葉が明確になったように思います。
    最近の動向についても、それなりに知識を得ることができました。
    あと、前提知識が多少あったからかもしれませんが、読みやすい文章・構成になっていると思いました。

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    2024年02月10日
  • ビジネス教養としての半導体

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    半導体の今までの動向とこれからについて、また、世界情勢について書かれていた。

    半導体産業が垂直産業から水平産業に切り替わっていったことにより日本が衰退してしまった事に関する内容もあった。非常に論理立っていてわかりやすかった。

    ただ内容として"日本はまだ半導体産業において明るい"という事を頑なに伝えたいという意志が伝わってくるというか、どうしてもそう結論付けたいような気持ちが伝わってきて、少しだけ違和感を感じた。この本を通して実際に自分の目で半導体産業の動向を見て評価していく必要があると思った。

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    2023年11月29日
  • ビジネス教養としての半導体

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    ふわっとした知識したかなった半導体のを知ることができる一冊です。 技術の細かなところは半分以下の理解度でしたが、グローバルで成長を遂げた産業だから日本が遅れたというのも納得です。これは半導体産業だけの問題ではないですね。良本です!

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    2023年11月04日
  • ビジネス教養としての半導体

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    「世界的な半導体不足」
    この言葉を使う人は多くても、その背景、意味を理解している人は多くない事実に対して、業界の今を紐解きながら核心へと導いてくれる。分かりやすい内容で、的確!
    全く半導体を知らない人でも、半導体という言葉を使うのであれば、最低限は理解しておきたい内容で、読み応え良かったです。

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    2022年09月24日
  • ビジネス教養としての半導体

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    かなり長期間に渡ってだらだら読んだのでかなり忘れてしまった、また読み返してもいいかも。半導体の基礎知識から、周辺知識まで得られると同時に今後の展望についても思案できるようなものです。

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    2024年09月01日
  • ビジネス教養としての半導体

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    半導体って、何?というレベルですが勉強になりました!知らなかった、そうだったのか、今はそんな時代なのか、という驚きの連続でした。今、再読中です。

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    2024年03月11日
  • ビジネス教養としての半導体

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    文章が端的で読みやすく、理解しやすかった。
    タイトルの通り、半導体の科学というよりかは半導体ビジネスを解説した内容となっており、ニュースなどを理解するのに役立ちそうであった。

    半導体ビジネスモデルは設計専門のファブレス企業、前工程専門のファウンドリ企業、後工程専門のOSAT、設計から製造販売まで行う垂直統合型(IDM)に大別される

    ファブレス企業はエヌビディア等の米企業、ファウンドリはTSMC等台湾をはじめとしたアジア企業が強い

    日本も半導体製造装置や半導体材料においては高いシェアを誇る

    半導体不足の原因は、製造に時間がかかること(前工程で3ヶ月)、ストックできないこと(大量生産品は需

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    2024年01月05日
  • ビジネス教養としての半導体

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    半導体とは、電気を通す導体と電気を通さない絶縁体の中間的な性質をもつ物質。ゲルマニウムやシリコンがある。ビジネスや経済を語る際に用いられる半導体という言葉は、このような物質そのものを意味しているわけではなく、シリコンなどを材料にして作られたトランジスタのほか、コンデンサ(電気を蓄える電子部品)、抵抗器などをまとめることで機能をもたせた集積回路(IC)、LED(発光ダイオード)やセンサのようなIC以外の機能をもった部品や素子(電気回路の構成要素)を慣例的に半導体と呼んでいる。
    ・半導体は、設計工程で内部の回路を設計し、前工程で半導体の回路そのものを作り上げ、後工程で半導体として使用できる形に組み

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    2023年12月26日
  • ビジネス教養としての半導体

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    半導体について何となくは知っているが、知識を整理したかったため読んでみた。
    半導体といっても、色々と種類があり、製造工程も設計工程、前工程、後工程と分かれている。
    また半導体関連の事業はエヌビディアなどのメーカーだけでなく、半導体の材料メーカーなどもあり、この分野では信越化学工業などの日本企業もまだ存在感を示している。
    また半導体の材料も半導体を作るためのものだけでなく、半導体製造装置向けの材料などもあり、半導体産業は非常に幅広いと感じた。
    今後も新たな発明などが起きた場合には、さらに半導体の需要は高まっていくことも予想でき、今後も半導体産業には注目したいと思った。

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    2023年12月24日
  • ビジネス教養としての半導体

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    半導体とは何か?すらわからなかった自分にとっては入門書になる良書。
    ただ技術的な用語も多く、いまいち頭に入りきらない点もあった。

    日本が過去半導体において世界シェアの半数を占め、それがなぜ今では凋落してしまったのか、世界情勢や半導体ビジネスの経緯からよく理解できた。
    今後技術的な部分も含めて理解を深めていきたい。

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    2023年08月30日
  • ビジネス教養としての半導体

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    半導体に関する基本的な情報や動向がわかりやすくまとめられた本。特に印象的な内容などもなかったが、市場/各社動向から製造工程、サプライチェーンなどポイントが押さえられていたので体系的に理解することができた。

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    2023年08月17日
  • ビジネス教養としての半導体

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    NVIDEAの時価総額が1兆ドルを超え、TSMCが熊本に1兆円規模の工場を作り、日の丸ラピタスが5兆円以上の巨額投資で世界に挑む。いまや生活にもビジネスにも欠かせない半導体。でも半導体を説明しろ、と言われると…。本書は半導体の産業構造や仕組み、製造工程など基礎的な内容がまとまっている。特に素材含めた半導体サプライチェーンについてのコンパクトな説明がわかりやすい。

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    2023年06月26日
  • ビジネス教養としての半導体

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    文字通り半導体に関する本。一連の半導体プロセス並びに各工程に関する概要と、プロセスに関わる材料メーカーや露光機などの装置のメーカーなども書かれている。
    確かに基本的なことを網羅するためには良い一冊だと思う。興味がないと読みづらいのと、半導体に関わったことがある人は復習になるぐらいの感想しかないと思う。

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    2023年04月01日
  • ビジネス教養としての半導体

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    「半導体戦争」という本があまりに面白かったので半導体についてもっと知りたいと思い本書を読んだ。日の丸半導体がまだまだ捨てたもんじゃないと知り安心した。解説だけでなく日本の半導体産業への熱いエールも盛り込まれた良書。頑張れニッポン!

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    2023年04月01日
  • ビジネス教養としての半導体

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    実はイマイチ実態が掴めていなかった半導体と言うモノを分かりやすく説明。

    2030年には1兆ドル規模の市場になると言われるこの業界構造や製造過程など、さわりは理解出来ました。

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    2023年03月26日
  • ビジネス教養としての半導体

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    半導体を商材として扱う立場から、業界を俯瞰してまとめられた本。
    1980年代の輝きは何処、すっかり日本の半導体事業は力を失ってしまった、、、と思っていたけれど、半導体事業の裾野の広さ、製造設備や材料では日本の存在感がまだまだあると知りました。

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    2023年02月13日
  • ビジネス教養としての半導体

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    面白かった。一口に半導体といっても、種類・製造工程毎に細分化されていてプレイヤーも多いので、きちんと基本は勉強しておかないとよく分からない分野だと思う。サプライチェーン上の問題も基本的な部分は記載あってよかった。

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    2023年01月25日
  • ビジネス教養としての半導体

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    ネタバレ

    著者の高乗正行氏は、日商岩井→シリコンバレーでVCの後、チップワンストップという会社を設立して、上場させて、現在は世界最大の半導体ディストリビューターのアロー・エレクトロニクスの100%子会社になっているという方。


    感想。
    半導体に苦手意識があるせいか、「教養としての」というタイトルが、「お前は教養足りてない」と言われている気がして、嫌な感じしたんです。正直あまり期待せずに手に取りました。
    中身の方は、とてもわかりやすく、読んで良かったです。タイトル良くないと思います。
    サプライチェーンの脆弱さ、アプリケーションの方もとても重要あたりが特に学び。


    備忘録。
    ・半導体は他の何物にも変えら

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    2023年01月28日
  • ビジネス教養としての半導体

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    半導体不足の英気を強く受ける業界のため、知識として知っておきたくて講読。
    特にためになった知識としては以下。
    ①半導体が無い、というのはミスリードで正確には、半導体の必要予測を見誤った
    ②半導体製造は大きくわけて3つの会社がある
    1、ファブレス(設計)
    2、ファウンドリ(製造)
    3、OSAT(後工程、組立品格とか)
    4、IDM(全部1社でやる)
    ③日本は半導体製造では弱いが、半導体製造装置のシェアは高い。半導体が巨大なサプライチェーン出できていることを考えると、その影響力は小さくない
    5、半導体はスマホなどをテコに今後も伸びるが、シリコンサイクル出浮き沈みは繰り返す。コロナの反動で生産数を増や

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    2022年12月30日
  • ビジネス教養としての半導体

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    半導体不足って大変なんだー…程度にしか感じていたかった。
    そもそも半導体とは何か、どんな会社があるのか、半導体が経済成長にとってどれほど重要なのか、なぜ世界情勢の変化が半導体の供給に影響するのか、など勉強することができた。
    日経新聞の理解度が深まりそうだ。

    理工系人材が不足しているとのこと。
    30〜40代からでもキャリアチェンジできる仕組みづくりがもっと広まればいいなと思った。

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    2022年12月26日