弐藤水流のレビュー一覧
-
警視庁捜査一課の警部補・祖父江は右手が切断された死体遺棄現場に臨場する。近くの落書きを殺人予告と捉え、捜査を進める警察を嘲笑うかのように、大阪府で同様の殺人事件が発生。今度は頭皮を剥がれていた。右手、頭皮…過去の残虐ないじめに端を発した処刑の歯車は止められるのか!?Posted by ブクログ
-
恋人の復讐のためかつて人を殺めた南條達也は、刑事研修を終え、王子署生活安全課に配属された。中国製ドラッグ『揺頭丸』の黒幕を探る中、内部情報を漏洩している現職警察官の存在が明らかに。だが、その人物は研修で世話になった上司。職務遂行と恩人への想いの狭間で苦しむ南條。一方、自身にも殺人事件の捜査が迫り…。Posted by ブクログ
-
王子警察署生活安全課に勤務する南條達也は、殺されたはずの恋人・真理子が実は生きていたことを知る。だが九年ぶりの再会を果たそうとした瞬間、真理子は南條の目の前で何者かに拉致されてしまう。同じ頃、在日中国大使館の正門にダンプカーが激突。運転席の足もとには、人間の死体が横たえられていた。Posted by ブクログ
-
殺人を犯しながらも、逃げるより復讐するため警察官になった南條。完璧な容貌をなぜか分厚い眼鏡でひた隠しにする財前。正義感も気も強い美人刑事・霧子。陰惨な事件の捜査会議で一堂に会するが、それぞれの過去や思惑が絡み合いもつれていく。南條に疑念を抱く定年間際の刑事・多治見も動き始め…。Posted by ブクログ
-
思っていたよりも軽いノリで読めました。祖父江刑事はカッコ良すぎずダサ過ぎずバランスの良い主人公でした。
刑事仲間たちも個性豊かな人物ばかりで退屈せず、30年前の小学校での事件とその関係者たちの姿が明らかになって行く様にぐんぐん引き込まれます。Posted by ブクログ -
Ⅲまでは良かったが、Ⅳで話を拡げすぎた。
なんとか最終話につなげたが、話を拡げすぎただけにちょっと期待外れ。
ただ、前作まで読んで最終話を購入しない訳にはいかなかった。
Ⅳがでるまでの期待感とⅣを読んでのⅤの期待感はかなり小さくなっていた。
次作を楽しみに待ちます。Posted by ブクログ -
面白かったが、前作までに広げすぎていた風呂敷を一気にたたんでしまった感じがした。特に4までの話は面白くて、次作が出るのを楽しみしていたんだけれども5はちょっと違和感を否めなかった。Posted by ブクログ