つるみ犬丸のレビュー一覧
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シリーズ2作目で最終巻?
今回もメインのエピソードが4つ
・中途半端な知識の偏見があるお客さん
・冴蔵の元カノ登場
・酒蔵の跡取り仲間の苦悩
・近所で開店した日本酒BARの競合店とのあれこれ
そして冴蔵と楓さんのその後
本醸造に偏見を持ってる人って結構な数いるんじゃなかろうか?
もやしもんで...続きを読むPosted by ブクログ -
四季シリーズ2弾
というよりは、最終巻だろうか。
今回は近辺にライバル店ができたり、冴蔵の元カノが現れたりとなかなかの波乱尽くし。
冴蔵と楓さんと常連や二人関わってきた人々との絆が肝心となる熱い展開がよかった。
楓さんとあの人とのやりとりを見て、改めて『冴蔵ちゃん』が愛されているんだなと思ったし、仕...続きを読むPosted by ブクログ -
前作が面白かったので引き続き読んでみる事にしました。
キンモクセイみたいなお店、やだなー。
呑みに行ってまで嫌味っぽいこと聞かされたくない。
だからああいう結果になってスカッとしました。
やっぱり真摯な店がいいし行ってみたいです。
日本酒Bar行ってみたいー!
二人も遠慮し合っていたけれどそう...続きを読むPosted by ブクログ -
四季が子規にかかって、そこからの獺祭そして日本酒の獺祭へと続く話は見事と思いました。
楓さん達の物語の続きを是非とも読みたいと思いました。磨きその先へ…それぞれ乗り越えた楓さんと冴蔵がどんな日本酒と料理で、もてなしてくれるのか楽しみです。実際のレシピに落とし込んだ楓さんの料理レシピと日本酒紹介もグッ...続きを読む -
タイトルに「駅伝」の文字がある。ただそれだけで購入しました。宇宙人、尼子一族、駅伝。全く関係なさそうなこれらがうまく絡み合って、読み進むごとにどんどん引き込まれていく。最後は涙ぐんでしまうほど。鹿介イイぞ。柏原竜二選手の推薦文もとてもいい。Posted by ブクログ
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日本酒と料理のマリアージュを楽しませる日本酒BAR『四季-Shiki-』の話。店主は26歳で未亡人の赤橋楓、店員は21歳で唎酒師の北条冴蔵。楓が料理を作り、冴蔵がそれに合う日本酒を選ぶ。今回は4つの日本酒、千代むすび、十旭日、達磨正宗、獺祭が登場。どれも美味しそうだが、燗あがりするにごり酒に興味津々...続きを読むPosted by ブクログ
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今回はえっとなって、えーっとなって、えーーーーとなって最後はホッとした。
一巻は参考になるおにぎりが多かったけど、二巻の方はさらにパワーアップした美味しそうなおにぎりが!これは真似できないから食べに行きたいなぁ。Posted by ブクログ -
んん〜このシリーズもう終わりなのか…
もうちょっと読んでいたかった…
ミニ焼きおにぎりはいいですよね。
食べやすいし。アレンジもできるし。
家族関係は色々と複雑だったりするかもしれませんが、なにかのきっかけがあるとうまく結ばれるもんですね。
それにしても、こんな感じのおにぎり屋さん近くにあれば...続きを読むPosted by ブクログ -
家出した利酒師の若者が日本酒BARで働き始めるお話
新潟の実家を家出同然で東京にやってきた冴蔵(さくら)
住所不定で働き口がなく空腹で行き倒れていたところ、食事処の店先で出会った店主の赤橋楓に助けられる
夫婦でやっていた日本酒BARも3年前に夫を亡くして以来、料理はできるが酒の知識がないために日替...続きを読むPosted by ブクログ -
続刊を読む前に再読。
最初に読んだ時に、登場する幾つかの日本酒を見つけては呑んで、楽しかったなぁと思い出しました。
その時より少し日本酒に詳しくなって、料理とのマリアージュも大事だなと思うようになって、日本酒はあとがきの「日本酒は食中酒」という筆者の言葉が理解できてきたします。
続刊を読んで、また...続きを読む -
導入部分に都合よすぎ感はあったけれどそれを上回る面白さがあったのでよかったです。
この巻は客との人情話というよりは店員と女将の問題編と解
決編といったところかも。
お酒の類はあまり飲まないのだけれど美味しいと感じるのは日本酒のほうが多いせいか惹かれました。
どのお酒も料理もとても美味しそうでセット...続きを読むPosted by ブクログ -
革職人がタイムスリップして革製品で人々の悩みや人間関係を解決していく話の続編です。
面白かったし革製品(袋物じゃないけど)に関わっていることもあって勉強になりました。
ただ主人公鈍感すぎだしヒロインは相手のことを考えなさすぎじゃない?
ラストは意外でした。
どちらかの世界で生きていくのだと思ってい...続きを読むPosted by ブクログ -
新潟の蔵元の実家から、家出同然で東京に飛び出してきた21歳の青年、北条冴蔵(ほうじょうさくら)。彼が空腹で行き倒れ寸前で出会ったのは、ほんわか眼鏡美人の小料理屋の女店主、赤橋楓。彼女は三年前の夫の死に囚われたままだった。
料理屋になっていた「四季ーShikiー」を日本酒BARとして復活させ、客や、...続きを読むPosted by ブクログ -
条件がそろったのに帰れない。
そんな彼のもとに、今日もまた仕事がやってくる。
連続短編で、人は繋がっていないのですが
縁は繋がって行きます。
読んでいて、こうも考えてくれる人がいれば
それだけで幸せになりそうです。
現代では時間をかければ治る病気。
知らなければ諦めがつくのに、知っている故に
も...続きを読むPosted by ブクログ -
突然謎の地震によって建物ごと大正時代にタイムスリップしてしまった袋物革職人の話です。
てっきり大正時代の職人の物語かと思って買ったからびっくりしました。
でも革の話だけあってその種類や革製品の製造工程が書かれていて面白かったです。
私にとって革製品は高級品で憧れのもの。
それに見合うものだなぁ。
...続きを読むPosted by ブクログ -
突如として、店ごと違い時代へトリップしてしまった。
そして、そこで出会う人達との物語。
連続短編になっていて、最終目的は皮箱を買う事。
最後の落ちは読めませんが、どう考えても
人間関係だけはつなげそうです。
そして主人公…にぶい、にぶすぎる。
いや、見てる分には面白いですけど。
評判が評判を呼ん...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ2作目。
今作も難しい依頼が舞い込んできて、時宗の職人気質も如何なく発揮されている。
最後トントン拍子だけど、清々しい読後感。みんなの幸せを願わずにいられない。
時宗の仕事ぶりをもっと読みたかったけど、これで終わりかな?名残惜しい気もする。Posted by ブクログ