松島直子のレビュー一覧
-
正直手に取りやすい表紙ではないし、
画力も飛び抜けていないかもしれないし、
そして"かわいい子供モノ"って沢山あるのだけど…
この「すみれ」ちゃんのかわいさと言ったら!
一生懸命だれかのことを考えて、自分に正直に生きることは、
とても美しくて、何より大事なことなんじゃないかな。
そんなすみれちゃん...続きを読むPosted by ブクログ -
すみれちゃんの真っ直ぐさが眩しい。「さみしいとか、悲しいって小説家になりたい私への、人生からの贈りものかもって」「みんな私の悲しみを食べて元気になってくれるの」と言うすみれちゃん、すごい。
-
小学校四年生の川畑菫ちゃんは両親が離婚をして現在はお母さんと二人暮らしですが
お友達のみんみちゃんや家庭教師の片桐先生らと
清く正しい日常生活を送っていて、日々楽しそうです。
すみれちゃんはね、とっても良い子なんですよ。
お母さんの誕生日プレゼントを選ぶのも運動会も天体観測も何事にも一生懸命。
何...続きを読むPosted by ブクログ -
すみれちゃんが「可愛い!」「泣ける!」「愛おしい」
この漫画には、スレた子どもとか、大人びた子どもとか、子どもらしくない子どもとか、大人が「ええっ!?」て思うような子どもがいなくて、「そうだよね、この年頃の子はそんな感じだよね」と思える子どもたちばかり。
その中でも、“とってもいい子”のすみれちゃん...続きを読むPosted by ブクログ -
けなげに頑張るすみれちゃんはどこまでいい子なの!そんなにいい子にしなくても大丈夫だよ!
そんな彼女が思わず見せる弱い一面にほろっとくる。Posted by ブクログ -
すみれちゃんが小学生のままで、でもちびっとオトナになったタイミングで、鳴り響いたよファンファーレが!
休刊により連載なくなった経緯は残念だけれど、大大大好きな全5巻。Posted by ブクログ -
すみれちゃん…大人に色々気を遣いすぎ。ほろりと涙が出そうになる。子供って、ホント色々と敏感。でも、こういう思いやりや純粋な思いをいつまでも持ち続けられる大人で居たいな。Posted by ブクログ
-
今巻も柔軟な考えで自分の時間を過ごしていく菫。そんな彼女でも怖いと思ってしまう事がある第3巻。
柔らかく考える。菫の柔軟な考えは子供の視点ながら大人にもしっかり伝わるものです。大人の時間と子どもの時間を足して割る。子供と過ごす時間はそういうメリットもあるのかと教えられました。ただ、その柔らかい...続きを読むPosted by ブクログ -
優しさと大人のどうにもならない微妙な関係性を絶妙なバランスで描いていて、ポジティブに物語は進んでいきます。すみれちゃんの優しさに温かい気持ちになったり泣けたりできる素敵な作品です。Posted by ブクログ
-
ヴィレッジヴァンガードで購入:タイトルに惹かれて購入。ずっと放置してたのだが最近読んだ。短編構成。小学四年生のすみれちゃんが良い子でとてもしっかりしていて、帯通り「この子から目が離せない」。一話目を読んだときは危うく泣きそうになった。Posted by ブクログ
-
オススメされてたので購入。読んでいて、スミレがよく考えて、その考えた答えが小学生らしいんだけどしっかり相手のことを思った上の発言でなかなか心にきますね。
子供にこんな思いさせちゃいけない、あんな考えさせちゃいけないと思う大人たちにとっては、こういう物語が必要なのかなぁと思います。Posted by ブクログ -
日常のこまやかな出来事を描くところ、高野文子にも似た緩やかなタッチだが、突き放した視点はあまりない。ないのだけど、それもふまえたうえでクッションを入れているような気もする。すれた目で見てもきちんと読むことができるのはそのせいだろう。Posted by ブクログ
-
誰が悪いわけでもないし、みんな優しく生きてるだけなのに
なんかうまくいかなくなっちゃうことって、あるよなぁと
切ない気持ちになりました。
大人に気を遣っていたすみれが、お父さんに会えなくて
がまんできず泣くところで思わず涙。
素直でユーモアがあって、自分の意思がはっきりしてて
とっても良い子のすみ...続きを読むPosted by ブクログ -
コミックとはいえ今どき珍しいあまりにもファンタジックな作品である。登場人物は良い人ばかりだし、主人公も小学四年生だったらすでにもっと打算的になっているはず。ところが読み進めるうちにそのファンタジーに引き込まれ、非現実的な世界の虜にされてしまう。時折覗かせる「大人の事情」の差し込み方が効果的だし、映画...続きを読むPosted by ブクログ