小寺信良のレビュー一覧
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小寺 信良氏の渾身の著作。これまでのUstream本とは異なる切り口で、逆説的に著者が長年関わってきたテレビをあぶり出すことになっているのが興味深い。
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生半可な新書では太刀打ち出来ないくらい中身の詰まったUstreamをはじめとする生放送サービスに関する書籍。Ustreamとかの使い方指南書ではなく、その背景や考察が主体ですが、生放送サービスに興味がある人全てにオススメです。Posted by ブクログ
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本格的なネット放送ができる Ustreamの仕組みと今後の可能性についてまとめた本。
仕組みと共に、twitterとの連携、ビジネス変革の可能性、製作のヒントなどもまとめている。出版から丸3年近く経っているが、むしろニコニコ生放送などの方が多くの作品を放送している面もあるが、素人でも放送できると言...続きを読むPosted by ブクログ -
視聴率低下で打ち切りのニュースを聞くと、以下の文の言い分がよくわかる。
ユーストリームのおもしろさは、テレビ放送に匹敵するビューワーも集める放送も、そうでない放送も等価であるということである。大きな放送に押されて小さな放送が切断されることはない。
ユーストリームを利用して行われる放送は、ユーストリ...続きを読むPosted by ブクログ -
ケータイからスマホになりつつある今。
もはや子供にケータイを持たせるか否かというより、どう共存していくかを考えるべきだろう。
インターネットが世界を変えたのだから、私たちもそれに対応しなければならない。子供も同じ。親にも当然責任が発生する。
犯罪がからむから簡単な問題ではないが、本書でも書いて...続きを読むPosted by ブクログ -
須磨学園の制携帯での利用、石川県の規制条例の施行、震災での携帯利用の例を出し、携帯を子どもから遠ざけることは間違いであり、規制よりも先に教育が必要であるのではないかということを示している。Posted by ブクログ
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○これからの報道は、大手メディアの報道と、一般人による身近な報道をすり合わせて、視聴者側が真実を見出すという作業まで含めた行為を指すようになるだろう。ユーストリームの台頭によって、メディアが真実と称して流したものをそのまま鵜呑みにする時代が、死んだのだ。(189p)
★便利な技術が普及すると、これ...続きを読むPosted by ブクログ -
数あるUSTREAM本の中でも、ノウハウ本でなく、TV番組制作側、しかもそのプロフェッショナルによって書かれたものは、本書くらいではないでしょうか。誰もが「今、ここ」を配信できる媒体であることの凄さと危うさを、すでに「放送」してきた経験による視点から、現実的に示しています。USTREAMをはじめとす...続きを読むPosted by ブクログ
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USTREAMを含めたネット上のツールについての理解、今後の発展についての理解のために読んでみた。
テレビで例えるならYouTubeが録画放送、USTREAMは生放送である。
テレビと異なる点は誰でも気軽に生放送ができる。(iPhone程度のカメラからも可能。)
この意味は字句通りではな...続きを読むPosted by ブクログ -
テクニカルライター小寺信良氏のUSTREAMに関する一冊。USTREAM本は既に何冊も出ているが、TV業界に身をおいたこともある方の視点から書かれているため、TVとUSTREAMの違いが明確に整理されており、さまざまな示唆を与えてくれた。
◆本書の構成
・第一章 ユーストリームという世界
・第二章...続きを読むPosted by ブクログ -
ネットによる生放送、電波放送に比べると破格的に安価、超多チャンネル。ツイッターとの相乗効果、インタラクティブ、編集のない生。
視聴者としての使い方ではなく、制作側の視点で書かれているのが良い。Posted by ブクログ -
本書では、TVやラジオなどの放送の世界との違い、ユーストリームが持つ特徴・可能性についてわかりやすく解説してくれている。
特徴としては、
・ソーシャル
・イントラクティブ性(視聴者とのリアルタイムの)
・ローコスト
・コンテンツ重視(テーマや議論、内容等を重視。TVよりもラジオに近いイメージ)
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USTREAMの概要を理解するにも役だったが、ツイッターについての理解にも役だった。
内容の中心はスタジオでの中継方法である。個人が外出先で気軽に訪問地を生中継という使い方についてはカバー範囲外。
著者は長いことテレビ業界にいた方なので、USTREAMがテレビに与える影響についてはかなり実感できる部...続きを読むPosted by ブクログ -
ユーストリームはテレビを殺す?
テレビはなぜ衰退してる?ユーストリームの利点と課題は?メディアは今後どう変わる?
などなど。著者が元テレビマンなのでその視点がおもしろいPosted by ブクログ -
今後、テレビからユーストリーム、はたまたラジオからユーストリームのような
ブロードキャストメディアへ移行するときも近いかも知れませんね。Posted by ブクログ -
世界的にテレビ離れが起こり、それに呼応してかネットでの映像メディアが乱立している。様々な点で問題をはらんでおり、完全にテレビを凌駕するまでには至っていないが、今後この新しいメディアはどうなっていくのだろうか。
テレビに夢中になった期間は、人類数百万年のうちたかだか60年。ちなみに新聞は等の時代から既...続きを読むPosted by ブクログ