●内容
・ビジネス誌ジャーナリストによる、社長インタビュー。
・設楽ビームス社長、堀グロービズ代表、荒井ブックフィールドキャピタル代表など、さまざまな業種、年齢の社長が登場。
・それぞれの学ぶ姿勢、勉強スタイルに迫る。
●コメント
○各社長へのインタビューを通じての総論。アウトプット重視であるこ
...続きを読むとが強調される。勉強=インプットは、求めるアウトプットに応じて行う。
(引用)
・社長の勉強法とは、課題をクリアするためにこなすものではなく、「自分に必要な能力を見極める」ところから始まり、「最も効率的にそれを身につける」方法を編み出すものである。彼らは、自分で決めた目的を果たすために、一日ごとに優先順位を決めて社内外で情報を集め、何度も実践し、調べ、足りない部分をまた補強していくことを繰り返す。
・アウトプット
1、自分の目的、視点をつくる
2、実践し、仕事に役立てる
3、自己育成する
・インプット
A、人の話を聞く
B、本を読む
C、情報を読む
○本との付き合い方。本に限らず周囲から学ぶ姿勢や、感情を無駄に爆発させるくらいならその時間で本でも読め!という割り切りが素敵。
(引用)
◇ビームス社長 設楽洋
・本は読まずに「見る」。経営書や発想を得るための本は目次しか見ない。目次やヘッドラインから、勝手に内容を自分で想像。本当に興味を持った目次やヘッドラインのみ、想像したあとに本文を読み込んで見る。自分ならこう書いただろうと想像したことと、実際の内容を比較する。自分の想像と同じなのか違うのか、違うならどう違っているのか、テストの答え合わせのように確認する。
・アイフォンに、ちょっとだけ気になった言葉でもすべてメモ。TVで誰かが言った言葉、本でちょっと見かけた言葉、飲んでいて隣の人が何となくつぶやた言葉、シチュエーションに関係なく、気になったことば全て。言葉の真意が、たとえ自分が受け取った内容とズレていたとしても構わない。「引っかかる」感じを大事に。かつての賢人の言葉にしろ、10代の若者が言った言葉にしろ、引っかかるのは、自分が現時点で抱える問題意識に対するヒントが、必ずそこにあるからです。
◇パーク・コーポレーション代表 井上英明(フラワーショップ)
・あまり怒らない。「バカヤロー」と思ってイライラしても、起こってしまったことは変えられないし、何かが解決するわけでもない。起こっている間にも自分のロウソクは短くなるのだから、時間の無駄でしかない。怒りに時間を費やすくらいなら、本でも読んだほうがいい。不貞腐れたり、愚痴を言ったり、そんな暇があったら身に付けたいことを学んだほうがいい。