関真興のレビュー一覧
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世界史の画期となった137の出来事について、「何がどうなった」「なぜ起こったか」「それでどうなった」を概ね3ページずつでまとめた軽めの読み物。
割と近現代史に手厚いところが気になり手に取った。
項目ごとにやや出来不出来のばらつきがあり、企画の意図通りに、出来事の遠因や後世への影響について体系的な理...続きを読むPosted by ブクログ -
5.15事件で折から来日中のチャップリンが犬養首相と会見予定で「米帝国主義の手先」と彼も狙われていたが(皮肉なこと)相撲見物を思い立って難をのがれたなど、表紙にカリスマ予備校講師とあるだけに無味乾燥な年表ではなく歴史に興味を抱かせる細部がある。昨年の出版で地震など天災がかなり書いてあるのも予見的だが...続きを読むPosted by ブクログ
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一般的な日本の教育では日本史と世界史は別れており、関連性は殆ど問われない。
本書は結構その点を深く突いている箇所が幾つかあり参考になる。
とはいえ、結局は2ページ構成で同時代の日本史と世界史を併記している所が殆どで、海外の影響が日本に影響し云々はあまりない。対比しているものも100年以上離れるなど強...続きを読むPosted by ブクログ -
千利休(1522-1591) x シェークスピア(1564-1616) 同時代に活躍した日本人と外国人 (P164)
千利休の辞世の句『人生七十 力囲希咄 吾這寶剣 祖佛共殺 堤る我得具足の一太刀 今此時ぞ天に抛』
シェークスピア 『全世界は舞台だ。そして、すべての男も女もその役者にすぎない。...続きを読むPosted by ブクログ